全日本予選2019 大学別レース結果 ~6位:中央大学~ 

本日は、中央大学における全日本予選の各組ごとの結果振り返っていきます。 全日本予選結果はこのようになっております。総合6位ということで、通過には18秒ほど届ききませんでしたが、明らかに崩れた選手もいなかったですし、今後に向けても期待のもてる結果となったのではないでしょうか?

 

1組 5位:矢野、8位:川崎

箱根8区8位で走っている矢野が5位、10区6位で走っている川崎が8位とともに箱根復路で1桁順位で走っている実力者が全日本予選1組でも揃って1桁順位と絶好のスタートを切りました。矢野は走るたびに自己ベストを伸ばし、勝負レースでも結果を残している印象ですが、全日本予選でも結果を残してきましたね。トラックよりはロードの方が強いかと思っていましたが、ここでも見事な走りを見せてくれました。

 

一方の川崎も今年度はトラックでタイムを着実に伸ばしており、矢野同様に箱根後にますます強くなっていますよね。トラックでもロードでも結果を残しているこの3年生コンビ、ともに大学に入ってからの伸びが凄まじく、箱根予選でも中心選手として活躍してくれそうです。こういうたたき上げの選手の存在がチームの選手層をグッと厚くしてくれますね。

 

2組 12位:畝、16位:大森

復活を遂げた畝が12位と上々の走り、2年前に2組20位で走っていますが、そこから順位を上げてきましたね。というか、1年時は将来のエース候補と思いながら、故障に悩まされ続けて2年生はほとんど出番なし、3年になって戻ってきてくれたのが本当に嬉しいですね。他の選手の台頭が著しい学年ですが、畝にはまた圧倒的な存在感を見せてほしい。

 

前回2組15位で走っている大森が今回は16位ということでほぼ同じ順位となりました。30分24秒というベストながら、全日本予選で2年連続の好走というのが良いですね。ハーフは64分44秒をマークしていますし、箱根予選はまだ出場していませんが、こちらも期待出来そうです。1,2組はいずれも3年生が出場することとなりましたが、ここまでは順調と言って良いでしょう。

 

3組 11位:加井、25位:池田

実は3組も3年生なんですよね~1~3組は3年生、4組は2年生という珍しい布陣となりました。加井は3年連続全日本予選となりましたが、2組34位→3組24位→3組11位と着実に順位を上げてきていますね。1万のタイムはチームトップクラスな一方、ハーフベストはまだ66分台となっており、長い距離でそのスピードを活かせるようになれば、ますます心強いです。

 

池田は25位でしたが、今回エントリーされた選手の中で最も実績のあることを考えると、もう一歩だったかなあ。加井にも50秒も差をつけられてしまいましたからね…箱根予選でチーム3番手、箱根も主要区間の4区9位とロードでの実績も抜群、5千で14分ジャスト、1万で29分13秒のベストを有しています。箱根予選ではエース級の走りを見せてくれれば!!

 

4組 15位:森凪也、20位:三浦

最終組は2年生コンビとなりましたが…森凪也が29分9秒と自己ベストを19秒も更新する素晴らしい走りで15位、1年時は目立った走りは無かったのですが、2年生になってからがもうすさまじいですね。持ちタイムはどんどん更新するわ、関東インカレ、全日本予選と好走するわ…驚異的な成長を遂げました。まだハーフの実績はありませんが、こんな走りを見せられたら期待せずにはいられません!!

 

一方の三浦も関東インカレで入賞したほどの選手、20位とこちらも順位としてはまずまずかなあ。~ただ、タイムは森に27秒差をつけられているんですよね。これまでの実績を考えても、ちょっと森に離されてしまったのは痛かったか。。。スピードは抜群ですし、森とともにエースへと成長が期待される選手ですね。

 

決して悪くはない走りでした。むしろ、上出来と言っていい走りばかりだったと思います。ただ、2組以降は何かしらが一歩足りなかった気もしますね。。。それが、結果的に18秒届かなかったのに繋がってしまったかなあ。舟津など主力が外れたことももちろん影響しているでしょうが…十分な結果ともいえる一方、後一歩で久しぶりの予選突破だっただけに、もどかしさも残ることに。。。

 

ただ、箱根予選に向けては希望の持てる走りでしたよね。ダブルエースは抜けてしまいましたが、前回好走した池田、三浦がいますし、いずれも100位前後だった矢野、舟津、三須あたりの実力はこんなものではないでしょうし、いずれも大幅な順位アップも狙える選手たちです。加井に至っては、前回253位ですからねえ。こちらもまだまだ上げていって欲しい選手です。

 

前回の経験者の多くがさらなる順位アップが期待出来る一方、全日本予選を走った選手では長い距離で実績のある川崎、畝がいますし、特に畝は1年時に33位で走っているのが頼もしすぎる。さらに、大森、森凪也の2人にも期待は高まりますからね。全日本予選経験者前回の箱根予選経験者がチームの中心となることは間違いなさそう。

 

ここに箱根経験者である安永、冨原、岩佐らもいますし、エース力では前回のチームには及ばないかもしれませんが、総合力では負けていないどころか上回っていると思えるほどですね。前回は8位と下位通過になってしまいましたが、今回はきっちりと中位以上では通過したいところですし、前回は後一歩届かなかった箱根シード、次回は獲得して欲しいです!!

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