早稲田大学 2018年 出雲、全日本結果&箱根に向けて

続いては早稲田大学について、出雲、全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。出雲・全日本ともにこの10年を見てもワーストの成績となっており、個人的には箱根に向けて最も気になっている大学の1校です。

 

出雲振り返り

6区間中1,3,5区を1年生に任せるというオーダーで臨みましたが…1区半澤が区間19位と出遅れてしまっては、なかなかに浮上は厳しいですよね…3大駅伝デビューとなった4年の小澤も2区12位、総合でもまだ16位と苦しい位置ながら、3区4位で走ったのがルーキーの中谷、トラックシーズンはやや苦戦しましたが、その走力はやはり別格、16→11位と5つ順位を上げました。

 

ただ、4区新迫が区間11位で出雲は3年連続の二桁順位と力を発揮できないレースが続いているのが気がかり。そんな中5区7位だったルーキーの太田直は上々の走りと言っていいでしょう。兄のようにゆくゆくはエースへと成長を期待。アンカーの清水も区間6位でまとめたものの総合10位、いくら出雲が苦手とはいえ、早稲田にとって苦しい3大駅伝スタートとなりました。

 

全日本振り返り

出雲で苦戦しても、常に全日本では立て直してきたのがこれまでの早稲田だったのですが…今回は1,3,4,5区と8区間中4区間にルーキーを起用してきました。出雲を走った新迫が外れ、主力の太田智や永山を欠く苦しい布陣、レース前からも苦戦が予想されはしましたが。。。

 

1区千明が区間12位とまたしても二桁スタート…現在のチーム状況を考えても、1区で出遅れてしまうと苦しいですよね…千明もベスト連発と良い走りが出来ていたのですが。2区は宍倉、3大駅伝は1年時の全日本を走って以来1年ぶりでしたが、ここで区間13位、総合でも13位に順位を落としてしまいました。

 

しかし、3区中谷が区間2位の好走で13→6位と一気に7つ順位を上げてシード圏内にいまで立て直しました。苦しい位置でも力を発揮できる強さが中谷にはありますよね。箱根ではエース区間を任されてもおかしく無いほどです。4区太田直は区間10位も総合7位で何とかシード圏内は死守しました。

 

しかし、5区半澤が区間14位で総合10位と再びシード圏外に後退、6区小澤も区間12位で総合順位は変わらずも苦しい状況は続きました。ともに出雲、全日本のいずれも区間12位以下というのはちょっと厳しいですよねー。直近の記録会では1万mで自己ベストを出しており、期待していたのですが…

 

7区の新エース区間に抜擢されたのが遠藤、年々力をつけてきているとはいえ、3大駅伝初出場の選手にはさすがに荷が重かったのかここで区間16位に沈んでしまい、総合でも10→15位と一気に関東勢最下位にまで沈んでしまいました。区間15位とも1分20秒以上離されており、見ていても早稲田はどこに?と思うほどでしたからね。

 

8区は清水が区間10位でまとめたものの、総合順位は変わらずに15位のまま、関東勢が1~15位を独占した中でワースト順位というまさかまさかの結果に沈んでしまいました。区間1桁で走ったのが3区2位の中谷だけと出雲以上に厳しい走りになってしまいました。

 

箱根に向けて

全日本に復帰してから10年以上、一度も総合8位以下に沈んだことのなかった早稲田が15位、さすがにこの結果は箱根に向けて不安にならざるをえません。ただ、これ以上悪くなることは無いと考えることも出来ますし、まだまだ上積みできる材料は豊富です。

 

何と言っても、箱根で2区6位と好走した太田智の完全復活は箱根での巻き返しに向けて必須でしょう。やはり、エースがいないことにはチームも引き締まらないですしね。また、今年度3大駅伝未出場で前回の箱根に出場した選手では6区11位の渕田、7区12位の永山、8区14位の大木がいますね。3人とも出雲・全日本ともにエントリーもされていませんが、状態は気になるところ。

 

特に永山は故障が無ければ今頃チームのエースとして君臨していてもおかしくない選手ですからね。1万mで28分25秒はチームダントツの持ちタイムを誇りますし。最終学年の今年度、何とか箱根には合わせてきてほしいところです。

 

他には、新迫が3大駅伝を5度走りながら、箱根はまだ出場出来ていません。まだハーフも走っておらず、そろそろ長い距離で好走する姿も見たいところ。4年生の全日本で初エントリーを果たした車田や年々タイムを伸ばしている西田、真柄らもおり、選手はある程度揃ってきているんですよね。

 

それだけに、箱根に向けては出雲、全日本を走った選手たちの奮起に期待したいところ。中谷はもうどこを走っても結果を残してくれそうですし、他の1年生、千明、半澤、太田直あたりがどこまでハーフで走れるようになるかですね~ルーキーと言えど、箱根でも出雲・全日本のような走りになってしまうと、一気にチームも苦しくなってしまいますし。

 

箱根の特殊区間である5,6区を考えると、6区は渕田がおりますが、3年間、5区で好走を続けていた安井が抜けた穴も非常に大きいですよね。ここまでの3大駅伝の走りや主要区間4つを含む5人の前回箱根経験者が卒業したことを考えると、3冠を達成して以来、8年間守り続けている総合5位以内どころか、シードもちょっと不安?なんて思いもよぎってしまいますが…

 

それでも、箱根では結果を残し続けてきたのが早稲田の強さ、やはり箱根となると、今年度の早稲田も強かったと思わせるような走りを見せてほしいものです!!