2019年 全日本予選戦力分析 日本体育大学 ~予選突破にはエースの復活が~

本日は日本体育大学の全日本予選における考察を行っていきます。選手一覧はこのようになっております。前回は1~3組が全て20位以内という安定した走りを見せた一方、最終組はともに20位台とやや苦しむ結果となりました。それでも、きっちりと6位通過を果たしています。

 

エントリー上位8人の平均持ちタイム(1万m)は私が把握している予選会出場校13校中6位となっており、タイム上はギリギリ通過に届かないという位置になります。前回の全日本予選経験者では、1組14位だった濱田、2組18位だった森田がともにエントリー漏れとなっていますね。森田は1万mの持ちタイムでも4位、濱田は7位とともにトップ8に名を連ねる選手なだけに、影響は大きそう…

 

最終組の候補が比較的多そうなのが日体大の利点でもあり欠点でもあるのかなあ。前回の経験者となると、4組24位だった山口、4組28位の中川という最終組コンビが健在。ともに28分台のベストと持ちタイムもトップ2です。となると、当然最終組を走るべき選手なのですが…

 

昨年度の3大駅伝でも苦戦したり、記録会でもなかなか結果を残せないなど、ちょっと安定していないのが気がかりですね。チームの予選突破には欠かせない選手ですし、万全の状態で臨んで欲しいのですが…山口、中川以外ですと…全日本で7区、箱根で4区と主要区間を任されている廻谷、ともに3大駅伝で活躍をする3年生コンビの池田、岩室らが候補になってくるかなあ。岩室は前回2組2位、池田は3組10位とともに全日本予選でも好走していますからね。

 

万全であれば、ここまでに名前を挙げた5人は全日本予選を走る可能性は高そうですね。残る3人ですが…前回、1組8位と好走している冨田は出場する可能性は高そうかなあ。好走経験があるのは大きいです。他には、1万mで29分27秒、ハーフで63分40秒と持ちタイムの良い亀田はそろそろ3大駅伝への出場が待たれる期待の選手です。

 

ルーキーの藤本は14分8秒というベストも魅力ですが、勝負レースでの実績に大学でも早速好走しているのが良いですよね~こちらもメンバー入りは十分あり得そう。1万mのベストでは29分40秒台で加藤、大内宏、29分50秒台で福住、大内一らがいますし、こういった選手が走ってもおかしく無いですよね~

 

狙いとしては、前回のような展開が理想ですかねえ。前半の組でしっかりと貯金を稼ぐパターン。ずば抜けたエースが現状はいないだけに、最終組はある程度苦戦が予想されますからね。それだけに、好位置を向けて最終組を迎えたいところです。持ちタイムや実績からすれば全日本予選を通過してもおかしくない選手が揃っているだけに、各自がもてる力を発揮し、予選突破を決めて欲しいものです!

 

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