2019年 トラックシーズン振り返り ~帝京大学~

2019年のトラックシーズンもほぼ終わりということで、大学ごとにトラックシーズンの走りを5千、1万で自己ベストを出した選手を中心に振り返ります。選手一覧はこのようになっております。そういえば今回からブログのデザイン、構成も変更してみました。出来る限り、見やすいブログにしていきたいです~

※自己ベスト更新を以下のルールでポイント化しております。更新した順位と人数(1,2位・・・5pt、3,4位・・・4pt、、、9,10位・・・1pt)から算出され、各部門ごとに30点満点になります。

5000m:22点(1、3~6、8、10位)

22点というのが、7/21時点ではトップとなっており、最もトップ10で自己ベストを更新した大学が帝京ということになります。エースの1人である島貫が13分53秒でチームトップタイムをマークしたのを筆頭に、岩佐、小野寺が14分ジャストでチーム3,4番手、星の14分4秒、田村丈の14分5秒と上位6人のうち5人が今年の4月以降に自己ベストを更新しているんですよね。


島貫、星はチームのエース格として期待される選手たちですし、岩佐、小野寺、田村丈といずれも3大駅伝を経験している実力者たちが順当にタイムを伸ばしてきた感じかなあ。さらに、14分12秒をマークして8番手に入った増田、14分15秒で10番手に入った鳥飼とトップ10のうち7人が自己ベストを更新しています。二人とも5千、1万ともに自己ベストを今年度マークしているのが頼もしいです。


トップ10圏外でも、岡が14分16秒、吉野が14分20秒、小森が14分23秒など多くの選手が自己ベストを更新しており、特に5千mでは充実のトラックシーズンとなりました。関東インカレでは島貫が入賞に届かずも9位と上々の走り、遠藤も12位で走っていますね~

10000m:10点(3、6、7、10位)

5千ほどでは無いですが、1万mでも10点ということで揃って二桁得点となっていますね。1万でも十分タイムを伸ばしたと言えるのでは。平田が29分9秒でチーム3番手のタイムをマーク、全日本では8区を2度、箱根では5区、9区とずっと長い距離を任され、ロードで実績を残してきましたが、トラックでもスピードを見せることに。関東インカレでも7位入賞と素晴らしい結果を残しました。ますます強くなってきましたね。。。


さらに、鳥飼、風馬がともに29分13秒でチーム6,7番手のタイムをマーク、鳥飼も箱根では8区9位で走るなど、どちらかと言えば長い距離が得意かなあと思っていましたが、元々ロードに強い選手がますますスピードを身につけてきた印象。風馬は2019年になってから一気にタイムを伸ばしてきており、今年度の3大駅伝デビューが有力視される2年生です。


また、小森も29分18秒でチーム10番手に入っています。5千、1万ともに自己ベストを更新してはいますが、全日本5区4位、箱根9区3位の一隻を見ればこのタイムでも物足りなく感じてしまうほどですね~トラックシーズンでの好走、駅伝シーズンがますます楽しみになってきます。

その他種目

1500mでは関東インカレで寺嶌が5位入賞、他の距離ではまだまだですし、3大駅伝へのエントリーもありませんが…今後が期待される2年生ですね。


3000m障害では、2年の橋本、3年の境、4年の田村丈と3人が関東インカレで決勝進出を果たすと、田村丈が2位と表彰台に上がり、境も6位入賞を果たしていますね。3人がいずれも学年が異なり、いずれも決勝進出というのが今後を見据えても良いですよね~


関東インカレでは、ハーフで入賞者が出なかったのが数少ない不満だったかなあ。風馬、星、小森という実績のある選手&勢いのある選手という組み合わせでいずれも入賞してもおかしくない選手が揃っていましたが、風馬が11位がトップで星も12位に留まりましたからねえ。

全体としては、充実のトラックシーズンと言えるでしょう。多くの選手が自己ベストを更新していますし、エース格だけではなく中堅どころ、さらに新戦力の台頭とますますチーム力は上がってきているように思えます。ここまでくると、3大駅伝全てで5位だった昨年度以上の活躍も期待出来そうです。選手層の厚さは十分なだけに、エースたちがエース区間でどれだけ走れるかが鍵を握ることになりそう。

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