2019年 トラックシーズン振り返り ~日本体育大学~

2019年7月25日

続いては、日本体育大学におけるトラックシーズンの走りを5千、1万で自己ベストを出した選手を中心に振り返ります。選手一覧はこのようになっております。

※自己ベスト更新を以下のルールでポイント化しております。更新した順位と人数(1,2位・・・5pt、3,4位・・・4pt、、、9,10位・・・1pt)から算出され、各部門ごとに30点満点になります。

5000m:14点(1~3位)

ホクレンで山口が13分56秒、中川が13分57秒、池田が13分58秒と13分台をマークした主力3人がトップ3を占めていますからね。これまで、13分台は1人もいないチーム状況から、一気に3人となりました。


中川は14分1秒、山口は14分3秒を既に持っていましたし、タイミングさえ合えば更新してくるかなあとは思っていましたが、昨年度は苦しむ時期もありましたからねえ。全日本予選でも結果を残し、さらに自己ベスト更新といい流れで来ています。今年度の3大駅伝はともに主要区間で好走してくれれば。


池田は14分16秒から一気に13分台に入ってきましたが、全日本予選では最終組を任されるほどですし、3大駅伝でも引き続き主要区間を走ってくれることでしょう。トップ10外では大内一が14分37秒、福住が14分41秒で自己ベストを更新していますね。


セカンドベストでは、14分9秒でベストに1秒届かずも好走したルーキーの藤本がやはり良い走りを見せていましたかね。全日本予選でも好走していますし、チームとしても全日本予選以降いい流れで来ていますね。

10000m:0点(無し)

トップ10で自己ベストを更新した選手は残念ながらいないんですよね~むしろ、6月までは5千、1万ともに0点という状況でしたから…トップ10圏外では、ともに初の1万mを走っているルーキーの藤本が30分14秒、名村が30分48秒で走っていますね。特に藤本のタイムは全日本予選でマークしたタイムですから、まだまだタイムも伸ばせそうですね~


セカンドベストでは、大内宏、加藤がともに29分46秒で走っていますね。大内宏はベストに1秒及ばず、加藤は3秒及ばずですがまずまずの走りですよね~初の1万を走った1年生に対し、こちらも成長著しい2年生コンビが良い走りを見せています。


関東インカレ1部1万では、池田が29分22秒のセカンドベストで10位、入賞にはあと一歩届かずも良い走りを見せています。池田が3年生になってさらにエース級の力を身につけてきたのが頼もしい限り。

その他種目

関東インカレ3000m障害ではエースの山口が6位入賞を果たしていますね。これが、長距離種目では唯一の入賞となりました。新戦力の台頭も著しい日体大ですが、やはり山口や中川といったエース格がしっかりと走ってくれないことには始まりませんからね。


ハーフはもう少し入賞争いに絡んでくるかと思いましたが、廻谷の23位がトップというのはちょっと寂しかったかなあ。長い距離ではやや不安の残る結果とも。。。

全日本予選の前後でガラッと印象が変わったのが日体大だったかなあ。全日本予選は主力が何人も外れて通過は厳しいだろうなあと思っていたら、3大駅伝どころか予選会を含めても初出場の選手が何人も出場し、何人も好走するという育成力、調整力を見せてくれ、見事に4位での通過を果たしましたからね。

その後、主力たちが自己ベストを揃ってマークするなど、いい形でトラックシーズンを終えることが出来ました。新戦力の台頭とエースたちの復活という好材料、駅伝シーズンに向けても期待は膨らみますね。ここ数年に比べると戦力的には厳しいのかもと思っていましたが…まずは4年ぶりの出場となる箱根予選をきっちりと通過し、全日本、箱根と本選でも元気な姿を見せてほしいものです!!

箱根の順位予想区間配置予想の投票を受けてけています。投票をお待ちしております~

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