第５１回全日本大学駅伝（２０１９）戦力分析＆区間配置予想　～帝京大学～

島貫　温太、平田　幸四郎、岩佐　壱誠、
吉野　貴大、小森　稜太、田村　丈哉

5千で１３分５３秒、１万で２８分３０秒のベストを持ち、箱根では６区５位で走っているエースの島貫、前回の全日本では８区１４位、出雲では１区９位で走っている平田、前回の全日本では３区７位、出雲に続いてのエントリーとなった岩佐。


今月ハーフで６３分１０秒をマーク、５度目の３大駅伝エントリーとなった吉野、前回の全日本では５区４位、出雲では３区１０位で走っている小森、先月５千で１３分５８秒をマーク、２年時の箱根で８区１１位で走っている田村丈の６人。

星　岳、小野寺　悠、谷村　龍生

ハーフで６２分２０秒のベストを持ち、箱根では１０区区間賞を獲得している星、出雲では５区区間賞を獲得している小野寺、前回の全日本では６区９位、出雲では４区９位で走っている谷村の３人。

遠藤　大地、中村　風馬、橋本　尚斗

前回の全日本では４区３位、出雲では２区９位で走っている遠藤、５千で１３分５７秒のベスト、出雲では６区１３位で走っている中村、５千で１４分３秒のベストを今月マーク、出雲に続いてエントリーを果たした橋本の３人。

新井　大貴

出雲記録会では１４分１３秒のベストをマーク、出雲に続いてのエントリーを果たした新井が唯一のエントリー。

日体大記録会の自己ベストラッシュの時は、出雲で優勝争いに絡むのでは？と期待が膨らみましたが、総合７位と苦しい結果に…出雲にエントリーされなかった島貫、星、田村丈といった実力者がエントリーに加わり、ますます総合力では盤石に思えますね。そんな帝京大学の区間配置予想は以下のとおりです。


小野寺３－遠藤２－岩佐４－島貫４－星３－谷村３－平田４－小森４


持ちタイムを伸ばしてきた選手か、実績のある選手を起用するのかが悩ましいところですよね。その両方が揃っている選手はもちろん、選ばれるのでしょうが…基本的には実績重視で選んでいます。１区は小野寺、出雲の走りは衝撃的でした。他の５人が苦しむ中、１人だけ区間賞ですからね。その走りに期待して１区を任せるのは面白そう。


２区は遠藤、出雲ではらしくない走りでしたが…やはりエース区間を走ってほしい選手ですよね。去年も出雲から全日本では一気に上げてきましたし、遠藤は心配いらなそうかなあ。後半よりは前半に起用される可能性が高そう。３区は岩佐、出雲は外れましたが前回も３区７位で走っていますし、ここは再度任せるのが良いかなあと。主要区間よりは繋ぎ区間で堅実に走って貰えれば。


４区は島貫、出雲は何故か外れましたがエース格の１人ですからね。もちろん主要区間を任される可能性は十分にあると思いつつ、出雲は外れたということもあって、重要度はありつつも主要区間という位置づけでは無いであろう４区が良いかなあと。５区は星、こちらも本来であれば７，８区を任せたい選手なのですが、日体大記録会にはおらず、出雲もエントリー漏れということもあり、いきなりの主要区間よりは比較的負担の少ない５区あたりが良いかなあと。


６区は谷村、前回も６区９位で走っていますし、出雲も走っていることを考えると、全日本も再び走る可能性は高そうかなあ。タイムも伸ばしてきていますし、楽しみな選手。経験している６区が無難かなあと。７区は平田、過去２度は８区を走っているのですが、いずれも区間１４位と奮わないんですよね…３度目の８区も十分あるかなあとは思うのですが、苦戦している区間よりは同じく重要区間で距離も長い７区でどうかなあと。今年度の実績はトップクラスですし、出雲同様に主要区間を走ってほしい選手です。


８区は小森、ハーフの距離に強く、出雲で主要区間を任されていることを考えると、やはり小森に最長区間を任されるのもベストかなあと。前回も全日本で好走、箱根でも９区で好走など勝負レースでも結果を残し続けていますしね。


他にも５千で１３分台をマークした田村丈に出雲６区を任された中村らがいますし、ハーフで好結果を残した吉野など様々な距離で結果を残している選手が揃っているんですよね～正直、１３人のうちどの８人が走ってもおかしくはないんですよね～いい意味で８人を選ぶのが難しいほどです。


理想的なのは、前回のように１区で好位置をつけ、その順位をずっと守り続けていくパターンですかね。さらに、７，８区で長い距離に強い選手たちがその力を発揮してくれれば最高なのですが…選手は十分に揃っていますし、前回の５位をも上回る結果も十分に期待できそうです。出雲からの華麗な立て直し、見せてほしいです！！


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