順天堂大学 新年度(2019)戦力分析
新年度の戦力分析、最後は順天堂大学になります。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:7人、3年:6人、2年:2人、1年:3人となっております。1年生が早速3人入ってきているのが特徴ですね。そして、自己ベストとはならずも早速期待のルーキーが好走しているのが頼もしい。
名前 | 学年 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
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野田 一輝 | 4年 | 14:09.19 | 28:52.39 | 1:03:43 |
橋本 龍一 | 4年 | 14:00.29 | 28:52.76 | 1:03:46 |
藤曲 寛人 | 4年 | 14:04.10 | 28:47.00 | 1:03:13 |
難波 皓平 | 4年 | 13:59.33 | 29:22.55 | 1:02:52* |
高林 遼哉 | 4年 | 14:28.70 | 29:26.88 | 1:04:09 |
小畠 隆太郎 | 4年 | 14:21.61 | 29:47.15 | 1:06:02 |
鈴木 雄人 | 4年 | 14:32.18 | 29:52.58 | 1:04:21 |
清水 颯大 | 3年 | 13:58.74 | 29:02.47 | 1:05:01 |
澤藤 響 | 3年 | 14:29.98 | 29:15.74 | 1:04:08 |
野口 雄大 | 3年 | 14:06.01 | 29:27.36 | 1:03:11 |
多久和 能広 | 3年 | 14:10.60 | 29:55.66 | 1:06:27 |
内山 将志 | 3年 | 14:27.52 | 30:08.99 | 1:06:09* |
根井 勇哉 | 3年 | 14:26.00 | 30:19.82 | |
牧瀬 圭斗 | 2年 | 14:19.94 | 29:26.71 | 1:04:44 |
小島 優作 | 2年 | 14:10.38 | 29:49.44 | |
西澤 侑真 | 1年 | 14:25.16 | 29:44.96 | |
伊豫田 達弥 | 1年 | 14:06.98 | ||
長山 勇貴 | 1年 | 14:06.13 |
4年生・・・1年時から3大駅伝に出場してきた橋本、野田、難波の3人に3年時から台頭してきた藤曲が加わったことでますます頼もしい学年となりました。橋本は2年連続で箱根3区を務めて区間12位、1万mで28分52秒のベストやこれまでの走りからすれば、エースとなってほしい選手です。
野田はやむを得ず強行出場した箱根予選で363位となり、3年時は3大駅伝はエントリー止まり。1万mで28分52秒のベスト、2年の箱根は8区5位で走っていますし、今年度は怪我無く過ごしてほしいところです。難波はハーフ換算で62分52秒のベストを持ち、箱根予選も45位で走っていますが、全日本は8区17位、箱根も出場とはならなかったんですよね…この二人の復活が順大の命運を握ることになりそう。
藤曲は今年度1万mで28分47秒を叩き出して絶好調。全日本2区11位、箱根も7区9位で走っていますし、今年度のエースは藤曲と呼ばれるようになるかもしれませんね。そのくらい、期待の大きい選手です。ここに、箱根で10区14位で走り、ハーフも64分21秒を持つ鈴木、1万mで29分26秒、ハーフで64分9秒を持つ高林、2年の全日本予選に出場した小畠らが加わる4年生は、まさに質・量ともに揃うチームの中心です。
3年生・・・清水、野口、澤藤という3大駅伝を複数回経験している3人が牽引しています。ただ、それぞれ実績がありながらも3大駅伝に限ると苦しいんですよね…清水は3月に5千で13分58秒、1万mも29分2秒を持っていますが、箱根では6区15位に留まっており、4度の3大駅伝出場のうち3度が区間15位以下となっています。
野口は箱根予選でチーム2番手の18位という会心の走りを見せたものの、全日本では1区14位止まり、箱根は出場出来ませんでした。1500m中心から一気にハーフに対応しているだけに、マルチな距離で活躍して欲しいところ。澤藤は1万mで29分15秒までタイムを縮め、全日本では5区9位とまずまずも、1区に抜擢された箱根では区間19位に沈んでいます。
上級生となり、箱根を中心に3大駅伝で結果が求められることになりそうです。ここに、5千で14分10秒のベストを持ち、全日本にエントリーされた多久和、1年の箱根にエントリーされた内山、根井あたりが絡んでくるようだと、さらに3年生の選手層も厚くなってきそう。
2年生・・・3大駅伝唯一の経験者は小島、全日本に出場するも6区19位と苦すぎる走りとなりました。その後、1万mで29分49秒をマークしていますし、3大駅伝で借りを返す走りを期待したいところ。タイムで上回るのは牧瀬、1万mで29分26秒、ハーフで64分44秒と上々の走りを見せており、全日本、箱根ともにメンバー入りを果たしています。今年度は3大駅伝デビューといきたいところですね。
他の選手はちょっと二人には離されていますが、5千で14分19秒をもつ榎本や1万mで30分8秒をマークした近藤亮あたりが候補になってくるのかなあ。2年生は20人以上と順大にしては珍しく大量加入した学年なんですよね~ここから、抜け出してくる選手に期待ですね。
1年生・・・ともに14分6秒のベストを持つ長山、伊豫田がまずは中心となりそう。大学でもベストに近い走りを見せていますし、早速関東インカレに起用されてもおかしくない期待の1年です。長山は都大路、都道府県対抗ともに1区17位と全国の舞台で結果を残していますし、伊豫田も2年の都道府県対抗で4区9位で走っていますからね。揃って即戦力として期待が高まります。
西澤は5千ベストは14分25秒ですが、1万mで29分44秒といきなりトップ10に入ってきた選手。既に1万mの距離で好走しているのは頼もしいですね。持ちタイムでトップ10に入っていなくとも、14分17秒を持つ野村は都大路で1区20位と上々の走りを見せていますし、14分20秒を持つ平も力のある選手です。大エースの塩尻が抜けましたが、楽しみな新入生がずらっと揃いますし、1年目から多くの選手が活躍して欲しいものです。
4月30日(火)に大学駅伝の春号が発売されますね。表紙にはエースが起用されることが多いですが、今回は主将が勢ぞろいとなっています。箱根上位7校と思いきや…7位だった國學院ではなく、12位だった早稲田が起用されているのが、さすがは早稲田…?
ディスカッション
コメント一覧
毎度ながら早稲田OBのやつらめ。。
山田塩尻の穴は大きいですね藤曲橋本野田難波野口澤藤清水を中心にシードを守りっ切ってほしいと思います
シードを守るには2、5区ですかねえ。ここをきっちりと走れれば、
2年連続シードは十分狙えそうですが。