日体大記録会1万m(2019/09/21) 雑感 ~拓殖のレメティキが27分台、赤崎が28分27秒と圧巻の走り~

昨日、日体大記録会の1万mが行われました。詳細はレース結果をご覧ください。台風の影響もなく、涼しい絶好のコンディションの中、自己ベストをマークする選手が多かったですね。それだけに、大量出場した箱根出場校が拓殖、中央学院くらいだったのが残念です。大学生を中心に組ごとに振り返ります。

~7組~

サン工業の桃澤が29分22秒でトップだった7組、実業団に所属せずに活躍する桃澤ですが、ここでも組トップの好走を見せました。そして、今回の記録会で最も衝撃的だったのが、29分24秒をマークして組2位に入った中央学院の武川でしょう。


武川 流以名(ブカワ ルイナ)という名前もカッコよすぎますが、高校時代は野球部だったルーキーが大学入学後わずか半年でこの好タイムをマークしたということですよね。中学時代は他の部活で高校から陸上部に入り、一気にトップクラスの仲間入りを果たしたという話は青学の鈴木などちらほらと聞きますが…大学から本格的に陸上を始めたというケースはかなり珍しいのでは無いでしょうか。


それが、わずか半年で29分24秒をマークするとは、、、末恐ろしすぎますね…確かに、中学時代から長距離の大会にも出場していたみたいですし、高校時代から学校のマラソンでは優勝など別格だったみたいですが、あくまでも野球部としてですからね。。。大学4年間でどんな選手に成長するのか楽しみです。早い段階から3大駅伝デビューもあったりして…


拓殖のルーキーである佐々木も29分56秒をマークしてチーム10番手に浮上、拓殖もようやく30分切りが10人揃ってきました。青柳が30分20秒、ルーキーの江口が30分26秒、吉村が30分42秒で自己ベストと拓殖のベスト更新も目立つ組となりました。

~8組~

愛知製鋼の内藤が29分15秒で組トップだった8組、中央学院の糸井が29分29秒、畝が29分33秒、大津が29分37秒でともに自己ベストを更新していますね。先ほど紹介した武川のタイムでも持ちタイムでトップ10に入れていないんですよね。既に、29分20秒切りの持ちタイムが必要になっており、選手層の厚さが凄まじいことに…


拓殖の佐藤広も29分59秒で自己ベスト、チーム11番目の持ちタイムになっています。エースが突出したタイムを有する拓殖ですが、中堅どころも着実に育ってきているようですね。

~9組~

JR東日本の作田が28分58秒をマークした9組、最終組の1つ前で早くも28分台をマークする選手が出てきました。そんな中、中央学院の城田が29分5秒で大学生トップの走り、自己ベストを28秒も更新してチーム5番手に浮上してきました。城田はまだ3大駅伝・予選会の経験が無い4年生ですが、最終学年での初出場も近づいてきたでしょうか。


青柳も29分14秒でベストを6秒更新し、チーム9番手に入っていました。今年は全日本予選でも好走していますし、好調です。前回の全日本に出場した藤井も29分18秒でチーム10番手に入ってきています。3大駅伝出場が期待される選手が着実にタイムを伸ばしていますね。戸口も29分36秒でベストを7秒更新しています。

~10組~

組トップだったのが、27分51秒をマークした拓殖のレメティキ、この走りは衝撃的でしたね。。。これまでの自己ベストは29分20秒でしたから、一気に89秒も更新したことになりますね。。。関東インカレの走りを見る限りは、今後着実に力をつけていってくれればと思っていましたが…一気に留学生トップクラスのタイムを叩き出してきましたね。


この走りを記録会だけではなく、駅伝でも見せられるようになっているのなら…まさに驚異ですね。駅伝で活躍したデレセでさえ、1万mのベストは28分14秒でしたし…一気に今後の活躍が楽しみになってきました。


国士舘のヴィンセントも28分3秒で自己ベストを4秒更新、27分台も目前に迫ってきています。セカンドベストも28分7秒ですから、凄いですよね。高いレベルで安定した結果を残しています。ただ、結果を残せば残すほど、ギトンガが3大駅伝に出場するチャンスは減っていくんだろうなあというもどかしさもありますが…


拓殖大学の赤崎がこの組で日本人トップ、28分27秒を叩き出しました。自己ベストを26秒も更新していますね。どちらかといえばロードに強い選手という印象ですが、トラックのスピードも着実に磨かれているようで…前年度は出雲6区、箱根1区ともに満足のいく走りとは言えませんでしたが…今年度はレメティキとともにダブルエースの活躍が楽しみです。


中央学院のエースである高橋も28分36秒をマークし、ベストを18秒更新、チーム2番手に浮上しています。どちらも既に28分台を持つランナーがさらにタイムを更新してきているのが良いですね。1年時から3大駅伝フル出場を果たしている3年生、今年度もアクシデントなどが無ければ主要区間での出場は確実かなあ。


ルーキーの小島も28分42秒を叩き出し、チーム4番手のタイムを持つことに。既に高校時代から29分9秒という高校離れしたタイムを有していただけに、大学でタイムを更新するのは苦戦するかな?とも思っていたのですが、あっさりと塗り替えて28分台ランナーの仲間入りですね…持ちタイムは既にトップクラスの仲間入りで高校時代に勝負レースの実績も豊富なだけに、1年目からの3大駅伝デビューも有力視されます。


川村は自己ベストには7秒及ばずも28分46秒で2度目の28分台をマーク、高橋とともにエースとして期待される選手も好走を見せました。これだけ揃って28分台が出るのも気持ち良いですね~石綿もベストに及ばずも29分18秒と上々の走りを見せており、3大駅伝に向けて期待は膨らむばかりです。

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