山梨学院大学 新年度(2019)戦力分析

続いては、山梨学院大学について、新年度の戦力を見ていきます。登録している選手一覧はこのようになっております。データベース登録されている人数は4年:8人、3年:7人、2年:4人、1年:3人となっております。4年生中心の選手ではありますが、持ちタイムでは下級生も着実にトップ10に入ってきていますね。

 

 

4年・・・箱根経験者がチームで6人しかいませんが、そのうち5人を4年生が占めます。ただ、その中でずば抜けた選手がいるかというとちょっと悩ましいところ…1万mでは首藤の29分24秒がチームトップ、そして、宮地が29分44秒、川口が29分45秒、中村、井上が29分46秒となっており29分45秒前後の持ちタイムの選手が多いですね。

 

箱根では2年時に首藤が3区、3年時に中村が3区、川口が2年時に4区、宮地が3年時に4区と4人とも3,4区という重要区間を任されているんですよね。ただ、4人とも区間15位以下で好走した選手はおらず…主力として活躍して欲しい選手ですし、まずは箱根予選から結果を残していきたいところですね。

 

他には、ハーフで64分17秒をマークしている山田も前回の箱根を走っている選手ですね。ともに5千で14分10秒台のベストを持つ井上、関川らもいますし、やはり最上級生として山梨学院を引っ張っていって欲しい学年です。選手層という点でも鍵を握ることとなりそう。

 

3年生・・・一気に伸びてきたのが森山、1万mで29分33秒というベスト、箱根にも3年生以下で唯一出場しており、9区を任されています。箱根予選にも出場していますし、中心選手として活躍して欲しいところ。続く選手となるとまた悩ましいところなのですが…全日本予選に出場し、1万mも29分38秒まで伸ばしてきた齋藤、5千で14分21秒、1万mで29分56秒をマークしている田矢あたりにはまず期待したいところかなあ。

 

ハーフならば、64分50秒を持っている鈴木がこの学年トップで箱根16人にも選ばれていますし、安藤は1年の時に箱根予選に出場している選手です。4年生に比べると、勝負レースに出場経験のある選手自体少ないのは気になるところですが、伸びてきている選手も多いですし、楽しみな学年ですね。

 

2年生・・・留学生のオニエゴは、1万mで29分26秒、ハーフで65分40秒に留まっており、ちょっとニャイロの代わりを務めるには荷が重すぎるか…まあ、そういう判断もあって新留学生が2年連続で加わっているのでしょうが…ヴィンセントが加わってから一気に伸びた国士舘のギトンガのように、2年目にさらなる成長を期待したいところですが。

 

タイムを伸ばしてきているのは坪井、1万mで29分49秒をマークしていますし、箱根予選にもエントリーされていますからね。2年生の中でも中心的役割を果たしてほしいかな。他には5千で14分20秒を持つ松倉、14分21秒の川口、1万mで29分58秒のベストをもつ矢島らがいますねえ。2年生がやや苦戦気味なだけに、メンバー争いに1人でも多く鍬って欲しいところです。

 

1年生・・・新留学生のムルアの持ちタイムがちょっとまだ公式で確認出来ていませんが、昨日行われた世田谷記録会では14分6秒をマークしており、一旦ベストとしてDB登録しております。見るからに速そうな選手…山梨学院の新エースとして1年目から君臨することになるかもしれません。もちろん、オニエゴにも負けないでほしいですが。。。

5千のベストでは、ともに14分21秒のベストを持つ伊東、都築が早くもトップ10に入ってきていますね。伊東は都大路では2年時に出場し6区24位という走り、都築は3年の都大路に出場し、3区14位と上々の走りを見せているんですよね。苦しむチームにおいて、全国で結果を残している選手の加入は心強い限りです。

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