東京国際大学 新年度(2019)戦力分析

続いては、東京国際大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:9人、3年:6人、2年:3人、1年:0人となっております。この人数からも上級生中心ということが分かる一方で、持ちタイムで即トップ10に入ってくるような即戦力はいないということに…

 

 

4年生・・・タイタスがどうやら退部したようですね。4年目に辞めてしまうとは残念です。そんな中、エースとして期待が高まるのが伊藤、5千も13分53秒までタイムを縮め、ユニバハーフ代表の座を射止めましたからね。前年度の駅伝シーズン以降の進化が止まりません。最終学年となり、どれだけ活躍してくれるか楽しみです。

 

続くのは、相沢、真船の二人か。相沢はハーフで63分13秒のタイムを持ち、箱根予選でも20位で走っている実力者です。箱根は4区17位と苦戦しましたが、その力は間違いなく主力級ですね。真船もハーフは63分13秒と相沢と全く一緒、こちらは箱根予選で80位と苦しみましたが、箱根では3区11位と好走、それぞれに大事な場面で活躍してくれました。

 

ここに、箱根予選で88位、箱根では8区6位と素晴らしい走りを見せた山瀬や箱根経験者の内山、全日本予選経験者の鈴木正、箱根予選経験者の佐藤と質・量ともに選手が最も揃う学年となっています。チームの中心として活躍してくれることでしょう。

 

3年生・・・4年生に比べると、抜け出た存在はいないのですが・・・1年時に箱根を走った佐伯、渡邉に2年の箱根に出場した加藤の3人が中心になってくるかなあ。ただ、箱根で好走経験がある選手となると、渡邉くらいなんですよね~佐伯や加藤も着実にタイムを伸ばしていますし、まずは予選会から結果を残していきたいところ。

 

持ちタイムでは、栗原が64分9秒と好タイムを焼津ハーフでマーク、自己ベスト連発で一気にメンバー争いどころか3大駅伝・予選会デビューも近そうです。64分4秒をマークした原田も楽しみな選手の1人ですよね。ここにきて3年生が伸びてきた選手が多いのは大きいですね。

 

2年生・・・芳賀が抜け出た存在になりつつありますね。1万mで29分37秒、箱根では7区6区と見事な走りを見せてくれました。2年生となり、ハイレベルかつ安定した結果を残していってくれれば。會田は全日本予選に続いて箱根でもメンバー入りを果たしました。ただ、5千で14分32秒、1万mで30分37秒と持ちタイムはまだまだなんですよね。ここから伸ばしていって欲しいところ。

 

ただ、他に5千で14分30秒切りでベストを持っているような選手もいないですし、1万mを走っている選手もまだあまりいないんですよねえ。1年目はまずは基礎作りという感じなのかなあ。今年度は、芳賀、會田に続く選手が出てきてほしいところ。

 

1年生・・・高校ベストが13分45秒のムセンビが加わったことがまずは非常に大きく、都大路でも2年連続3区で3位以内と好走を見せており、力は抜けています。にもかかわらず、さらにビンセントと留学生2人が加わることに。3大駅伝・予選会で2人同時起用が出来ない以上、同学年に2人獲得というのは、正直微妙かなあとも思うのですが・・・

 

ビンセントは金栗記念でいきなり13分30秒を叩き出す驚異的な走り、恐ろしいですね。。。留学生2人が切磋琢磨して成長し、さらに日本人選手の成長にもつながっていけばよいのですが。日本人選手では、山谷が14分6秒という高校ベストを持ち、トップ10にいきなり入ってきました。14分1桁がサクっと入ってくるのも凄いですね。。。3年時に都大路で4区14位で走っていますし、即戦力候補の1人ですね。

 

他にも、14分18秒を持つ宗像、14分21秒を持つ大上、14分24秒を持つ宮崎、14分29秒を持つ堀畑と日本人選手だけでも14分30秒切りが5人と他のシード校と比べても遜色ないルーキーが加わることに。。。エースに成長する選手が出てきて、有力留学生も加わり、さらに新入生も良いとなると…あっという間にどんどん強くなっていきそうですね・・・末恐ろしいチームです。

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