クロカン日本選手権(2019年)U20男子8キロ結果 ~関西創価の葛西が優勝~

2019年2月24日

本日、クロカン日本選手権が行われました。公式結果も載っていますね。まずは、U20男子8kmの結果を振り返ります。テレビ放送は無くとも、ネットストリーミングで配信してくれるのはありがたいですね。長距離はTVでリアルタイムで放送されにくいですし、ネットで見れるだけで十分です。トップ10の選手を見ていきます。

 

~U20男子8km~

2周目あたりからあっという間に集団から抜け出し、終盤は後続を引き離して優勝を果たしたのが関西創価の葛西、都大路で1区7位で走るなどその実力は折り紙つきですが、日本クロカンでも優勝してしまうとは…この大会で活躍した選手は大学でも即戦力として活躍することも多いですし、非常に楽しみな選手です。箱根予選落ちとなった創価に進むということもあって、即戦力どころか即日本人エース?という期待までしてしまいます。

 

6秒差の2位には八千代松陰の佐藤、こちらも都大路で1区2位で走っている実力者、しかもまだ2年生ですからねえ。既に高校トップクラスの選手となっている佐藤がここでも好走、3年生となる来年度がますます楽しみです。3位に九州学院の井川、高校最強と言われ、実績はずば抜けていますが、ちょっと3年の駅伝シーズンはもう一歩でしたからねえ…都道府県対抗も欠場しましたが、まずはここで元気な姿を見せてくれたのが何よりです。早稲田でも即戦力として活躍してくれれば。

 

4位に埼玉栄の白鳥、こちらも都大路1区で区間賞を獲得した実力者、都大路1区で活躍した選手が上位を独占する形となりました。都道府県対抗では奮わずにあれっ?と思いましたが、ここではしっかりと上位に入ってきて一安心。石井同様にまだ2年生ですし、現時点では、来年度の頂点を争うのは石井とこの白鳥かなあと思わせるくらい、力がある二人です。

 

5位に佐久長聖の鈴木、都大路には何とか合わせてきましたが、5区4位という走りでしたからね。本来であれば長距離区間を走ってほしい選手が、ここで好走してくれたのは大きいですね。こちらもまだ2年生ですし、来年度は怪我無く活躍してくれれば。6位に金沢龍谷の中西大、都大路は出場していませんが、既に14分5秒のベストを持つ実力者ですね。都道府県対抗も1区15位で走っていますし、國學院にとってはこれまた楽しみなルーキーとなりそうです。

 

7位に世羅の倉本、都大路では7区3位で走っている実力者ではありますが、主要区間を走っていない選手がここまでの順位で走るとは…まだ2年生ですし、今大会は2年生の活躍も目立ちましたね。上位7人のうち4人が2年生とは…都大路の主要区間で活躍した中野、ムワニキは来年度もいますし、倉本と合わせた3本柱は強力、優勝候補筆頭で来年度は迎えることになるかも…

 

8位に学法石川の横田が入り、ここまでが入賞、都大路では4区2位で走っているこれまた実力者です。本当に今回の上位陣は納得の選手ばかりですよね。都大路や都道府県対抗で結果を残している選手が順当に上位に入ってきた印象です。有力選手が揃う青学のルーキーですが、横田が最も結果を残しているかなあ?

 

早生まれの大学1年生もU20には出場出来ますが、青学の湯原が9位に入ってきました。来年度は同じチームとなる横田に敗れての9位は本人も悔しいのでは…既に1万mでも28分台を持っていますし、来年度は3大駅伝で見たい選手ですね。10位に世羅の中野、トップ10に2人入ってきたのは世羅高校だけですね。中野は都大路で3区5位で走っている実力者ですが、2年生に力のある選手が揃っています。

 

11位以下では、、、11位だった仙台育英の喜早も都大路で4区4位の好走に続いて今回も上々の走り、また楽しみな2年生の好走が光りました。12位に藤本、14位に酒井と1秒差で二人が続いた西脇工業勢もまずまずかなあ。期待の東農大二の1年生、石田は38位と今回は苦戦してしまったかなあ。まあ、まだ1年生ですし、これからですよね~

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