2018年 都大路出場校 その2

2018年12月8日

引き続き、都大路出場校の戦力を見ていきます。公式サイトはこちらになります。何気に、都大路の特集は人気なようで…高校駅伝に興味のある方も多いのですね。私も、もう少し知識を身につけつつ、記事も増やせるように頑張ります~それでは、都大路の特集第二弾です。

 

八千代松陰(千葉)~3年ぶり11回目~

千葉県は最激戦県の1つですね。八千代松陰が3年ぶりの出場、ここ2年は市立船橋が出場していますし、3年前は流経大柏も出場していますし、専大松戸も力があります。今回は八千代松陰が2時間7分49秒、2位の市立船橋にわずか7秒、ほとんどの区間で1,2位を両校で走っていますし、大激戦でした。

 

1区区間賞の佐藤、3区区間賞の石井という2年生コンビに4区区間賞タイの富田と主要区間でタイを含めて、独占したのが大きかったですね。3年前は羽生を擁して9位と入賞まであと一歩、今回も入賞を狙える戦力だと思いますし、楽しみです。

 

駒大高(東京)~初出場~

東京と言えば、少し前は東京実業、ここ数年は國學院久我山が連続出場を果たしていますが、駒大高が見事に初出場を果たしました。2時間8分19秒とタイムも上々ですよね。2位の東京実業を40秒上回っています。1年から皆木が中心となってきており、今回も3区区間賞、さらに1区区間賞の田中、4区2位の片淵と2年生コンビも主要区間で好走したのが、初出場に繋がりました。都大路での走りも楽しみです。

 

鎌倉学園(神奈川)~初出場~

東京に続いて神奈川も初出場、鎌倉学園が2時間9分49秒で2位の藤沢翔陵を49秒上回ることに。神奈川ですと、藤沢翔陵に法政二が2強という印象でしたが、その両校を上回ってきました。やはり児玉という2年生エースの存在が大きいですよね。1区で2位に49秒もの大差をつけています。5千のベスト14分3秒は県高校記録なのかな?都大路でも非常に楽しみな選手です。

 

山梨学院(山梨)~8年連続18回目~

ここ最近は山梨学院の力が抜けていますよね。上田・市谷を擁して都大路優勝も果たしていますし。2年前は13位、去年は11位と入賞には届かずも上位で走っています。ただ、今回は1区で3位、タイムも2時間12分37秒となっているんですよね。前回1区6位の八重畑、3区9位の矢島が抜けたのは大きいかなあ。前回4区11位の飯澤、7区12位の加藤らが中心にまだ都大路で結果を残してほしいです。

 

開志国際(新潟)~初出場~

新潟も開志国際が初出場ですね。2時間15分47秒での初優勝、ここ3年は中越が連続で出場していましたが、47秒差の2位に留まりました。1区2位、3区2位と日本人選手が粘り、4区では留学生のマチュリアが区間賞の走りで勝ち取りました。もちろん、マチュリアの走りも楽しみではありますが、留学生に頼らないチームになってきているようですし、日本人選手の走りにも期待です。

 

佐久長聖(長野)~21年連続21回目~

初出場から21年連続出場を続ける佐久長聖、前回の都大路覇者でもありますし、その力は圧倒的ですよね。今回も当然優勝候補に名を連ねるかと思いきや、ちょっと気になるところが…1区宮内、3区濱野、4区宇津野となっており、今年度の3本柱と思っていた松崎、服部、鈴木のうち、走ったのは7区の服部だけなんですよね。

 

鈴木は先日の記録会でもまだ万全では無さそうでしたし、松崎は確か走っていなかったような…12月でこの状態だと、都大路にはベストメンバーで臨めないのでは?という危惧がありますね。さすがにそれでは優勝は厳しいでしょうし、主力のコンディションが気になるところです。新戦力の台頭は喜ばしいことなんですけどね。

 

高岡向陵(富山)~2年連続19回目~

富山だと個人的には國學院の浦野の出身校でもある富山商業が強い印象だったのですが、2年連続で高岡向陵が出場を決めています。1区から3連続区間賞を含む5区間で区間賞かな。2位にも2分以上の大差をつけています。ただ、前回出場した際は42位と苦しい走り、前回は7区間中6区間が2年生以下でしたし、どこまで上げられるか楽しみです。

 

遊学館(石川)~10年連続11回目~

石川といえば遊学館が都大路常連ですよね。今回で10年連続出場となります。ただ、ここ4年を見ても29位→51位→34位→32位と苦戦しております。ただ、今回は2時間8分6秒と見事なタイムで優勝、1区2位以外は区間賞6つという完勝でした。留学生のジョスファットが2年生になって一気に力をつけてきたほか、前回1区を走っている町、4区の杵渕と3年生が主要区間を担い、前回からどれだけ順位を上げるか楽しみです。

 

美方(福井)~4年連続29回目~

福井といえば、美方と鯖江が2強という印象ですが、ここ3年は美方が連続で出場を果たしているんですよね。今回も美方が1区平林、3区小島,4区廣瀬と主要区間全てに1年生を起用しながら、2時間9分29秒という走り。過去3大会は52位→44位→31位となっており、今回も都大路で1年生主体では苦しい気もしますが、今後が楽しみなチームでもありますね。

 

韮山(静岡)~67年ぶり3回目~

67年ぶりの出場というのは、ある意味初出場よりも凄いかも。ここ最近は加藤学園や浜松商業、浜松日体が都大路に出場していましたが、2時間11分1秒、2位の浜松日体にも41秒の差をつけて栄冠を勝ち取りました。1区区間賞の小木曽、3区2位の河田、4区区間賞の小深と主要区間できっちりと2位以内を確保しました。

 

ただ、初出場校や久しぶりの出場校にあるように、つなぎ区間の戦力不足はまだ否めないようですが…前回都大路6位の浜松日体を破ってきているわけですし、自身をもって臨んで欲しいです。

 

豊川(愛知)~5年連続6回目~

愛知と言えば豊川以外にも愛知高校、豊川工業などが強いですが、豊川が5年連続出場なんですね。前回は留学生が走らずに17位とまずまずの結果。今回は予選から2時間5分49秒という素晴らしいタイムで都大路を決めました。今回も留学生はいませんが、もうチームにもいないのかな…?

 

1区の鈴木、3区の桝本という2年生コンビに4区の関口と主要区間で結果を残しているのはもちろんですが、つなぎ区間の強さにも定評がありますよね。持ちタイムの良い選手が多いですし、かつては仙台育英から転校してきた弾馬、一色らを擁して優勝を果たしていますが、それ以来の高順位が期待されますね。

 

伊賀白鳳(三重)~15年連続30回目~

三重といえば伊賀白鳳ですよね。15年連続で出場を果たしています。しかし、過去4年間は10位→28位→5位→24位と浮き沈みの激しい結果に。4年前は下、2年前は塩澤と絶対的エースがいたのが大きかったです。今回は2位の四日市工業に1分38秒差とそこまでの差はつけれていませんし、オール区間賞も逃しているのがやや気になるかなあ。

 

1区を任された2年の佐伯に、前回の都大路で主要区間を走った3区の山本、4区の宇留田と主要区間には選手が揃っていますし、前回からグッと順位を上げてきてほしいところです。

 

中京院中京(岐阜)~11年連続38回目~

岐阜も中京院中京が強いですよね。過去4年は24位→49位→29位→22位と20位台が多い。。。今回の県予選は2位の益田清風に49秒差の2時間10分4秒となかなかの接戦でしたね。1区、3区で区間賞を取れなかったのはちょっと気になるところですが、前回3区を走り、今回1区を任された2年の中洞を中心に前回と同じかそれ以上の走りも期待したいところですが…

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