ホクレン・ディスタンス2019結果 ~深川大会~

2019年7月13日

ホクレンシリーズの第2戦となる網走大会が行われましたので、男子5000mを中心に結果を振り返ります。レース結果はこのようになっております。

 

~5000m C組~

上武の坂本は組トップの14分32秒で組トップ、自己ベストを6秒更新してきました。主力の1人である選手ですし、まだまだタイムは伸ばせそうですが…組トップというのが良いですよね~2位に11秒差をつけていますし。ただ、その2位がエース格の佐々木だったというのはちょっと微妙な気もしますが…

 

~5000m B組~

駒澤のルーキー田澤が13分57秒で日本人トップの2位で走っています。既に13分台を複数回マークしていますから、このタイムでもセカンドベストにさえ届かないのが凄いです。A組でも良かった気がするのですが…関東インカレでの活躍を見ても、記録会を見ても駅伝シーズンの活躍が非常に楽しみです。

 

國學院の土方が14分7秒で続き、0.5秒ほどですがベストを更新していますね。関東インカレ2部ハーフの王者ですが、5千のベストはなかなか上がってこない気が…長い距離やロードで十分すぎるほど強いですから問題無いですけどね~明治勢は鈴木が14分9秒、村上が14分21秒、前田が14分42秒と今回は目立った走りは出来なかったかなあ。まあ、こちらも全日本予選では揃って見せていますし、心配無いでしょう。

 

~5000m A組~

明治の小袖が13分46秒でベストを6秒更新、今年度は好調で自己ベスト連発ですね。全日本予選でも見事な走りを見せましたし、持ちタイムもエース級と呼ぶにふさわしいタイムになってきました。阿部に頼りすぎないチーム作りが着実に進んでいる印象。城西の荻久保は13分53秒でベストにはわずか0.3秒ほど届きませんでしたが良い走りを見せてくれました。荻久保もエースに相応しい走りを続けています。もう1人のエース格である西嶋は14分18秒ということでもう一歩だったかなあ。。。

 

~10000m D組~

日体大の池田、東海の名取がともに29分27秒で組3,4番手で走っていますね。ともに今年度は好調を維持している3年生ですが、今回もベストには届かずも上々の走りと言って良いのでは無いでしょうか。池田は引き続き主要区間を担い続けてくれるでしょうし、名取は選手層が分厚すぎる東海でも、そろそろ3大駅伝デビューが待たれます。

 

~10000m C組~

富士通の鈴木健が28分48秒で組トップとなったC組、鈴木も実業団に入ってからは故障などもあって苦戦しましたが…だいぶ戻してきたのは嬉しいですね。大学生トップは29分39秒だった東海の西田ということで、もう一歩ですかねえ。28分台のベストを持ち、特にハーフでは好タイム連発中ですし。箱根5区の快走はいまだに印象に残っています。

 

駒澤の大成は30分8秒ということで、こちらも今回は奮わずでしたねえ。今年度は着実にトラックでも自己ベストを出していただけに、残念でした。拓殖の日本人エースである赤崎も30分24秒ということで、28分台が何人も出たこの組において、大学生は全体的に苦しい走りとなってしまいました。

 

~10000m B組~

トヨタの山藤が28分19秒の自己ベストで組トップとなったB組、C組の鈴木健と言い神大の元エースたちが良い走りを見せていますね~現役たちも頑張ってほしいです。國學院のエースである浦野が28分25秒の3位と好走、自己ベストを26秒も更新してきました。とはいえ、今の浦野ならばこのくらいのタイムを出しても全く驚きは無いですよね。日本人大学生トップを争う選手の1人ですし…

 

~1000m A組~

日本人トップは28分8秒をマークしたMPHSの井上、MGCに向けてマラソン中心だとは思いますが…強い選手は距離に関わらず、トラックでもロードでも強いですね。HONDAの悠太も先日マラソンで優勝していますし、東京五輪争いがますます楽しみです。旭化成の茂木も28分8秒で走っており、こちらは自己ベストを17秒も更新してきました。茂木はもう完全復活どころかさらに強さが増しているような…今年度の旭化成も強そうです。

 

大学生は2人出場しましたが、駒澤の山下は28分54秒でセカンドベストではありますが…出場した選手では下から3番目という順位というのが物足りなさが残る結果に…帝京の島貫は30分10秒で最下位となってしまいました。今回は全体的に見ると、大学生は物足りない結果だったかなあ。実業団の強さを見せつけられる結果となってしまいました。

 

~1500m A組~

日本記録を狙うと公言していたサンベルクスの戸田が3分37秒90で日本歴代2位の好タイムをマーク、日本選手権でも優勝を果たしている選手ですが、サンベルクスに移ってからの1500mでの強さは驚異的ですね…もう15年も破られていない1500mの日本記録ですが、戸田が最も更新に近いのかも。。。2度目の3分40秒切りであり、さらにタイムを伸ばしていって欲しいです。

 

トヨタの田中も3分39秒98で自己ベスト、同じく3分40秒を切ってきました。日本選手権で活躍した選手たちが今回もきっちりと好タイムをマークしているのがさすがです。大学生では明治の河村が3分41秒65でこちらも自己ベストですね。長い距離にも挑戦している河村ですが、やはり1500mの距離は強いです。もう1人出場した大学生である中央の田母神は3分47秒ということで、今回はもう一歩だったかなあ。。。

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