2018年 箱根予選 戦力分析 その1(創価、明治、専修、東農)

出雲駅伝もあっという間に終わり、今週末には箱根予選が迫ってきました。今日からは箱根予選における戦力分析を行っていきます。まずは前回の箱根予選において、残念ながら予選落ちとなってしまった4校、創価、明治、専修、東京農業を取り上げます。

 

創価大学(前回箱根予選12位)

前回の箱根予選では、エースのムイルこそ5位とさすがの走りを見せましたが、ムイルを含めても100位以内がわずかに3人という苦しい走り、150位以内でも5人しかいませんでしたからね。まさに惨敗という結果に終わりました。

 

さらに、今回はエースのムイルがエントリー漏れ、前回のチーム2~4番手は卒業、最も良かったメンバーが147位の作田という布陣は、各選手の成長はもちろんあるとはいえ、あまりにも厳しい状況ですよ。全日本予選は米満、鈴木大の二人が健闘したものの、ムイルが最終組を走って13位でしたし…

 

順位予想では14大学中13位となっていますね。通過は厳しいと考える人が多いことが分かります。ここまで評価が低いとはちょっとびっくりでもあり、仕方ないのかなあとも思ったり。ただ、作田、鈴木大は前回から大幅な上積みが期待出来ますし、日本人エースの米満は前回出場出来ていませんからね。ここら辺の選手はきっちりと走ってくれるとして、他の選手がどこまで走れるかが大事になりますよね。

 

ハーフの平均持ちタイムは14大学中12位とこちらも通過圏外となっていますね。ただ、下級生が多くエントリーされたこともあってハーフ経験者が少なく、8番手までは65分8秒なのに、9番手以降が67分オーバーというのも大きく下げる要因ですし、タイムほど悪くは無いかもしれませんが…ここまでのデータを見る限り、個人的には11位以内に入るのは難しそうかなあ。

 

明治大学(前回箱根予選13位)

前回の箱根予選では、まさに悪夢が重なりました。エース坂口の体調不良、チームトップを走っていた三輪の転倒&途中棄権など…それでも、チームトップが43位、100位以内が4人しかいないのはさすがに厳しすぎ、終盤で大きく落ちたのも響き、13位で予選落ちとなってしまいました。

 

前回は誰一人として出場しなかった4年生、今回も坂口を筆頭に4年生が多く欠場し、エントリーされたのは角出ただ1人となってしまいました。今回も2,3年生にかかる負担は大きくなりそうですが、前回の悔しさを晴らす走りを見せてくれれば。

 

順位予想では、14校中6位となっており、中位での通過を予想する人が多いようですね。元々は実力者が揃っていること、苦戦も予想された全日本予選で4位通過を果たしていることも評価を高めている要因でしょうか。前回は100位オーバーだった阿部がエースへと成長を遂げ、下位に沈んだ現2年生たちも1年経って大きく成長を遂げた姿を見せていますしね。

 

ハーフの平均持ちタイムは14校中8位となっており、こちらは通過圏内につけています。63分台が4人いるものの、63分切りは0人、64分台も2人しかおらず、10番手がギリギリ66分切りということでなかなかタイムは上がりませんね。ただ、こちらも伸びてきた2年生が良いタイムを持っておらず、タイム以上の実力は期待出来そう。

 

今年度の走りや持ちタイムを見ても、もちろん通過圏内の1校だとは思いますが…やはり前回の悪夢があるため、油断は禁物ですよね。。。前回よりも距離が長くなってハーフになっているところも、明治にとってはマイナス要素だと思いますし。今回も通過は問題無いだろうと思っていると、まさかの再現もあり得ると思いますし…危機感をもって臨んでくれれば。

 

専修大学(前回箱根予選14位)

前回の箱根予選では、エースの長谷川が36位とまずまずの走り、さらに100位以内に4人が走るなどここ最近では上々の走りを見せた専修ではありましたが、150位以内で走ったのも6人にとどまり、総合14位に終わりました。

 

今年度の全日本予選では、頼りになるエースの長谷川さえも沈んでしまい19位、中央が棄権となっていますから、実質最下位に沈むことに。大きなエントリー漏れが無かったことは救いではありますが、この1年間の走りを見ている限り、厳しい戦いになることは間違いなさそうです。

 

順位予想では14位となっており、最下位に沈んでいますね。ほとんどの人が通過は厳しいと思っており、残念ながら私もその1人かなあ。前回のチーム上位8人のうち、4人が卒業、1人はエントリー漏れということを考えても、上積みがあったとしても、むしろ戦力ダウンの方が大きいのでは?と思ってしまいます。

 

ハーフの平均持ちタイムは14位となっており、こちらも残念ながら最下位ですね。ハーフ換算で63分台は長谷川ただ1人。64分台も2人しかいないですからねえ。うーん、データ上プラスの要素がほとんど無い。。。しいて言えば、前回の増枠の時には7位で通過を果たしていることくらい…?今回の増枠で出場出来ないとなると、本当に次に箱根で姿を見るのはいつになるのか?という不安が募ります。。。

 

東京農業大学(前回箱根予選16位)

前回の箱根予選では、エースの小山が35位で走ったものの、100位以内はわずかに2人だけ。200位以内も7人とまさに大惨敗という結果に沈みました。15位以内に入れないというのは、箱根にもどってきてからのワースト順位ですし、ここから戻すのは容易では無いですね。。。

 

エントリー漏れは前回ルーキーながらチーム4番手、123位で走っている平井を欠いており、これも地味に響きそう…全日本予選は2年ぶりの出場で15位はまずまずかな。8人中6人が4年生、そのうち3人が10位台で走るなど粘りました。

 

順位予想では14校中12位となっており、ギリギリ通過圏外という評価なのかなあ。ただ、東農大、創価、専修の評価はかなり似通っており、11位の東国大とはかなり差があります。この差が今回はかなり大きいのではないかと。。。そして、今回は増枠があって11校が出場出来ますからね。。。

 

ハーフの平均持ちタイムでは、14校中13位となっており、こちらもタイム上は通過圏外という位置づけ…63分台はエースの小山のみ。64分台も2人ということで、こちらもなかなかに厳しく…なかなかポジティブな予想が少ないですよね。今回を逃すと、専修と同様かそれ以上に箱根は遠い存在になりそう。。。

 

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