関東インカレ2019 2部ハーフ ~國學院の土方が優勝、駒澤の山下が2位に~

続いては、関東インカレ最終日に行われた2部ハーフについて、入賞した選手を中心に振り返っていきます。公式結果はこのようになっております。入賞した8人は以下の通りです。留学生が出場しなかった中、1~6位までがわずかに14秒差の接戦となりました。

 

順位 氏名 所属 記録
1位 土方 英和(4) 國學院大 1:05:18
2位 山下 一貴(4) 駒大 1:05:21
3位 佐々木 守(4) 上武大 1:05:25
4位 吉田 祐也(4) 青学大 1:05:27
5位 神戸 駿介(3) 駒大 1:05:31
6位 川田 裕也(4) 東農大 1:05:32
7位 国川 恭朗(4) 麗澤大 1:05:42
8位 竹石 尚人(4) 青学大 1:05:56

 

トラック勝負となったラストの争いを制したのが國學院の土方、浦野が5千、1万ともに日本人トップで走れば、土方も負けじとハーフで優勝、國學院のエースたち凄まじいですね。青学や駒澤、帝京といった箱根上位校を抑えて圧巻の走りを見せています。土方もさすが箱根2区で好走を見せているだけのことはあります。國學院は10位にも茂原が66分26秒、殿地も13位の67分7秒で走っていますし、エース以外もまずまずかなあ。

 

2位に駒澤の山下、こちらも箱根2区で好走した選手ですね。前回の箱根2区を走った選手はこの二人だけかと思いますが、その二人がトップ2ということに…さすがはエース区間を任せられる選手たちです。ラストにトラックで土方に引き離されてしまったのは残念ですが、トップと3秒差の2位ですし、十分な結果と言えるのでは。

 

駒澤は他にも神戸が65分31秒で5位とダブル入賞を果たしています。前年度とは違って、駒澤もだいぶポイントを稼いできましたよね~神戸も3大駅伝で十分に通用しそうです。その一方で佃は67分35秒の16位と神戸からも2分以上離されてしまう苦しい結果に…2年生がなかなか台頭しきれないかなあ…

 

齋藤が1500mで3位に入った上武ですが、ハーフでは佐々木が65分25秒で3位に入ってきました!関東インカレハーフでは毎年強さを発揮している上武ですが、今年は佐々木でしたね~確かに、箱根や箱根予選では上武で最も結果を残している選手ではありますが、それでもここで3位は凄い。上武のエースとして期待がますます高まります。

 

4位に青学の吉田祐が65分27秒できっちりと入賞を果たしました。箱根は走れませんでしたが、全日本で区間賞を獲得している選手、貴重な戦力として今年度もチームに貢献してくれそう。箱根5区で苦しんだ竹石も8位で青学もダブル入賞ですねえ。箱根の距離となると、やはり強さを発揮してくれます。ともに悔しい思いをした2人なだけに、最後の駅伝シーズンにかける思いも強いでしょう。

 

6位には65分32秒で東農大の川田、7位には65分42秒で麗澤の国川が入り、箱根出場は叶わなかった大学のエースたちがともに入賞することに。川田、国川ともに長い距離に強いとは思っていましたが、箱根上位校の主力を抑えて入賞するほどとは…東農大は箱根予選では苦戦続き、麗澤は次の箱根初出場校と言われるお、後一歩届かずという状況ですが…ともにチームを走りで牽引していってくれそうです。

 

入賞には後一歩届かなかったものの、武蔵野学院の藤井も9位に入っているんですよね~こちらも箱根出場はまだ無い大学の日本人エース、箱根予選に向けて大いに期待が持てる結果となりました。

 

逆に苦戦した選手となると…前回はダブル表彰台に上った帝京が苦しみましたね。風馬が66分31秒で11位はまだ3大駅伝の実績が無いことを考えるとまずまずと言えますが、箱根10区区間賞の星は67分6秒で12位、9区3位の小森は23位に沈んでしまいました。ここから、また立て直していってくれれば。

 

中央学院は前回も入賞している有馬だけが出場でしたが、19位は不満の残る結果に…東国大の主力である相沢は28位、拓大は清水が不出場、楠本が途中棄権で唯一完走した竹蓋も22位とハーフに強い拓殖にしては苦戦してしまいました。。。

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