第95回(2019年)箱根駅伝 ~区間別展望~

2018年も今日が最後となります。毎年のことですが、今年こそ、もうブログを止めるかも…と思いつつ、結局今年もブログを続けてきました。それも、読んでくれる方々のおかげです。ありがとうございます。区間賞争いをするであろう選手、優勝を争うであろう大学の選手を中心に述べていきます。

 

1区

やはり、どの大学も1区を遅れたくないということで、有力選手を起用してきますね。そんな中でも、東国大は留学生のタイタスを起用してきました。1区留学生というのはかなり久しぶりな気が…さらに、万全であれば、前回1区区間賞の西山(東洋)や前々回1区2位の鬼塚が今回も区間賞候補なのですが、コンディションが気になるところ。

 

また、出雲1区区間賞の橋詰(青学)、全日本で関東勢トップの竹下(帝京)らも候補になってくるか。出雲1区で好走した川村(中央学院)、神奈川のエースである山藤、当日変更では、駒澤の片西、早稲田の中谷、法政の佐藤らが入ってくれば、こちらも区間賞候補として入ってきそうかな。これだけ有力選手が集まればハイペースになりそうですが、けん制してスローになることもありますし、1区から目が離せません。

 

2区

今回も順当に各大学のエースがエントリーされてきましたね。全日本の走りを見る限り、区間賞候補筆頭は日大のワンブィでしょうか。さらに、拓殖のデレセ、国士舘のヴィンセントと留学生が3人エントリーしており、いずれも実力者です。その一方で前回区間賞を獲得した青学の森田、山梨学院のニャイロはいずれも補欠で出場も危ぶまれるほどに。

 

さらに、日本人大学生No.1の塩尻(順大)も4年連続のエントリー。これまで、箱根ではらしい走りがなかなか出来ていないだけに、最後に有終の美を飾ってほしいところ。東洋も前回3位に入った相澤か山本修の当日変更が予想され、こちらも実力者ですね。また、67分台が続出というような、ハイレベルな争いを期待したいところ。

 

他にも、日体大の山口和、法政の坂東、城西の金子、帝京の畔上、大東大の川澄、上武の太田黒らがチームのエースをきっちりと起用してきていますね。エースの走りに注目です。

 

3区

現時点では、1,2区に比べるとそこまで主力を投入していない気が…前回の3区経験者では区間5位で走っている國學院の青木が実力者ですね。故障からの回復具合が気になるところですが、東洋の吉川も万全であれば区間賞候補に名の挙がる実力者。

 

さらに、当日変更候補も多いですね。青学は鈴木が入れば、明治も27分台のベストを阿部、中央は中山が3区に入ることがあれば、一気に区間賞候補となりそう。

 

ルーキーでは、帝京が28分34秒を叩き出した遠藤、早稲田が千明といずれも力のある選手を配置。個人的には遠藤の走りに特に注目しています。2区はどこもエースが揃うだけに、今回は3区で大きく差がつくことになるかも。。。

 

4区

準エース区間と言われる4区ではありますが、現時点ではそこまで主力が入っているわけではなさそう。復路で好走している選手を起用しているところもあり、早稲田が9区区間賞の清水、東国大も相沢を持ってきていますね。当日変更では、東洋が相澤が山本修の起用が予想され、どちらでも、区間賞候補筆頭となるかなあ。

 

東海も当日変更の可能性が高く、關や館澤が入ってくるとなると、一躍稼ぐ区間となりそう。エントリー者の持ちタイムでは、28分36秒を持つ加藤がトップですが、勝負レースでの実績はまだそこまでで無いだけにどうかな?

 

5区

前回、区間賞を獲得した法政の青木が今回も区間賞候補の筆頭ですね。さらに、前回区間1桁で走っている選手では…4位の山田攻(順大)、5位の竹石(青学)、7位の服部(城西)、9位の田中(東洋)の5人が今回もエントリーされていますね。経験も活かせることのできる区間ですし、前回以上の走りも期待されます。

 

前回未経験者組では、全日本でともに好走した東海の西田、國學院の浦野に注目かなあ。西田は5区候補として名前も挙がっていて、本人も上りに自信を持っているだけに楽しみ。浦野は名実ともに國學院のエースで2区かと思っていましたが…5区でどれだけ走れるか気になります。中央学院の高砂も今年度ほとんど姿を見せない中での5区、走力は抜群ですが、1年時の大爆発以降、なかなからしい走りを見せていないのが不安かなあ…

 

6区

青学の小野田が区間賞候補の筆頭ですね。前回58分3秒で下っており、57分台さえも期待されるほどです。続くのは前回区間2位に東海の中島が入っており、こちらが対抗となるかな。前回区間3位の佐藤が再度走ればこちらも大きな期待がありますが、今回は平地に回りそうかな。

 

さらに、前回一桁で下っている選手では、5位の今西(東洋)、6位の樋口(中学)、7位の硴野(拓殖)と実力者がずらり。今西、硴野は今年度平地でも素晴らしい走りを見せていますし、樋口は4年連続の箱根6区にかける思いもあるでしょう。下りのスペシャリストの走りに注目です。

 

7区

ここはもう、前回優勝を決定づける区間新の爆走を見せた林の力が抜けていますよね。区間2位に2分34秒もの大差をつける走りを見せましたが、その再現を見せられれば5連覇もぐっと近づきそう。東洋は前回10区区間賞の小笹、東海は前回2区を走り、復活を遂げた阪口を起用してきており、3強のいずれも7区を重視していることが分かります。

 

というか、7区にも主力を置けるのが優勝を狙うチームの強さというべきかなあ。持ちタイムでは、明治が28分54秒を持つ主力の小袖を起用、帝京も主要区間を経験する岩佐を起用してきましたね。7区も大きく差がつく区間となることも…

 

8区

最も当日変更されることが多い8区なだけに、現時点では展開が予想しづらいですが…優勝候補を見てみると、青学は山田、東洋は田上と当日変更もあり得ますが、ちょっと手薄となっている区間でもありますね。東海は前回5区を走った松尾を起用、こちらも力はありますが、まだ箱根では結果を残せておらず…前回、圧倒的な走りで区間賞を獲得した下田のような存在はいなそう。

 

現時点で、1万mで28分台のベストを持つだけですし、ハーフのベストが62分台なのも、その松尾と駒澤の小原だけですしね。小原はまだ当日変更の可能性もあり得るほどですし…各大学が手薄になりやすい区間なだけに、選手層の厚さが問われることになりそう。

 

9区

復路のエース区間と言われる9区、青学は吉田圭を、東洋は中村拳、東海は鈴木を起用してきました。東海が前回区間5位で走っている湊谷と当日変更であれば、順当かなあ。長い距離に強い実力者が走ることに。前回の実績では、9区2位で走っている堀合が力がありますね。

 

今の勢いでは、前回9区10位で走っている帝京の小森も大きく順位を上げてきそう。早稲田はスピードのある新迫がエントリーされていますが、9区となると当日変更もありそうで怖い。そろそろ、走ってほしいですが…他には9区で好走経験のある大東大の谷川、日体大の林田も個人的には楽しみかなあ。

 

10区

青学は吉田祐で吉田リレーということに。ともに今年度区間賞しか獲得していないですね。東洋は浅井、東海は郡司となっており、今年度の走りでは吉田祐が抜けているかなあ。持ちタイムでは、ハーフで62分20秒を持つ星が抜けており、タイム通りの走りを箱根でも魅せられるようであれば非常に楽しみ。

 

また、最終区では4年生にも注目ですね。明治のエースとして活躍した坂口が2年前に走った10区に。調子は良いという話でしたし、最後くらい笑って終わってほしいです。駒澤も下を起用、こちらは調子が上がらないのであれば当日変更もありそうですが…また、前回2区を走っている中央学院の市山も10区なんですよね。故障に苦しみ続けてきた大東大の中神は走れば1年以来の箱根、復活の走りを見たいですね~

 

当日変更が読みづらい大学も多くて予想し辛いですが…出来れば、各大学ともに悪い意味でのサプライズな当日変更は無いと良いのですが…いよいよ箱根駅伝まであと2日と迫りました。2019年もよろしくお願いします。駅伝ファンにとっては、1年最大の楽しみが3日で終わってしまいますが、それもファンの宿命ですね(笑)

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