神奈川大学 2018年 箱根予選、全日本結果&箱根に向けて

続いては神奈川大学について、全日本、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。箱根予選結果全日本結果はこのようになっております。前評判通りの強さを発揮した箱根予選、主力が多数抜けた影響を感じずにはいられなかった全日本といったところでしょうか。

 

箱根予選振り返り

ダブルエースとして期待される越川、山藤が15位、16位と順当にチームトップ2での走り、贅沢を言えばさらに上位を…ですが、まずはエースたちがしっかりと自分の役割を果たしたのは大きかったですね。実績豊富な山藤はともかく、越川も本領発揮してきたのも頼もしいです。

 

3番手の24位に多和田が入ってきたのはちょっとびっくり、トラックでは結果を残していましたが、ロードや長い距離となるともう一歩という印象だったので…最上級生として、箱根でも快走が期待されます。

 

4番手の43位に2年の井出が入ってきたのもいい意味でちょっと意外でした。高校時代から実績のある選手とは言え、大学ではまだ目立った実績は無かったですからね。こちらも箱根に向けて貴重な戦力となりそうですし、今後チームを引っ張る存在になってくれれば。

 

5番手の44位に安田共が続き、こちらはまずまず実力通りかなあ。監督も主力の1人として期待しているようですし、3度の3大駅伝でまだ二桁順位を経験していない安定感も頼もしいです。6番手の78位に荻野、荻野の力からすると順位的にはやや物足りないかもしれませんが、まずは箱根予選をしっかりと走れたのが収穫。箱根では前回の悔しさを晴らす快走を見せてほしいものです。

 

7番手の98位に北崎、ここまでが100位以内となります。今年に入ってベストを伸ばしてきていますが、ここでもまずまずの走りと言っていいのでは。3年生中心のチームなだけに、2年生の台頭は大きいですね。8番手の102位にルーキーの川口、唯一1年で出場した川口ですが、こちらも上々の走りですよね。5千でもベストを伸ばし、ハーフもしっかりとまとめる走力、今後がますます楽しみです。

 

9番手の103位に枝村、前回の箱根では10区7位で走っている選手ですが、今回もまずまずの走りかなあ。箱根で好走経験があるというのは心強いですね。10番手の112位に小笠原、上位10人で明らかに悪かった選手がいなかったのが3位という高順位での通過に繋がりました。小笠原は5千も14分32秒、1万mも32分台でハーフも未経験かな?上出来の走りと言って良いでしょう。箱根でも戦力となりそうですし、タイムもどんどん伸ばしていってほしいところ。

 

11番手の田中は189位、10番手とも1分以上の差とだいぶ間が空いてしまいました。12番手の徳川は289位とさらに下位に沈むことに。1~3年生が頑張った中、4年生が大きく差をつけられての11,12番手というのはちょっとよろしく無いですね。ともに3大駅伝はまだエントリーも経験がありませんが、箱根出場に向けても不安の残る走りとなってしまいました。

 

全日本振り返り

1区の山藤が区間9位だったのがまずは苦しかったかなあ。最短区間の1区にエースを起用しただけに、最低限、秒差でつないで欲しかったところでしょう。2区の安田共も同じく区間9位、2区にエース級が揃っていたこと、初の主要区間ということを考えればこちらはまずまずかなあ。

 

しかし、3区の多和田が区間14位、4区の北崎が区間16位とともに区間14位以下に沈んでしまい、総合でも13位に転落、一気にシードが厳しくなってしまいました。多和田、北崎ともに箱根予選では上々の走りを見せていましたが、全日本では苦しい走りになってしまいました。箱根予選組は全日本に合わせにくいという状況もありましたし、箱根では巻き返しに期待。

 

5区の荻野は区間8位と最低限の走りもつなぎ区間であることを考えれば、もう少し走ってほしかった気も…箱根予選に続いて悪くは無いですが、もう一歩という走りが続いているかなあ。箱根予選には出場していない6区の森が区間7位でまとめたのはまずまず、他の3年生が目立っており、3大駅伝・予選会通じて初のエントリーでしたが結果を残しました。ハーフにも対応出来れば、今年度の箱根出場もありそうですが果たして?

 

エース区間の7区に抜擢された井出は区間9位でこちらも上出来と言っていいでしょう。箱根予選に続いて結果を残したことで、箱根でも主要区間での起用、そして好走が期待されるほどです。8区の越川は区間6位の走りで前を追い、3つ順位を上げましたが総合10位でシードには至らず…前回優勝校が8枠に増えた中でシード落ちと悔しい結果に終わりました。

 

箱根に向けて

山藤、越川のエース格は箱根でも主要区間を任されるでしょうし、心配もいらないでしょう。さらに、そこに井出も加わってきそうです。前回6区9位の安田共は再度の山下りか往路の主要区間か悩ましいところですね。今のチーム状況を考えると、往路を走ってほしい気もします。前回5区20位の荻野に再度の5区があるのかも気になるところ。

 

山は経験者はいるものの、起用は流動的となりそうで、誰が走るかも注目です。現状、箱根予選での上位10人がそのまま箱根を走ってもおかしくないような状況ですね。そこに割って入る候補としては、箱根予選を走った田中、徳川に全日本を走った森がまずは候補になってくるか。

 

さらに、持ちタイムでは4年の阿比留がハーフで64分30秒を持っていますし、3大駅伝経験者の宗、箱根予選経験者の安藤といった3年生、落合、安田響、西方といったタイムを伸ばしてきているルーキーも16人には入ってきそう。

 

箱根予選のような走りが出来れば、箱根でも十分にシードは狙えそうですが、全日本のように崩れる区間が複数出てしまうと、一気にシードは遠のいてしまいそうな状況かなあ。前回は優勝候補の一角に数えられながら、まさかのシード落ちを喫してしまった神奈川大学、復活への礎とするためにも、まずは今回の箱根できっちりとシード確保といきたいところです!!