明治大学 2018年 箱根予選、全日本結果&箱根に向けて

続いては明治大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。悪夢の箱根予選落ちから1年、箱根予選をしっかりと中位通過すると、全日本では最後の最後までシード争い、さらに記録会では面白いように自己ベスト更新と今年度はいい流れでここまで来ています。

 

箱根予選振り返り

エースの阿部が8位と貫録の走りを披露、通行人とぶつかるアクシデントもあったようですが、それでもこの走りはさすがの一言。さらに、1万mでは27分56秒を先日マークし、現役の日本人大学生2人目の27分台ランナーに。破竹の勢いを見せる絶対的エースは箱根でも思う存分、その素晴らしい走りを見せてくれることでしょう。

 

2番手の46位に、小袖、さらに3番手の48位に佐々木、4番手の49位にルーキーの鈴木と4秒の間に3人が続きました。揃って安定した走りを見せてはくれましたが、贅沢を言えば阿部に次いでもっと稼ぐ選手が出てくれればなお良かったかな。

 

ただ、小袖、佐々木は学連記録会でともに28分台ランナーの仲間入りを果たし、鈴木も29分12秒までタイムを縮めてきました。5番手の59位に三輪、前年度は悪夢の転倒があった三輪ですが、復活の走りを披露、さらにこちらも学連記録会で28分53秒のベストを叩き出しました。

 

箱根予選でチーム1~5番手が揃って1万mで自己ベスト更新、27分台1人、28分台3人という大盛況ぶりで、箱根予選で好走→自己ベスト更新と好調を維持しているのは頼もしい限りです。

 

6番手の85位に中島、絶好調の阿部とは対照的に気になるのが中島、八王子LDも奮わずでしたし、勝負レースでも記録会でもfるわない状況が続いています…それでも、やはりこれまでもチームを支えてきた選手の1人ですし、箱根にはいい状態で臨んで欲しいなあ。

 

7番手の107位に斉藤、64分41秒は自己ベストですし、長い距離の実績はまだなかっただけに、まずまずの結果と言って良いのでは?こちらも1万mで29分21秒のベストを学連記録会でマークしています。

 

8番手の116位に角出、唯一の出場となった4年生、最低限の走りではありますが、もう少し走ってほしかったのもまた事実かな。角出もこれまた1万mで29分15秒を学連記録会でマーク、自己ベストラッシュにしっかりと入ってきました。

 

9番手の118位に村上、64分47秒は自己ベストということで、長い距離はまだまだだったことを考えれば、そこまで悪い走りでは無かったかなあ。学連記録会では28分58秒と28分台を叩き出し、この距離は何も心配はいりません。ハーフでも結果を残してくれれば。

 

10番手の138位にルーキーの中嶋、大きく稼いだ選手は阿部くらいでしたが、10番手まで大きく崩れる選手がいなかったのが、中位通過を果たした大きな要因となりました。初ハーフの1年の走りとしてはまずまずかな。学連記録会は自己ベストも30分19秒にとどまり、箱根出場に向けてはちょっとアピール不足だったか。

 

11番手の206位に岸と10番手と大きく順位が空いてしまいました。タイムも54秒差ですからね。主力が揃う3年生の中で存在感は見せられず…ただ、その後上尾ハーフでは64分11秒で走っており、また箱根の10枠争いに入ってくるか。

 

12番手の280位に南、前回44位だった南がここまで沈んでしまうのはちょっとショックでした。全日本にもエントリーされていますし、また復活して欲しい選手なのですが…

 

全日本振り返り

1区に抜擢されたルーキーの鈴木ですが、区間15位とほろ苦いスタート。鈴木だったらやってくれるかなあと期待していたのですが、まだ荷が重かったか…これで、箱根の1区がまた悩ましくなりますね…しかし、1区で出遅れても2区にはスーパーエースの阿部がいます。ここで区間2位の走りで14→6位と8つ順位を上げて、まずはシード圏内に復活。本当に頼りになる選手ですね。箱根は2区が濃厚かな?

 

3区の三輪も区間6位と上々の走りで総合では5位に。三輪も途中棄権から復活してきたのは大きいですよね。一気に戦力に厚みが増しました。4区の小袖も区間9位とまずまず、勝負レースでの安定感はチームでも上位かなあと。主要区間を走ってほしい選手です。

 

5区の村上も区間7位で総合6位は死守、3大駅伝デビューとなった2年生コンビがしっかりと区間1桁でまとめたのは、大きな収穫となりました。となると、6区以降の上級生にシード獲得を託したいところでしたが…6区の斉藤が区間11位と1区以来の二桁順位、総合でも6→8位と2つ順位を落としてしまい、シード獲得にはもう後がない状態に。

 

4年の全日本が3大駅伝デビューとなり、いきなりのエース区間となった7区の角出も区間12位、1つ順位を上げて7位となったものの、後続との差を考えるとむしろ激しい争いに巻き込まれることに…そして8区を任された佐々木は区間13位、ここはもう区間順位よりもシードを獲得出来るかが全てでしたが、本当に最後の最後で逆転を許してしまい、わずか8秒及ばずにシード権を逃す結果となりました。

 

箱根に向けて

昨年度の惨状を考えれば、今年度は箱根予選、全日本ともに勝負が出来た走りで評価されるべきものだったと思います。どちらも、ベストメンバーと言える布陣では無かったのでなおさら…箱根に向けては、2年の前の経験者が5人残ってはいるのですが、今回確実に出場しそうなのは、3区、4区でともに13位だった三輪、阿部の2人くらいでしょうか。

 

田中、東島は学連記録会ではともにかなり前の方の組で30分前半で走ったくらい…箱根出場が果たせるかどうかはまだまだ未知数…というか厳しそうな気が。そして、10区を走った坂口は上尾ハーフで64分9秒で走るまでには戻していますし、主要区間は厳しくとも最後の箱根は出場して欲しい気も…ただ、万全でないならば、無理はしてほしく無いですね。1年時の箱根は無理をして3区最下位に沈みましたし…

 

往路の主要区間は、これまでの選手起用を見ている限りは阿部は確実として、3年の佐々木、三輪や2年の小袖、村上に1年の鈴木あたりが候補になってくるのかな?故障から復活を遂げた前田瞬や万全であればもちろん中島も入ってきますね。阿部が圧倒的に計算できるだけに、鍵を握るのは1区と山になってくるかなあ。

 

1区で出遅れるとどうしても苦しくなりますからね…全日本、箱根ともにここ最近は出遅れる傾向があり、誰に任せればよいのかは未知数…好結果を残していた時は横手が1区を走っていましたからね。それは今から思えば、贅沢かつ安心すぎますよね。2区阿部だとすれば、1区は稼がなくても遅れなければ良いわけで、誰を起用するのかに注目。

 

5区は経験者はおらず、6区は2年前に田中が走っていますが、先述の通り出場出来るかもわからない状況で6区はまず無いでしょう。出来れば、下級生あたりから山を任せられる選手が出てくると、今後を見据えても助かるところですが~

 

復路はこれまでに名前の挙がった選手は箱根予選に出場した選手が中心となってくるとは思いますが、そこに割って入るのが期待される選手としては…4年生では竹山に期待していたのですが、学連記録会で大きく遅れてしまったのを見て、箱根は難しいのかなあと思ってしまいました。4年生がまた角出だけということが無いように、複数走ってほしいですが。。。

 

3年生では、中距離から長距離に伸ばし、いきなり初ハーフで64分4秒をマークした河村が候補に入ってくるか。ハーフの距離にこんなに早く対応出来るものなのですね。スピードは抜群なだけに、スタミナもあれば面白いです。

 

2年生では、上尾ハーフで63分43秒をマークして復活した酒井がいますね。1年の4月に1万mで29分30秒を出して以降、もうずっと期待しながら怪我し続けていた気もしますが…ここにきて戻してきたのは頼もしく、さらに2年生の層が厚くなることに。

 

1年生では、箱根予選にエントリーされ、ハーフで63分51秒をマークした手嶋が候補かな。長い距離でも問題ないことを証明してくれましたし、鈴木に負けじとメンバー争いに加わってほしいところ。

 

こうして見てみると、箱根予選、全日本、上尾ハーフ、学連記録会と何人もの選手が好走してきているのが良いですよね。選手層がグッと厚くなってきました。実績のある選手と勢いのある選手が合わされば、箱根復帰で即シード獲得も十分狙えると思うんですよね~明治復活の次のステップとして、まずはシード返り咲きを見せてほしいです!!