高校伊那駅伝2019結果 ~世羅が4年ぶりの優勝~

今日は長野県にて全6区間で行われる伊那駅伝が行われました。今回も、都大路でトップ3だった倉敷、世羅、学法石川といった全国の強豪校が揃いました。1,2年生だけで臨むこの大会なだけに、来年度のチーム力を占ううえで重要な大会となっています。もちろん、ここから大きく伸びる選手も多いですし、一概には言えませんが…では区間ごとに見ていきます。公式結果はこのようになっております。

 

1区(6.6km)

6区間中4番目の距離ということで長くは無いですが、出遅れは避けたいという難しい区間である1区、ここで先手を取ったのは埼玉栄の白鳥でした。18分54秒は従来の区間記録を7秒更新する走り、都大路でも2年生ながら1区区間賞を獲得していますし、順当ですよね。来年度の高校長距離界において、中心となる選手でしょう。

 

2位には世羅の倉本が入り、こちらもさすがの走り、都大路では7区3位でしたが、来年度は主要区間を担うことになりそうかなあ?3位に仙台育英の1年である山平が入ってきたのにはちょっとびっくり。都大路では6区17位だった選手なのですが、一気に伸びてきたのかなあ?仙台育英は2年生に力のある選手が多いだけに、来年度は都大路でも優勝候補に名を連ねてきそうです。

 

4位に聖望の久保田が入ってきたのにはちょっとびっくりしました。5千のベストは14分29秒だったと思うのですが…都道府県対抗でも4区19位で走っている選手でもあります。5位には滋賀学園の安原が入っていますね。こちらは都大路では1区26位で走っている選手ですし、まずまずかなあ。

 

2区(8.9km)

2番目に長い距離であり、エースかエースに次ぐ選手が走ることが多い区間でもあります。ここで区間賞を獲得したのが鎌倉の児玉、都大路では1区5位で走っている実力者ですし、順当な結果と言って良いかな。やはり、高校トップクラスの走力を持つ実力者であることを改めて示してくれました。

 

2位に埼玉栄の佐藤が3秒差で続いています。都大路では1年ながら3区6位の素晴らしい走りを見せてびっくりしましたが、その実績を考えればもはや驚きは無いですね。もちろん、凄いことに変わりはないのですが…来年度は白鳥とともにチームを牽引していくことでしょう。

 

3位に倉敷の石原が入ってきていますね。都大路では6区2位で走り、逆転トップに立った実力者です。こちらも、来年度は主要区間を走ることを期待される選手ですね。4位に仙台育英の喜早が入り、都大路4区4位で走っていることを考えると、こちらも順当と言えそう。2区は都大路で結果を残している選手が、揃って上位に入ってきた印象です。

 

3区(7.2km)

花咲徳栄の唐澤が区間賞、5千のベストは14分26秒で都大路は都道府県対抗にも出場していない中、この走りは素晴らしいですね。埼玉は埼玉栄がいるだけに、なかなか全国の舞台に立つのは難しいですが、楽しみな選手です。2位に須磨学園の岸本、5千のベストは14分57秒かな?これまた一気に伸びてきた選手なのかなあ?須磨学園も西脇工業と熾烈な県予選の争いがありますし、大変ですね。。。

 

3位に佐久長聖の伊藤、2連覇中の佐久長聖ですが、今回は奮わなかった中、1年の伊藤がしっかりと走ってくれたのは収穫かなあ。都大路では2区10位ともう一歩だっただけに、長距離区間も任せられるようになってくれると、チームとしても総合力が上がってきますね。

 

4区(9.1km)

最長区間の4区、各高校もエースクラスを起用してくることが多いです。そんな中で区間賞を獲得したのは仙台育英の吉居、実力はありながらも都大路では1区42位とまさかの走りになってしまいましたからね。ここで良い走りを見せられたのは大きいですね。来年度も中心選手として活躍してくれるでしょう。

 

区間2位に鎌倉学園の力石、この走りにはちょっとびっくり。。。都大路では主要区間の3区を任されましたが、そこでは区間32位に沈んでいましたからね。こちらも都大路から立て直してきましたね。児玉、力石の2年生コンビは協力です。区間3位に学法石川の長谷部、都大路には出場していない選手がエース区間で3位に入ってくる層の厚さですよね。5千のベストは14分44秒のはずですが、持ちタイムをはるかに超える力がありますね。

 

区間4位に秋田工業の高橋、都大路では1区45位という悔しすぎる走りとなってしまいましたが、ここではきっちりと上位で走ってきました。力のある選手ですし、このくらい走ってもおかしくないですよね。4区は2区とは逆に都大路で苦戦した選手が多く上位に来ている印象です。

 

5区(5.1km)

最短区間であり唯一留学生の起用が認められている区間でもあります。区間賞は興国のワウエル、区間2位にも20秒差をこの距離でつけているとはさすがですね。区間2位に遊学館のジョスファット、3位に世羅のムワニキ、4位に福岡第一のビクターが続いています。ムワニキは都大路4区で区間タイ記録で走った実力者ですが、二人が上回ってきましたね。

 

日本人トップの5位は学法石川の加藤、トップとは1分1秒差がありますね。5kmでも1分の差をつけてしまう留学生はやはり恐るべし…加藤も都大路を走っていない選手ですし、来年度の学法石川も楽しみな存在です。日本人2位の6位には敦賀気比が入っていますね。5千はまだ15分台かなあ?びっくりの走りとなりました。

 

6区(5.295km)

アンカー区間で区間賞を獲得したのが洛南の若林、都大路では5区14位と目立った走りは出来ていませんが、この走りは素晴らしいですね。区間2位に23秒をつけるダントツの区間賞で巣。三浦、赤星、諸富ら力のある選手が2年生以下に残る洛南なんですが、若林も主要区間を任せられるくらいになれば、ますます楽しみです。

 

区間2位に学法石川の高槻、こちらも都大路には出場していない選手が上位に入ってきました。まあ、都大路は3年生が5人走っていますからね。ただ、2年生以下にも力のある選手が揃うことを改めて示してくれました。区間3位に報徳学園の水金、5千は14分56秒かなあ?実力校が揃う伊那駅伝で3位に入ったのは自信にして良いのでは。

 

総合成績

5区終了時では、トップの仙台育英と2位の世羅との差はわずかに1秒、3位は1分離れていることから2校の優勝争いとなりましたが、制したのは世羅でした。最終的には2時間10分58秒、2位に12秒差をつけての栄冠となりました。世羅も留学生は起用しましたが、エースの1人であり、都大路では3区5位で走っている中野を欠いているんですよね。それでこの走りは素晴らしく、都大路には再び優勝候補として戻ってくることでしょう。

 

2位に入った仙台育英は、留学生が走っていませんからねえ。都大路を走ったムセンビは東国大に進学となりますが、また新しい留学生が入ってくるのかなあ?となれば、喜早、吉居、留学生で再び主要区間を担えるのは大きいですね。こちらも都大路の優勝候補に名を連ねてきそうです。

 

3位に学法石川が入り、都大路に続いての3位ですね。主力がごそっと抜けてどうなることかと思いましたが、層の厚さは健在で来年度も心配はいらなそう。さらに、今回は都大路では3区4位と素晴らしい走りを見せた松山を欠いていますし、学法石川もまだまだ上積みがありそうです。

 

4位に洛南が入っていますね。三浦を筆頭に実力者がずらっと2年生に揃っていますし、若林など楽しみな1年生も出てきたとなると、都大路では9位でしたが、そこからのさらなる順位アップも期待出来そうなチームです。

 

5位に埼玉栄、白鳥、佐藤のダブルエースでリードしましたが、3区以降はやや失速してしまいました。ただ、今回走った2年生は白鳥だけですし、1年生は粒揃いということになりますね。ここから大きく伸びる選手も出てくるでしょうし、白鳥、佐藤の存在はやはり脅威です。

 

6位に佐久長聖、2連覇中でしたが、今回はちょっと奮わずでしたね。エース候補の2区服部が区間9位に終わったのは残念…宇津野は4区18位に沈んでおり、都大路を見てもちょっと主要区間は不安ですね。。。今回は鈴木が走ってはいませんが、それでもこの順位となったのは、ちょっと今後に不安を残す結果となりました。

 

7位に秋田工業、都大路では28位だったことを考えれば、上出来の結果と言えるのでは。高橋に続いて高貝も計算出来る選手となってきたのは大きいですね。1年生も中川、小松と楽しみな選手がいますし、来年度は都大路でも巻き返してくれそう。

 

8位に藤沢翔陵が入り、ここまでが入賞。都大路には鎌倉学園に敗れて出場出来ませんでしたが、4区5位で走った1年の田邉が凄かったですね。エース区間で素晴らしい走りを見せてくれました。来年度も主力が残る鎌倉学園と藤沢翔陵の争いはし烈を極めることになりそう。

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