全日本大学駅伝2018 戦力分析&区間配置予想 ~法政大学~

続いては、法政大学について、戦力分析&区間配置予想をしていきます。出雲では、青木、佐藤といったエース格を欠き、さらに1区15位と出遅れてしまったこともあり、その後は大畑、坪井らの好走もあったものの巻き返すまでにはいかず、総合12位と苦しい走りになりました。エントリー一覧過去5年成績はこのようになっております。

 

4年:坂東 悠汰、土井 大輔、矢嶋 謙悟、

   大畑 和真、狩野 琢巳、鈴木 亮平

3年:佐藤 敏也、青木 涼真、増田 蒼馬、岡原 仁志、坪井 慧

2年:エントリー無

1年:鎌田 航生、守角 隼

 

4年生からは、出雲では1区15位と苦戦した坂東、出雲で4区7位で走っている土井、2年連続で全日本エントリー、箱根では10区12位で走っている矢嶋、出雲では3区5位と好走を見せている大畑、5千で14分22秒のベストを今年度マーク、3年の全日本予選では1組6位で走っている狩野、5千で14分26秒のベストを今年度マーク、前回の全日本では8区15位で走っている鈴木の6人。

 

3年生からは、出雲エントリー、前回の全日本では3区2位で走っている佐藤、全日本予選では4組6位の快走、前回の全日本は4区11位も箱根では5区区間賞の青木、出雲では6区15位と苦しい走りになった増田、出雲では2区11位で走っている岡原、出雲5区4位で走っている坪井の5人。

 

2年生からは、残念ながらエントリー無。

 

1年生からは、5千で14分17秒のベストを直近でマーク、出雲に続いてエントリーを果たした鎌田、5千では先月14分27秒でセカンドベスト、出雲に続いてエントリーを果たした守角の2人。

 

出雲はエントリーから苦しかったですよね。今回は箱根5区区間賞の青木も戻り、順当なエントリーと言えそうかなあ。順当だと、どうしても3,4年生が多くなりますよ。今回も13人中11人が上級生となっています。そんな法政大学の区間配置予想は以下のとおりです。

 

坂東(4)ー青木(3)ー坪井(3)ー土井(4)

鎌田(1)ー岡原(3)ー佐藤(3)ー大畑(4)

 

3本柱と言われる坂東、佐藤、青木に大畑もエース級へと台頭してきた法政大学、となると、その4人を私が主要区間と思う1,2,7,8区に起用するのが良いのではないかと。1区は坂東、出雲は2年連続で苦戦していますが、去年も全日本ではしっかりと立て直してきましたし、やはり坂東には期待したいところ。

 

2区は青木、出雲を外れたことで状態が気になるところではありますが…本来であればエース区間を安心して任せられる選手、重要度は高いけれど、距離は比較的短い2区あたりが良いのでは。3区は坪井、出雲では3大駅伝デビューながら上々の走りを見せていましたし、全日本でも見てみたい選手ですよね。前半から起用されてきてもおかしくないかなあと。

 

4区は土井、主要区間では苦しんでいましたが、出雲は4区7位とまずまず、今回もつなぎ区間かなあと思いつつ、重要度が高いと思っている4区で。5区は鎌田、8区間3,4年生の可能性が高そうかなあと思いつつ、直近でベストを出しているルーキーの抜擢もあり得るかも?と期待も込めて鎌田としました。

 

6区は岡原、出雲は奮わなかったのが気になりますが、3大駅伝は3連続で出場していますし、今回も起用はあり得るかなあと。全日本予選も好走していますしね。3大駅伝はまだ二桁順位しかないだけに、そろそろ好走も期待。

 

7区は佐藤、出雲に出場しなかったのは気になりますが、チームトップクラスの走力を誇り、長い距離にも強さを見せていますので、万全であればやはり7区を任せたい選手かなあと。エース格のコンディションが法政の順位を大きく左右することとなりそう。8区は大畑、今年度の活躍ぶりではチームトップと言っていいでしょう。関東インカレハーフ、そして出雲と見事な走りを見せる大畑、最長区間の8区も今の大畑ならば安心して任せられそう。

 

出雲は苦戦を強いられた法政ですが、噛み合えば全日本でシードを獲得してもおかしくないだけの選手が揃っていますよね。箱根5,6区で爆走を見せた青木、佐藤を有する法政はもちろん箱根が一番強いとは思いますが、前回の全日本も一時は7位まで浮上しての総合10位、今回は前回以上の走りを期待したいところです!!

 

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