法政大学 新年度(2019)戦力分析

続いては、法政大学について、新年度の戦力を見ていきます。選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:9人、3年:4人、2年:5人、1年:4人となっております。4年生が多いのは当然として、3年生がかなり少なめ…その一方で1年生が4人というが凄いですね。即戦力候補が揃っています。

 

 

4年生・・・ダブルエースと目される青木と佐藤がチームを牽引しています。佐藤は箱根1区5位、箱根は3度走っていずれも5位以内という安定感を誇り、トラックでも結果を残していますからね。最も計算出来る選手の1人です。一方の青木は全日本で1区5位、箱根5区で2年連続3位以内と佐藤が下りに強ければ、青木は上りに強いという協力コンビですね。最終学年となり、ますますチームで占める役割は大きくなるでしょうし、それにこたえてくれるであろう2人です。

 

2人以外にも有力選手が揃っています。最も伸びてきているのは坪井、箱根6区4位の快走にハーフでベスト連発し、63分25秒まで縮めてきました。出雲も5区4位で走っていますし、勝負レースで外していないのが心強いです。岡原もハーフは63分台に突入、全日本で4区5位と好走、箱根も3区14位でまとめています。二人とも3大駅伝に出場するのが当然というところまで、力をつけてきましたよね。

 

他にも、2年の箱根で4区13位で走っている松澤に出雲経験者では佐々木、増田、強矢と3人もおり、3大駅伝経験者は実に8人を数えることに。それだけ結果を残してきた学年でもありますし、今年度も間違いなくチームの中心となることでしょう。

 

3年生・・・未だに3大駅伝・予選会に出場経験のある選手がいないという苦しい状況が続いている学年ですが…田辺がハーフで64分3秒をマークし、箱根の16人にも入ってきている他、糟谷がハーフで64分12秒で続いていますね。1万mも29分台をマークしていますし、3大駅伝出場に近いのがこの2人ということになりそうかなあ。

 

他には、5千で14分23秒のベストを持つ中村がハーフで65分28秒をマーク、寺沢は1万で31分台のベストながら、箱根メンバー入りを果たしている選手です。ちょっと他の学年井比べると苦戦気味の学年ではありますが、来年度は最上級生になることを考えても、1人でも多く駅伝デビューを果たしてほしいところです。

 

2年生・・・1年時は鎌田の活躍が目立ちましたね。全日本ではエース区間の2区に抜擢され、箱根でも8区7位と一桁順位で走っています。1万mで30分30秒、ハーフで65分15秒と持ちタイムはまだまだですが、これからどんどん更新してきそうで、期待の選手の1人です。1万mでは山本が29分24秒と好タイムをマークしていますね。ハーフはまだ66分台ですが、まずはトラックから活躍に期待です。

 

久納は1万mで29分53秒をマークした他、ハーフも64分48秒まで伸ばしてきており、この学年でトップタイム、5千で14分15秒を持つ人見や出雲、全日本でメンバー入りを果たした守角もいます。まだ、3大駅伝経験者は鎌田だけですが、今年度は一気に増えることが期待されるほど、楽しみな選手が揃う学年でもあります。

 

1年生・・・高校ベストでは14分6秒を持つ扇が抜けていますね。都大路、都道府県対抗に1区で3度出場し、全てが区間20位以内という安定した走りを見せています。1年目から楽しみですね。勝負レースの実績では、内田がこの学年でNo.1か。インターハイ5000mで10位、2年の都大路では1区10位で走るなどトラック、ロードともに高いレベルで活躍をしています。強力なルーキーが複数加わることに。

 

ここに5千では14分15秒を松本、5千は14分36秒ながら、1万mで29分50秒を持ち、トップ10入りを果たしている河田と4人が早速持ちタイムでトップ10に入る盛況ぶり。他にも5千で14分30秒切りが複数いるなど、近年における法政のスカウトにおいても、トップクラスの新入生と言って良いでしょう。1年目からどんどんメンバー争いに絡み、3大駅伝に出場を果たしてほしいですし、ゆくゆくは現4年生のような頼もしい学年へと成長してくれれば。

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