駒澤大学 新年度(2019)戦力分析

続いては、駒澤大学について、新年度の戦力を見ていきます。現在、登録している選手一覧はこのようになっております。現在、データベース登録されている人数は4年:6人、3年:7人、2年:2人、1年:2人となっております。やはり、3,4年生の人数が多いですよね~特に4年生がこれだけ戦力となってくるとは1年の時には正直思わず…また、1年が2人入ってきているのも注目です。

 

 

4年生・・・新エースとして期待のかかるのは山下と大聖、山下は箱根でも2区で好走、その後も結果を残し続けていますからね。チーム随一の安定感は心強い限り。大聖は学生ハーフで61分51秒を叩き出して2位、ユニバ代表の座を射止めました。箱根も3区5位で走っていますし、ともに今年度は3大駅伝全てで主要区間を担い続けることになりそう。

 

続くのは大成、箱根6区での好走に続いて、丸亀ハーフでは62分24秒をマークしていますし、勝負レースで結果を残し、さらに自己ベストも出すといういい流れで来ていますね。今、最注目は大坪かなあ。5区予定だった箱根は走れませんでしたが、先日62分17秒というタイムを叩き出して優勝、まぐれで出せるタイムでは無いですし、先述の3人に負けない走りを見せてくれました。今年度俄然楽しみになってきました。

 

他にも1万mで29分2秒を持つ佐々木、29分47秒をマークし、主将も任されている原嶋がいますし、エースがいて、選手層も厚い学年となりましたよね。やはり、チームの中心は4年生ということになりそう。

 

3年生・・・箱根5区5位と好走した伊東が1万mでも28分34秒を叩き出すなど飛躍の1年となりましたよね。3年生では最も結果を残している選手と言って良いのでは。安心感も抜群です。続く選手は、1万mで28分36秒を持つ加藤、5千でチームトップの13分52秒を誇り、箱根7区4位で走っている小島の2人かなあ。加藤は本来であればエース級の活躍も期待したいところなのですが、ちょっと3大駅伝でらしい走りを見せられていないのが気がかり…

 

小島は3大駅伝デビューの箱根で好走したのが好印象ですよね。スピードだけではなく、ロードやハーフの強さも見せてくれました。3人とも3大駅伝フル出場も期待されるところです。さらに続くのが、ハーフで62分54秒を持つ小原、62分56秒を持つ神戸ですかねえ。小原は2年連続箱根8区で当日変更となりましたし、神戸は箱根予選で好走も全日本、箱根ともにエントリー止まり。その悔しさを晴らす1年にして欲しいです。

 

ここに、5千で14分4秒を持つ吉村や小林、若林といった選手たちが加わってきてほしいところなんですけどねえ。そうすれば、ますます選手層が厚くなるのですが…現状はちょっと前述の5人に比べると離されている状況ですからね。3年時の飛躍に期待かなあ。

 

2年生・・・有力選手がずらっと揃う3,4年生に比べるとちょっとまだ戦力となり切れていない状況かなあ。1万mで29分17秒を持つ石川が自己ベスト連発を見せましたが、まだ上級生に割って入るほどではないですし、ハーフで64分48秒を出した花崎が唯一箱根にエントリーされましたが、出場を期待される状況では無かったですからねえ。

 

さらに、1万mで29分31秒をマークした大西とこの3人がまずは中心となってきそうかなあ。今後を見据えても、まずは1人でも3大駅伝デビューを今年度は果たしたいところですよねえ。持ちタイムを伸ばしてきた選手では、15分2秒→14分26秒を出した新矢がいますし、佃、久綱あたりも高校時代の実績があります。計算出来る3,4年生に比べて未知数なだけに、ここから台頭してくる選手が複数いれば、そのまま戦力アップにつながっていきそうな大事な学年となりそう。

 

1年生・・・即戦力として期待されるのは、やはり田澤ですよねえ。13分53秒、29分6秒という高校ベストとは思えないタイムを引っさげ、高校時代の実績もずば抜けていますからね。ここ数年は1年目から活躍する選手が少ないだけに、田澤への期待は否が応でも高まります。続くのが宮内、14分9秒というベストはいきなりトップ10入り、都大路でも6区区間賞を獲得していますし、3年生になってグッと成績を残し始めたのも心強いです。

 

さらに、5千のベストでは14分17秒の山野、14分18秒の小倉が続いています。山野はいわゆる無名校のエースで伸びしろ十分という感じですし、小倉は都道府県対抗で最長区間の5区3位と好走を見せました。5千のベストで14分30秒切りは8人と大量にいますし、1年目からの活躍はもちろん、今後に向けても楽しみな選手が揃っている学年となっています。

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