関東インカレ2019展望 ~10000m~

続いては関東インカレにおける10000mについて、1部、2部それぞれの展望を述べていきます。前年度は1万m1部結果1万m2部結果のようになっています。1万mは5千に比べるとルーキーがタイムを持っていないこともあり、前回も1部に出場したのは東洋の鈴木と国士舘のヴィンセントのみですからね。

 

~10000m(1部)~

この3年間、表彰台は3人の選手によって独占されていました。日大のワンブィ、山梨学院のニャイロ、順天の塩尻がこの順番で3年連続1~3位で走っており、前回は3位と4位に28秒差がついていたことからも、力が抜けていることが分かります。その3人が揃って卒業したことで、優勝争いは混沌としてきそうですね。

 

持ちタイム上位では、27分56秒を持つ明治の阿部、27分57秒を持つ日大のドゥングの2人が27分台ランナーとなっています。特にドゥングは出場となれば5千とともに優勝候補に名を連ねてきそう。阿部も前回の5千のように表彰台に上がってきてほしい選手ですね。

 

留学生では、他に4月に28分7秒をマークしている国士舘のヴィンセント、28分17秒をマークしている山梨学院のムルアがやはり強力ですよね。表彰台を狙う留学生トリオにどれだけ日本人選手が割って入れるかも注目です。先述の阿部以外では、東洋の相澤、西山コンビが有力候補か。

 

西山は前回4位に入っていて、5位にも10秒差をつけていますし、相澤はもう日本人大学生に負ける姿はそうそう想像出来ないですね。そのくらい、力が抜けた存在となりつつあります。前回結果を残している選手では、大東大の川澄が自己ベストで5位、順大の橋本が6位入賞を果たしていますね。川澄は駅伝シーズンはやや苦しみましたが、またエースとして完全復活した走りを奈良とともに見せてほしいところ。

 

順大は塩尻が抜けた後も強いところを見せてほしいですよね。前回は野田も11位に入っていますし、連続で結果を残したいところ。東海は前回入賞は果たせず、9位の鬼塚が最高でした。鬼塚以外にも前回は松尾や小松ら実力者が走っていますし、他にも復活を遂げた塩澤など28分台がずらり、前回の借りを返したいところですね。

 

他に法政ならば佐藤が28分35秒、城西では荻久保が28分37秒と持ちタイム上位で勝負レースでも結果を残してきていますね。関東インカレで前回入賞、復活を遂げた早稲田の太田智にも注目です。

 

~10000m(2部)~

前回は留学生が表彰台を独占している2部、桜美林のキサイサ、日薬大のカリウキ、拓大のデレセが1~3位を占めることとなりました。キサイサのみが今年度も在学、前回も2位に26秒差をつけていますし、やはり力は抜けています。他の留学生も5千同様に東国大の新留学生であるビンセントが28分24秒を早速マークしており、レメティキも早速29分20秒をマーク、2部も留学生を上回っての優勝するのは大変ですね。。。

 

日本人選手では、前回4位に入った青学の鈴木が強いですよね。トラックシーズンだけではなく、駅伝シーズンでも活躍を見せていました。関東インカレ2部の実績では日本人No.1と言っていい選手ですし、留学生の牙城を崩すことが期待されます。他にも岩見・湯原ら28分台のベストを持つ選手も出場となれば楽しみです。

 

國學院の土方も前回6位入賞を果たしている選手、その後は箱根2区の好走など結果を残し続けています。2年連続の表彰も十分に狙えますし、さらに浦野や藤木といった主力選手の出場も予想される國學院は、ダブル入賞もあるかもしれません。そのくらい、トラック種目でも期待出来るほどになりましたね。

 

駒澤の小原が前回は9位と入賞にあと一歩迫る走りを見せているんですよね。その後は好走を見せることはあっても3大駅伝には届かず…まずはトラックから結果を残したいところですよね。28分30秒台で大聖、伊東、山下、加藤らがベストを持っており、1万mのメンバー争いは5千以上に熾烈になりそうで、入賞も期待される選手が揃っています。

 

留学生に注目が集まる中、東国大のエースである伊藤は28分28秒で今年度も絶好調、箱根上位校を抑えて入賞してきてもおかしくない力を有しています。拓殖の赤崎も28分53秒のベストを持ち、日本人エースの強さを見せてほしいですよね。

 

帝京も1万mで28分30秒の島貫、28分34秒の遠藤らは走力抜群で箱根駅伝でも好走していますし、エースを目指す二人には関東インカレから実績を積み上げていって欲しいところ。中央学院も28分39秒までタイムを伸ばした川村や勝負レースで結果を残し続ける有馬らも出場すれば上位争いに加わってもおかしくないですし、1万mも1部に負けずにハイレベルな争いが期待されます。

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