平成国大記録会（2019/04/28) 雑感 ～ビンセントが２８分２４秒の好タイム～
日曜に平成国大記録会が行われました。詳細はレース結果をご覧ください。５千、１万ともに自己ベストをだした選手を中心に振り返ります。 ２９分前半でベストを出した選手が多かったかなあ。
東洋大学
２年の宮下が５千で１４分２５秒をマークして自己ベスト、１万ｍではルーキーの前田が２９分３８秒で大学初の１万ｍで好タイムをマークしています。前年度はこの記録会でルーキーの鈴木が好タイムをマークしてその後、大飛躍を遂げましたが…前田も続いて欲しいですね～
駒澤大学
神戸が２９分２８秒でベストを３３秒更新していますが…ハーフで６２分台のベストや箱根予選の走りを見るとちょっと物足りない気も…主力になって欲しい選手の１人です。５千ではルーキーの中島が１４分２５秒でベストを５秒更新、石川が１４分２４秒でセカンドベストで走っています。
法政大学
最も大盛況だったのは、法政かなあ。岡原が２９分９秒でベストを３８秒更新、鎌田が２９分１０秒でベストを実に８０秒も更新してきました。持ちタイムではチーム２，３番手にランクインすることに。ともに全日本、箱根に出場し結果を残してきましたが、タイムも一気に伸ばしてきましたね。これは３大駅伝でもますますの活躍が期待出来そう。
さらに、増田が２９分３８秒でチーム７番手、坪井が２９分４５秒でチーム９番手のベストとトップ１０のうち４人が自己ベスト更新ですね。ただ、坪井は箱根以降は抜群の走りを見せ続けているだけに、まだまだタイムは伸ばせそうですけどね。２８分台を出してもおかしくないほどですし。
拓殖大学
石川が１４分２４秒でベストを１７秒も更新してきました。元々、持ちタイムが良くなかったのもありますが、４月はベスト連発ですね。新留学生のレメティキは２９分２０秒で大学初の１万ｍを走っており、こちらもまずまずかなあ。チーム４番手の持ちタイムとなっております。他の留学生と比べると、ずば抜けた力があるというわけでは無いですが…そこらへんが拓殖大学らしいという気も…
中央学院大学
栗原が２９分１１秒でベストを一気に４０秒も更新してきましたね。３大駅伝全てに１年目から出場し、安定した走りを見せていましたが…こんな走りを見ると、２年目の今年度は主要区間を任され続けることになるかも。
東京国際大学
新留学生のビンセントが２８分２４秒で大学初の１万ｍを走りました。今月は５千で１３分３０秒をマークしていますが、１万ｍでもさすがの走り…他の留学生と比べても、走力は抜けた存在となっているかも…１年目の４月から恐ろしいほどの存在感を見せています。他には原田が３０分１秒でベストを６秒更新、山瀬が２９分５６秒でセカンドベストをマークしています。
神奈川大学
藤村が２９分１９秒でベストを２６秒も更新、チーム４番手に浮上しています。３大駅伝はまだエントリー止まりですが、最終学年にして初出場もあり得そうです。井手も２９分２５秒でベストを３０秒更新、チーム６番手となっています。井手は既に勝負レースでの実績が豊富ですし、このくらいのタイムは出してきますよね。まだまだ伸ばしてくれそうです。
他には古和田が２９分４６秒で走っていますし、原塚が３０分２４秒でベストを１８秒更新していますねえ。森も２９分４８秒はセカンドベストかなあ。神奈川も着実にタイムを伸ばしてきましたね。
大東文化大学
三ツ星が２９分２９秒でベストを２６秒更新、チーム４番手に入ってきました。勝負レースで結果を残してきていますし、一気に主力の１人にまでなってきました。佐藤弘は３０分１３秒でセカンドベスト、佐藤陸が３０分２３秒で自己ベストをマークしています。
城西大学
５千では１４分２０秒で菊地が自己ベスト、８秒更新しています。着実にベストを更新しています。１万mでは、ルーキーの藤井がいきなり２９分３６秒をマークしてチーム６番手にランクイン。即戦力のルーキーは厳しそうかなあなんて話を以前しましたが、４月からいきなり出てきましたね。宮澤も２９分４５秒でベストを３秒更新しています。
上武大学
田波が３０分３２秒で自己ベストを１分４秒更新していますね。ハーフで６５分３５秒のベストに比べると、トラックのベストはまだまだですし、どんどんタイムを伸ばしてほしいところ。５千では岡山が１４分２７秒でベストに３秒届かずもセカンドベストで走っています。
今日、大学駅伝春号が発売されましたね～早速、ゲットしてきましたよ。今回は箱根出場校の選手の顔写真が全部載っているという新しい試みが…個人的にはありがたいかなあと思います。本当は、ハーフの持ちタイムも載せて欲しいですが…
