上武大学 新年度(2019)戦力分析

続いては、上武大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:8人、3年:5人、2年:3人、1年:1人となっております。今年度も3,4年生中心のチームとなりそうかなあ。これだけ即戦力が入らない中、箱根連続出場を続けているのはやはり凄い。。。

 

 

4年生・・・前回の箱根経験者は4人おり、その4人がそのまま中心となってきますね。齋藤は関東インカレ2部1500mで4位のスピードがあり、長い距離はまだまだかなあと思いきや、箱根では1区に抜擢されて区間20位という走りでした。佐々木は長い距離で結果を残す一方、全日本予選でも4組22位で走っているんですよね。箱根では6区を任されましたが、区間最下位という結果に…今年度は1万mで29分37秒とタイムを縮めています。

 

鴨川はハーフで63分47秒とチームトップタイムを有しており、箱根でも主要区間の3区を任され、19位で走っています。こちらも今年度に1万mで29分45秒と自己ベストを出していますね。橋立は箱根では5区山登りを担って区間19位という結果、これまた1万mは30分23秒と今年度ベストですね。主力が早速4年生になって自己べストを更新しているのは頼もしい限り。

 

ここに、全日本予選に2度出場している岡山、ハーフで65分8秒までタイムを縮め、箱根にエントリーされた武田、学生ハーフで65分11秒を出した野上らがメンバー争いに加わっていく形かなあ。箱根予選でも多くの選手が出場することになりそうですし、大きく稼ぐ選手も出てきてほしいところ。。

 

3年生・・・坂本、岩崎の二人が抜けた存在となりつつありますね。坂本はハーフで64分43秒を持ち、箱根では7区21位で走っています。岩崎は箱根予選でチーム3番手の83位で走り、箱根では8区22位という結果に。箱根ではともに苦しみましたが、ハーフのタイムは悪くないですし、まずは箱根予選からけっかを残してほしいところ。

 

他には、松倉がハーフで65分30秒、田波が65分35秒ということで、坂本、岩崎以外にもハーフで65分半前後が2人いるんですよね~二人ともにまだ3大駅伝・予選会へのエントリー経験は無いですが、持ちタイムを伸ばしてきていますし、メンバーに入ってきてほしい選手です。

 

2年生・・・源川がハーフで65分21秒をマークしており、5千で14分42秒、1万mで30分39秒という持ちタイムを考えても上々と言って良いのでは?西村はこの学年で唯一箱根予選に出場、ここではチーム11番手の229位と苦しい走りになってしまいました。まずは、この二人がこの学年を引っ張っていく形かなあ?

 

他には1万mのベストは30分25秒とこの学年でトップタイム、ハーフも66分台で走っている小川、同じくハーフで66分台のベストを持つ鈴木流、1万mで30分32秒のベストを持つ渡辺あたりが、もう少しメンバー争いに絡んでくれればという感じかなあ。2年生は30人という大所帯となっており、1人でも抜け出す存在が出てきてほしいですね。

 

1年生・・・14分35秒を持つ村上が唯一持ちタイムでトップ10入りを果たしています。全国の舞台での実績では、5千のベストは14分50秒ながら、都大路1区で区間28位で走っている阿部に注目かなあ。持ちタイムからしても上出来の結果と言えるのでは?同じく5千で14分50秒の生方は、2年の都大路で2区12位で走っている選手ですね。

 

14分44秒のベストを持つ鉄川は都大路3区で38位と長距離区間を経験している選手、14分51秒を持つ丸山は2年時に都大路で4区28位とこちらも長距離区間でまずまずの走りを見せています。持ちタイムで14分30秒を切るような選手はいませんが、全国の舞台を経験している選手も多く、1年目から案外台頭してくる選手が多いのでは?と期待しています。

 

4月30日(火)に大学駅伝の春号が発売されますね。私も毎年買っており、新年度の戦力を見るうえでも欠かせない一冊となっています。

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