第９５回箱根駅伝 中央大学 区間配置予想 ～完全復活への戦力は整った～
箱根エントリーも発表され…今日からは各大学ごとに、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。順番はいつも通りランダムですが…まずは、中央大学となります。前回の箱根は往路を１０位とシード圏内で終えながら、復路で崩れての１５位、今年度は、全日本予選は途中棄権でしたが、箱根予選は８位通過を果たしています。エントリーメンバー、箱根成績(直近５年)はHPをご覧ください。
４年：中山 顕、堀尾 謙介、苗村 隆広、神崎 裕、関口 康平
３年：舟津 彰馬、冨原 拓、岩佐 快斗
２年：加井 虎造、池田 勘汰、三須 健乃介、畝 拓夢、
川崎 新太郎、岩原 智昭、矢野 郁人
１年：三浦 拓朗
箱根予選を走った１２人からは、１０位だった二井、１１位だった安永の二人が外れていますが、前回の箱根経験者９人のうち、先述の安永だけですし、エントリーとしては比較的順当と言えそうかなあ。なんと言っても、苗村、畝といった箱根予選を欠場した主力が戻ってきたのも心強い限りです。ともに、記録会でしっかりと走れていますしね。そんな中央大学の区間配置予想は以下の通りです。
舟津③ー堀尾④ー三浦①ー中山④ー畝②
冨原③ー三須②ー苗村④ー池田②ー矢野②
１区は舟津、今年度の走りを見ていると、不安もあるのですが、かといって他に任せられる選手がいるかというと、、、ダブルエースを１区に起用するのはもったいないですし、やはりここは舟津に走ってほしいかな。２区は堀尾か中山の２択という贅沢すぎる悩みですが、前回好走しており、箱根予選という勝負レースで結果を残したことから堀尾としました。今の走力ならば、前回の２区８位を上回ることも十分期待出来そう。
３区は三浦、もちろん前回走った中山がいるのですが、本来３区は走りやすい区間であり、故障明けの中山が不本意ながら走った区間でもあります。となると、ここは期待のルーキーである三浦に任せるのも面白いかなあと。箱根予選を始め勝負レースにも強いですしね。
４区は中山、距離が伸びて準エース区間に戻りましたし、ここは比較的難易度が高い区間でもありますからね。エースの中山に任せたいなあと。さらに、２，４区のダブルエースでルーキーの三浦を挟み、三浦にゆとりをもって走ってもらうという思いも込めて。
５区は畝、故障明けというのはもちろん不安要素ではあるのですが、それでも畝の力ならば何だかんだまとめてきてくれるのではないか？と期待が大きいんですよね。前回も良く無かったと言いつつ、区間１０位で走っていますし、経験に加えて、走力、適性もありますからね。
６区は冨原、前回区間１８位ではありますが、やはり山下りを１度経験しているというのは大きいですし、その経験を活かして前回をはるかに上回る走りを…ただ、他に候補がいればそちらが起用される可能性もありそうかなあ。７区は三須、箱根予選でチーム７番手で走っていることに加えて直近で１万ｍも２９分１８秒まで伸ばしていることも加味すると、１０人に入ってくるのではないかなあと。とすると、比較的走りやすい７区あたりが良いかと。
８区は苗村、１年の時に走っている区間でもありますし、往路でなければ最近は重要度も上がっている８区かなあと。前回４区を走っている選手を復路に残せれば、大きいですよね。９区は池田、前回は１年ながら走っている区間ですし、箱根予選ではチーム３番手の快走、５千で１４分ジャストのスピードも見せ、さらに本人も希望しているとなれば、９区を任せるのが良いのでは。前回は１８位でしたが、そこから成長した姿を見せてくれれば。
最終区は悩ましいところですが、矢野としました。箱根予選ではチーム５番手で走っていますし、その選手をわざわざ外す理由もないかなあと。本人も１０区を希望しているようですし、今年になって伸びてきた選手に託すのも面白いかなと。
いい意味で１０人選ぶのが悩みますね。箱根予選を走らなかった苗村、畝が戻ってきたことでさらに争いが熾烈になる一方、中堅層の底上げも進んでいますからね。前回８区を走っている神崎や主将の関口も復路の８区や１０区を走ってもおかしくないでしょうし、２年生ならば持ちタイムの良い加井や川崎あたりも候補に入ってくるでしょう。
山を含め、前回の経験者が９人残っているのはやはり大きいですし、堀尾、中山というさらなる成長を遂げたダブルエースは非常に強力。つなぎ区間も選手層が厚くなってきたことで不安が無くなってきたとなれば、箱根シード返り咲きに向けて、好材料が揃ってきました。箱根予選こそ８位と下位での通過ではありましたが、下位通過からの箱根での逆襲、十分に期待出来そうです！！
皆さんの区間配置予想、順位予想も受け付けています。是非とも予想してみてください♪
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