大東文化大学 2018年 箱根予選結果&箱根に向けて

続いては大東文化大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果はこのようになっております。箱根予選では大きく稼ぐ選手もいなかったものの、10番以内で大きく崩れる選手もいなかった安定感で7位通過を果たしました。

 

箱根予選振り返り

エースの川澄が39位でチームトップも先頭集団からちょっと離されすぎましたかねえ。川澄ならばもう少しタイムを稼いでほしかったところ。1万mでは28分37秒を叩き出し、箱根でもエース区間で見たい選手です。谷川が40位で続きました。全日本は2年連続8区、箱根は連続9区と長距離区間を任せられる安定感、今回も箱根9区かな?こういう計算出来る選手は駅伝で重宝されますよね。

 

3番手の50位に新井、前回はまさかの273位に沈みましたが、本来このくらいでは走れる選手ですよね。前回の箱根1区もしっかりとまとめていますが、学連記録会で途中棄権したのが気になります…何事も無ければよいのですが。

 

4番手の52位に奈良、ここら辺は選手が固まっていましたね。1~4番手まで14秒差です。奈良も素晴らしい走りとまではいかなくとも、しっかりとまとめてくれた印象かね。先日、1万mで28分53秒をマーク、箱根の主要区間でもそろそろ結果を残してほしいところ。

 

5番手の68位に佐藤弘、前回193位であったことを考えれば、上々の走りと言っていいでしょう。持ちタイムも伸ばしてきていますし、前回はエントリー止まりだった箱根ですが、3大駅伝デビューも近そうです。6番手の73位に藤岡、前回の箱根は5区に抜擢されてびっくりしましたが、区間17位とやはり苦しい走り…その後は力をつけてきており、再度の5区もあり得そうです。

 

7番手の96位に大久保、全日本予選に続いて箱根予選もまずまずまとめてきてくれました。ここまでが100位以内となっていますね。1年の全日本以来の3大駅伝出場を期待したいところですが…新井同様にこちらも学連記録会を途中棄権したのが気になります…どうやらアクシデントがあったようで、何とか箱根に間に合わせて欲しいところですが…

 

8番手の113位に齋藤、前回の62位からは順位を落としてしまいました…ただ、その後上尾ハーフで63分37秒のベストをマーク、持ちタイムからすれば、主要区間を走ってもおかしくない選手ですからね。箱根には合わせてきてほしいところ。

 

9番手の114位に阿比留、1万mのベストが30分台で3大駅伝・予選会通じて初出場ということを考えればまずまずですかね。藤岡、阿比留と2年生が出てきたのは、3,4年生中心のチームなだけに大きいですね。10番手の141位に奈須、前回の箱根経験者で箱根予選も83位で走っていたことを考えるとだいぶ順位を落としてしまいました。昨年度に比べるとちょっと今年度は存在感が無いような気が…心配です。

 

11番手の204位にルーキーの服部、11番手が200位台ということで、かなりギリギリの箱根予選会だったとも言えます。5千で14分11秒、1万mも29分台にタイムを伸ばしてきていますが、長い距離はまだなのかなあ…?箱根が遠のく走りとなってしまったかも。

 

12番手の281位に山崎、タイムもギリギリ67分台と激地sンしてしまいました…前回は97位で走っている選手なのですが、今回は奮いませんでしたね~前回の箱根はエントリー止まり、今回も16人に入ったとしても厳しいかも…と思ってしまう結果に。。。

 

箱根に向けて

前回の箱根経験者は8人残っているのは大きいですね。順当ならば、川澄、奈良のダブルエースに新井という28分台トリオが往路の主要区間を担うことになりそうかな?5区は前回同様に藤岡かそれとも新たな選手を起用してくるのかが気になるところ。

 

谷川は9区に残しておきたい気もしますが、チーム状況によっては往路での起用もあり得そうですよね。他に安心して往路を任せられる選手がいるわけでは無いですし…前回の復路を走った選手では、奈須、齋藤がちょっと箱根予選で奮わず、10区を走った三ツ星が箱根予選にエントリーされていないのは気になります。

 

ただ、三ツ星は上尾ハーフで65分10秒で走っており、再びメンバー争いに加わってきたかな。ここに箱根予選で10番手以内で走った佐藤、大久保、阿比留らが加わってくる形かな。ただ、このままだと何とか10人は揃うものの、16人の争いという点では物足りなくなってしまいそうな気が…

 

前回の箱根・今回の箱根経験者以外に目を向けると…4年では中神がいますが、1年の箱根以来3大駅伝・予選会のいずれも出場出来ていない現状を考えると厳しいか…箱根予選にエントリーされた平内も上尾ハーフでは66分45秒ということを考えると、16人のエントリーまでかなあ。

 

3年では豊田が5千で14分22秒、1万mで29分53秒とベストを連発しており、長い距離は未知数ですが、勢いのある選手ですね。2年生は藤岡、阿比留、三ツ星以外はまだまだ16人の争いにも加わってくるのは難しそうか。1年生は片根が1万mで29分23秒、ハーフも65分3秒をマークして名乗りを上げた他、佐藤陸はハーフで64分58秒とともにハーフで65分前後で走っているのが心強いですね。

 

箱根予選を1,2位通過した過去2年でも箱根シード権に届かなかったことを考えると、7位通過した今回も厳しい戦いにはなると思いますが、エース級、中堅どころともに力をつけてきているのは事実です。箱根予選後の上尾ハーフ、学連記録会で好タイムをマークしている選手も多く、その勢いのまま箱根でも好走を期待したいものです!!

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