2018年度 高校生特集 ~松崎 咲人(マツザキ サキト)~

続いては佐久長聖の松崎ついて高校時代の走りを振り返ってみます。東海大学に進学することになります。佐久長聖→東海は毎年のように有力選手が進みますね。東海の監督が佐久長聖の元監督ですから、当然と言えば当然なのかもしれませんが…松崎も偉大な先輩たちに負けず、勝負レースで多くの結果を残してきた選手です。

 

塩尻広陵中学時代、全中では8分51秒の2位で予選通過、決勝に進出しましたが、ここでは8分45秒の15位に終わっています。ジュニアオリンピックでは8分37秒の3位で予選通過、本選では8分43秒で9位とどちらの舞台でも決勝に進出しているのはさすがです。都道府県対抗でも2区を任されて区間4位と上々の走りを披露、中学時代から結果を残してきた選手の1人ですね。

 

佐久長聖高校では、国体3000mに出場すると、8分24秒の3位で予選通過、決勝では8分20秒をマークして4位と表彰台にはあと一歩届かずも、見事な走りを見せてくれました。長野県高校駅伝では2区区間賞、5000mでは14分11秒と高1でトップクラスのタイムを叩き出しています。

 

高1のベストが最終的に高校ベストとなってしまったのは残念ですが、タイム以上の力はありますよねえ。都大路では、2区を任されて区間賞を獲得、佐久長聖期待のルーキーは2区を任されることが多いですが、ここできっちりと区間賞を獲得しているのがさすがです。

 

高2では、トラックでは目立った活躍は無かったかなあ。インターハイや国体には出場していませんしね。まあ、国体には高校No.1の中谷が出場していますので、どうしようもないですが…長野県高校駅伝では7区を任されて区間賞を獲得しています。都大路では、長距離区間の3区を任されると、区間7位と上々の走りで留学生に逆転こそ許したものの、大差をつけられることは無く…逆転での都大路優勝へと貢献する走りを見せました。

 

都道府県対抗では、1区を任されると区間2位とこちらも素晴らしい走りを披露、ロードでの強さは一際素晴らしく、その後は日本クロカンでも並みいる3年生を押しのけて3位と表彰台に上がる走りを見せています。あっという間にエースとしての系譜を上っていくこととなりましたね。

 

高3、インターハイにはまたしても出場は出来ず、結局3年間出場は出来なかったんですよね。それでも、国体では14分14秒で9位に入っていますし、決してトラックが苦手というわけでは無いですよね。むしろ、ロードが得意すぎるというべきなのか…長野県高校駅伝は故障で間に合わず、出場さえしていません。それだけに、都大路に向けても不安は残ったのですが…

 

都大路では満を持して1区を任されると、ラスト勝負にこそ敗れてしまいましたが1区3位と好スタートを切りました。1,2位が2年生ですから3年生の中ではトップということに。大舞台&ロードに強いというのは頼もしい限りです。都道府県対抗では5区を任されて区間7位、決して悪くは無いですが、松崎の力を考えるともうちょっと走ってほしかったところかなあ。

 

卒業後は東海大学に進むこととなりますが…来年度は史上最強世代が4年生ということで、高校トップクラスの実力を持つ松崎でも、メンバー入りを果たすのも容易では無いですね。来年度の選手層の厚さは全大学を見渡しても間違いなくNo.1でしょうし。もちろん、1年目から戦力になってくれることに越したことは無いですが、むしろチームとして気になるのは2年目以降ですよね。現1,2年が3年生に比べると元気が無いだけに、ゆくゆくはチームの主力として活躍して欲しいものです。

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