日本体育大学 2018年 出雲、全日本結果&箱根に向けて

続いては日本体育大学について、出雲、全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。ここ数年、持ちタイムでも3大駅伝でも結果を残してきた現状からすると、今年度はやや苦戦気味という印象。それでも、ハーフでベストを更新する選手が多く、箱根にはまた合わせてきそうな期待もあります。

 

出雲振り返り

1区の池田が区間14位と大きく出遅れてしまった時点で、日体大としては苦しすぎました。3大駅伝デビューで1区は荷が重かったのかなあ…2区の宮崎も区間7位で14→11位に巻き返すまでに留まることに。ただ、2年の全日本以来3大駅伝に出場出来ていなかった宮崎が出雲を走ったのは収穫だったかな。

 

3区の山口和は区間11位で総合13位まで順位を下げてしまうことに。今年度のエース格の1人なのですが、主要区間となると、まだちょっと荷が重い気がしてしまいますね。そんな中、4区の廻谷が区間3位の好走、5区岩室も区間5位で続いたのが、良かったですね。廻谷、岩室ともに全日本でも好走しており、勝負レースで続けて結果を残している実績は頼もしい限り。

 

6区の林田は区間10位で総合9を維持してのゴールとなりました。4年の林田も3大駅伝デビュー戦、1,6区という2大重要区間に初出場2人というのはどうだったんでしょう?出雲では出場すれば2004年からずっと6位以内で走っていましたが、2003年に9位になって以来の悪い順位となってしまいました。

 

全日本振り返り

出雲とは異なり、4大会連続で二桁順位と苦戦している全日本、出雲がだめならば全日本こそ…と思いましたが、総合12位と今回も二桁順位、シード争いにも絡むことがほとんど無かったのも残念でした。1区は出雲に続いて池田でしたが、区間13位と出雲に続けての二桁順位、1区で出遅れると巻き返せるスーパーエースがいるわけでは無いですし、厳しいですよね。箱根の1区の人選も大事になってきます。

 

2区の中川は区間17位で総合も12→15位と3つ落としてしまうことに…中川も山口和とともにエース格の1人だと思っているのですが…こちらの初の主要区間では苦しい結果に沈んでしまいました。この二人が機能しないと、日体大は厳しいですよね。3区の宮崎も区間13位と浮上のきっかけは掴めず…1区で出遅れ、そのままずるずると下位に沈む悪いパターンにハマってしまうことに。

 

4区の林田、5区の志賀はいずれも区間11位でここまで区間1桁で走る選手がいないという状況。3~5区に出場した4年生お苦戦を強いられました。志賀は4年の全日本にて3大駅伝のエントリー自体初めてですね。1万m、ハーフのベストを伸ばし最後の箱根も出場なるか。

 

苦しい状況を巻き返したのは、またしても岩室、廻谷の2人。岩室が6区3位の好走、総合14→12位と順位を2つ上げると、廻谷が新エース区間の7区で区間4位の快走、つなぎ区間ならばともかく、7区でこの順位で走るとはさすがに思っていませんでした。12→9位と3つ順位を上げてひょっとするとシード権も?という位置まで上げてきましたからね。

 

出雲・全日本で延べ14区間走って区間5位以内は4区間のみ、その両方が岩室、廻谷という状況を考えると…箱根はこの二人が主要区間を走ってほしい気がしますね。特に廻谷は前回の箱根は6区15位でしたが、今年度の走りを見れば箱根2区もあり得るのでは?と思うほどの走りでした。

 

そんなシードを狙える状況でタスキを受け取ったのが8区の山口和でしたが…ここでまさかの区間18位に沈み、9→12位と3つ順位を落とし、シード権も遥か彼方に消えてしまいました。。。うーん、レース前は中川、山口和の3年生コンビに期待と思っていたのですが、この二人がともに区間17位以下とまさかのチームの足を引っ張る結果になってしまうとは…全体として噛み合わない走りになってしまいました。

 

箱根に向けて

3年連続で箱根シード権を確保しており、前回は4位で走っている日体大ではありますが、今回は正直かなりピンチだと思っています。出雲、全日本と奮わない状況、前回の箱根では往路を走った選手4人が抜け、残っているのは3区17位だった三原のみ。さらに、復路で好走した山口和、中川は全日本で奮わず、室伏はどちらもエントリーのみで出場していないという状況ですからね。

 

このチーム状況から4年連続のシード権獲得へと持っていくのはかなり大変そうに思えます。しかし、希望が持てる結果だったのが上尾ハーフです。多くの選手が63分台~64分台前半で自己ベストをマークしており、新戦力として期待される選手の台頭もあり、16人のメンバー争いはし烈になりそう。全日本予選で苦しんだ選手もタイムを伸ばしてきていますね。

 

そんな状況の中、箱根を見据えるとなると、全日本の選手起用と走りからすると、主要区間を任された池田、中川、廻谷、山口和に出雲・全日本ともに好走した岩室らが往路の候補になってくるのかなあ?出雲・全日本ともに1区を走った池田に再度の1区を任せるのかも注目。

 

また、5区は1年の時に走った室伏がいますが、3年ぶりの5区起用というのはこれまでもほぼ無いと思いますが果たして?廻谷を平地に回すのであれば、6区も経験者がおらず、山で未知数な部分が大きくなってきますね。これまでは5区で悪くとも6区で秋山が爆走したり、前回は6区廻谷が苦戦しても5区小町が好走とどちらかは好走していたのもシードには大きかったですからね。

 

復路候補としては…出雲・全日本を走った宮崎、林田、志賀といった選手に、上尾ハーフで好走した選手、3年ならば濱田、2年ならば亀田、1年ならば加藤あたりが争いに加わってくるのかなあ?前回3区を走った三原は今年度エントリーが全く無いのが気になり…箱根に合わせられるのかはちょっと気になる。

 

前回と比べてもエース格・選手層ともに戦力ダウンしているのは否めず、4年連続の箱根シードに向けては苦しい戦いが予想されます。ただ、前評判が良く無い時も含めて、箱根で3年連続で結果を残してきたのもまた事実、出雲・全日本は苦戦しましたが、得意の箱根での巻き返し、そして連続シード獲得を期待したいものです!!