法政・国士館・順大・東海記録会(2019/09/28,29) 雑感

先週の土日には法政記録会、国士館記録会、順大記録会、東海記録会様々な記録会が行われ、コンディションにも恵まれたこともあり、自己ベストを更新する選手も多かったですね。自己ベストを出した選手を中心に、大学ごとに見ていきます。

東海大学

1500mの関東インカレ1部王者である飯澤が13分53秒で自己ベストを13秒も更新してきました。1500mの走りから5000mでも十分13分台は出せると思っていましたが、早速更新してくるのがすごいですね。そして、この飯澤が出雲メンバーに入れない東海の選手層も恐るべしです。


市村、西川もともに13分55秒で自己ベスト、特に市村はベストを13秒も更新、やや他の学年に比べて目立っていない2年生から楽しみな選手が出てきました。一気に2年生以下から13分台が2人も台頭してきたのは3冠を狙うチームにとっても大きいですね。

東洋大学

関東インカレ1部ハーフで2位表彰台に上がっている宮下が29分20秒の自己ベストをマークしてきました。これまでは高校ベストでもある30分53秒のはずですから、ベストを93秒も更新したことになりますね。関東インカレの走りからすれば、このくらいのタイムは出してもおかしくないですが…長い距離で特に楽しみな選手ですね。

駒澤大学

佃が14分17秒でベストを22秒更新、江口が14分21秒で15秒更新、皆木が14分22秒で18秒更新といずれも15秒以上もベストを更新してきているのが頼もしいですね。夏合宿で練習が出来ているといわれていた選手が揃ってタイムを更新、先週の主力の自己ベストラッシュに続き、中堅どころもいい流れで来ていますね。

法政大学

鎌田が28分53秒とベストを17秒更新し、28分台ランナーに。全日本の2区を任されて以降、成長が止まらずに主力の仲間入りを果たしています。4年生が注目される法政ですが、楽しみな2年生です。エースの青木が28分59秒とベストを31秒も更新していますね。実力にタイムが全く追い付いていない状況でしたので、28分台は何も驚きはなく…むしろ、まだ伸ばせそうです。


むしろ、びっくりなのはルーキーの河田、いきなり29分6秒をマークし、ベストを44秒更新ですね。5千は14分36秒なのですが、1万でこんな走りを見せるとは…ルーキーは扇や内田らが注目されますが、最初に台頭してくるのは河田になるかも…


他にも、清家が29分34秒でベストを50秒も更新、田辺が29分41秒で14秒も更新、人見が30分19秒でベストを12秒更新と多くの選手がタイムを伸ばしてきていますね。3大駅伝に向けて着実に戦力が揃ってきています。

國學院大學

5千では柳田が14分18秒をマークし、持ちタイムでもトップ10に入ってきました。田川も14分23秒でベストを3秒更新しています。1万mでは、藤村が29分28秒でベストを19秒更新、さらにルーキーの中西唯が大学初の1万m?で29分31秒をたたき出してきたのにはびっくり。中西大がすごいことは重々承知していましたが、中西唯も持ちタイムでトップ10に入ることに。ますます、国学院が強くなっていく気が…

順天堂大学

野口が13分48秒とチームトップタイムとなる走り、ベストを12秒も更新してきました。藤曲が13分56秒でベストを8秒更新しチーム3番手、小島が13分57秒でベストを13秒更新し、チーム4番手となりました。これで、13分台は5人ですからね。特に小島の13分台にはびっくりです。橋本も14分1秒のセカンドベストで走れています。


ルーキーも野村が14分7秒でチーム9番手、澤藤も14分9秒で一気にベストを20秒更新と13分台だけではなく、14分1桁でのベストも出てきましたね~14分20秒台では、小畠が14分20秒、西澤が14分24秒、鈴木雄が14分29秒で自己ベストと出雲に向けて5千で好タイム連発ですね。

東京国際大学

ルーキーの丹所が29分30秒でベストを37秒も更新、もう走るたびに自己ベスト更新、勝負レースでも結果を残し続けるというルーキー離れした強さ、今後どれだけタイムを伸ばすのか、結果を残すのか楽しみですね。同じくルーキーの山谷も29分42秒で初の1万mを走っていますし、東国大のルーキー恐るべし。。。

明治大学

国士館記録会でのペース走だったとは思いますが…それでも、手嶋が29分45秒でベストを27秒更新、河村が初の1万を29分46秒と上々の走り、樋口が29分55秒で9秒更新、金橋が29分56秒で17秒更新と29分台でのベストできっちりと走れています。ルーキーの櫛田も30分4秒、漆畑が30分26秒とルーキーもベストを更新しています。

国士舘大学

2年の清水が29分36秒と52秒も更新し、チーム4番手の見事な走り、加藤が29分47秒で24秒更新し6番手、綱島が初の1万mで29分49秒で7番手と3人がトップ10に入る走りで自己ベストと良い走りを見せてくれました。1万mで30分切りの選手も10人そろってきましたし、箱根予選に向けて戦力が整ってきたかなあ。

大東文化大学

ベストにはわずか0.37秒及ばずも29分23秒をマークした片根に、29分35秒でベストを18秒更新した豊田が5番手、29分42秒でベストを38秒も更新した吉井が6番手、29分43秒で31秒更新したルーキーの倉田が7番手と先週の5千でベストラッシュに続き、今週は1万でベスト連発ですね。30分台では、30分4秒を出した蟹江、30分48秒の井田、初の1万を30分53秒で土本が走っています。

山梨学院大学

首藤が14分5秒でベストを一気に19秒も更新、復活を遂げた主将がここでも好調です。新留学生のムルワも14分7秒でセカンドベストかなあ。他にも森山が14分15秒でベストを12秒更新、川口が14分25秒で4秒も更新と主力どころがしっかりと結果を残しています。

上武大学

坂本が29分25秒でチームトップタイムをたたき出したのをはじめ、松倉が29分47秒で5番手、29分48秒で西村が6番手、岩崎が29分50秒で7番手、野上が29分53秒で8番手、武田が29分54秒とトップ10のうち6人が自己ベストを更新し、上武も30分切りを10人揃えてきました。箱根予選に向けてもいい流れですね。30分台でも、30分16秒を出した渡辺、ルーキーの中島、村上がそれぞれ30分27秒、30分30秒で自己ベストを更新しています。

創価大学

島津が29分22秒でチーム4番手に浮上、5千に続いて好タイムをマークしていますね。石津が29分36秒で7番手、ルーキーの葛西が29分45秒でベストを1秒更新、福田が29分46秒でこちらも1秒更新とトップ10のうち4人がベストを更新、箱根出場を目指す創価もタイムを更新してきていますね。トップ10圏外では、ルーキーの横山が30分15秒、永井も同じく30分15秒、大澤が30分17秒で自己ベストをマークしています。

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