2019年 全日本予選戦力分析 駿河台大学&専修大学

本日は駿河台大学と専修大学の2校について、全日本予選における考察を行っていきます。駿河台大学は8人の合計タイムが3分58秒24で15番手、専修大学は3分58秒27で16番手となっており、その差はわずかに3秒差とここら辺の大学はエントリータイムが拮抗しています。

 

~駿河台大学~

 

駿河台は全日本予選には初出場ということになりますね。エースはもちろんブヌカ、5千で13分37秒、1万で27分45秒という留学生を含めてもトップクラスの走力も魅力的ですが、関東インカレ1部5千、1万mで2冠を達成した2年生と言えば、その驚異的な強さが分かりますよね。今回も最終組での出場はほぼ確実で、組トップの最有力候補と言って良いでしょう。

 

日本人エースは吉里、5千で13分57秒、1万mで29分14秒という持ちタイムは箱根出場校の主力たちともそん色ないほどです。この二人が最終組を走る可能性はまず間違いなさそうで、どこまで戦えるかが非常に楽しみですね。チーム内でも2人の力は飛びぬけていますし。ブヌカは箱根予選でも前回9位、吉里は108位で走っています。

 

他にエントリータイムで30分切りを果たしているのは29分56秒を持つ屋富祖だけですね。屋富祖は箱根予選でもチーム5番手の194位で走っています。8人に入ってきそうな選手としては、30分9秒を持つ石山、30分11秒を持つ阪本や30分16秒を持つ河合はチーム上位のタイムを持ち、箱根予選にも出場している実力者たちが候補に挙がってくるかなあ。

 

上述の3人には持ちタイムで劣りますが、30分24秒の流田、30分39秒の馬場、30分51秒の高倉らも前回の箱根予選に出場している選手たち、これだけ前回の箱根予選に出場している選手たちが揃っているのは強みですね。最終組は絶対的な自信を持つであろう駿河台なだけに、3組までがどこまで戦えるかに注目です。エントリータイムであるタイムである15位以内ならば、上出来だと思いますが…

 

~専修大学~

前回の全日本予選では、8人中7人が30位以下という苦しすぎる走り…エースの長谷川でさえも見せ場を作ることは出来ず、19位に沈んでしまいました。箱根予選では一時は出場権争いに絡む場面もありましたが、総合14位で5年ぶりの箱根出場は叶わず…でした。

 

エースは長谷川、前回の全日本予選こそ4組37位というまさかの結果に終わりましたが、2年前は4組13位と好走していますし、箱根予選でも14位に入ってきています。関東インカレ2部5千で入賞したこともありますし、その力は折り紙付きですね。3年連続で最終組を任されることが濃厚そうです。13分56秒、28分32秒という持ちタイムも魅力的で、エースの走りを見せてくれれば。

 

続く選手は小林ですかねえ。前回の全日本予選でも3組を任されていますし、箱根予選でも長谷川に次ぐ55位で走っている実力者。長谷川、小林が最終組の可能性が高そうかなあ。前回の全日本予選経験者では、1組31位の南、2組36位の塚原がいますね。塚原、南ともに30分13秒というベストを持ち、箱根予選にも出場しています。こちらも2年連続の全日本予選出場は十分に可能性が高そう。

 

持ちタイム上位では、29分40秒の宮下、29分41秒の横山佑、29分53秒の横山絢、29分55秒の茅野らが30分切りとなっていますね。横山絢は箱根予選で104位とチーム5番手でも走っている選手ですし、勝負レースでの実績があるのは頼もしいですね。こういった選手が8人に入ってくる候補となってきそうかなあ。

 

なかなか即戦力が入らない専修には珍しく、1年生も3人がエントリーされていますね。30分42秒の国増、30分33秒の成島、30分28秒の松本とまだ持ちタイムはいずれも30分30秒前後ではありますが、1年生も1人くらいは走りそうな気が…ルーキーの走りにも注目です。

 

前回は19位に沈んでしまいましたが、それが本来の力ではないことは箱根予選の走りを見ても分かりますし、今回のエントリータイムである16位からは順位を上げてきたいところですね。箱根予選にいい形で繋げていくためにも、前回とは違う走りを見せてほしいものです!!

 

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