選手特集(20卒) 東洋大学:相澤 晃 ~最強ランナーが3大駅伝優勝へ導く~

2019年9月27日

久しぶりに4年生の個別特集を行おうと思います。多くの方に見ていただける人気の企画である一方、ブログを書くのが特に大変でここ最近はなかなか出来ていなかったのですが(汗)5~10人ほど紹介できれば良いなあ。。。最初は、大学生最強と言われる東洋大学の相澤晃について、これまでの走りを振り返っていきます。

 

中学・高校時代

福島の長沼中学時代、全中3000mに出場し、8分50秒で10位に入っています。都道府県対抗では2区を任されて区間9位、この世代ではもちろん上位ではありましたが、いわゆるトップクラスからすると、一歩下がるという位置だったかなあ。


学法石川高校に進むと、1年の都大路から出場して2区6位と上々の走りを見せていますね。都大路では3年ともに出場し、2,3年時は4区を任されましたが、それぞれ区間19位→14位ということで、いずれもちょっと物足りない結果に終わってしまいました。特に3年時は5千で13分54秒という高校トップレベルのタイムを有していましたからね。


都道府県対抗では、2,3年時に4区で出場、2年時が区間14位、3年時が4位という走りでした。同学年には明治の阿部、1学年下には住友電工の遠藤日向と高校時代から13分台のベストを持つ実力者が揃っていたことで、相澤は持ちタイムほどには、目立った存在では無かったんですよね。どちらかといえばタイム先行という印象で、ロードだと厳しいのかなあ?なんて思っていましたが、、、とんでも無かったですね。大学でここまでの選手に成長を遂げるとは・・・

大学1年

関東インカレでは、早速5000mにエントリーされたものの棄権で出場せず…トラックシーズンはちょっと目立った走りを見せられませんでしたかねえ。しかし駅伝シーズン、全日本で3区4位と上々の走りを見せると、上尾ハーフでは62分5秒と素晴らしいタイムをマーク、早速ロードで好走を連発しました。それだけに、箱根にはコンディションを合わられず、出場出来なかったのは残念でした…

大学2年

一気に飛躍を遂げたのは2年時、関東インカレハーフで8位入賞を果たすと、出雲こそ最短区間の2区で6位と物足りない走りに終わりましたが、全日本では主要区間の1区で区間賞とこれまででベストと言える走りを見せると、箱根ではエース区間の2区を走って67分18秒という素晴らしいタイムで区間3位、あっという間に大学トップクラスランナーへの仲間入りを果たしました。


相澤の飛躍を語るうえで欠かせないのは、やはり2年の全日本、箱根では無いでしょうか。初の主要区間となった全日本1区でいきなりの区間賞も衝撃的でしたが、箱根2区でトップとわずか3秒差の3位というのが、その評価を決定的なものにしましたよね~さらに凄いのは、ここからさらなる成長を遂げているということですかね~

大学3年

関東インカレでは5千で5位、1万では7位とダブル入賞をはたしました。さらに、日本選手権にも出場して8位入賞と既に実業団トップクラスの選手とも渡り合うようになることに…5千で13分40秒、1万でも28分17秒という好タイムをマークし、トラックでも持ちタイム・実績を積み上げていくこととなりました。


そして迎えた駅伝シーズンですが…出雲では1区2位、全日本では最長区間の8区で区間賞とさすがの走りを見せてはいるのですが、そこまで圧倒的という走りでは無かったんですよね。もちろん、期待値が非常に上がっているというのもありますが、出雲は区間賞候補筆頭だと思っていましたし、全日本ももっと他の選手との差を広げるかなあとも思っていたので…十分凄い走りなんですけどね。


箱根では、万全では無かったこともあって前回快走した2区から準エース区間の4区へと変更がありましたが…ここで60分54秒という驚異的な区間新記録をマーク、区間2位に1分43秒、優勝候補筆頭の青学には3分38秒もの大差をつける走りでチームをトップへと浮上させました。これぞ大エースという走りを大事な場面で見せてくれましたね~


箱根後もその勢いは留まることを知らず、都道府県対抗では最長の7区を任されて区間賞を獲得、チームを栄冠へと導きました。もう、日本人大学生だけではなく、実業団相手にも負けなくなってきましたからねえ…ユニバ選考となった学生ハーフでも61分45秒の自己ベストを叩き出して優勝、ある意味順当にユニバ代表の座を射止めました。

大学4年

5千で13分34秒と大学ベストとなるタイムを早速マークすると、2年連続の日本選手権となった1万mでは、4位入賞と表彰台には一歩届かずも学生離れしたその実力を存分に示すことに。続く関東インカレ5000mでも5位入賞を果たしました。ただ、ここで法政の佐藤の後塵を拝す結果となり、3年の全日本から日本人大学生には負けなしで来ていただけに、ちょっと悔しい結果となってしまいました。


日本選手権5000mでは5位入賞と5千、1万の両方で5位以内に入る快走を見せていますね。これだけ日本トップレベルの選手と渡り合えるのが凄まじいです。ユニバハーフでもラストで抜群の切れ味を見せて金メダルを獲得と最強の名を欲しいままにする走りをトラックシーズンは見せてくれました。


そして迎える最後の駅伝シーズン、3大駅伝全てでエース区間を担うことはまず間違いないでしょうし、もう日本人選手相手にはそうそう負けないだろうという期待感もありますよね~昨年度は箱根に比べると出雲、全日本がやや物足りなかっただけに、今年度は3大駅伝全てでさすがは相澤という驚異的な走りを見せ続けて欲しいですね!!そして、相澤自身がまだ成しえていない3大駅伝優勝へと、チームを導いて欲しいです!!