2018年 トラックシーズン振り返り ~東海大学~

インターハイもあっという間に終わってしまいましたね。大学はもう夏休み、夏合宿で各大学ともに力を蓄えていくことでしょう。ということで、再び大学ごとの振り返りに戻ります。今日は東海大学について見ていきます。前年度は出雲こそ圧倒的な強さで優勝を果たしたものの、全日本は一歩及ばずに2位、箱根は5位と東海の戦力を考えれば物足りない結果に…

 

※自己ベスト更新を以下のルールでポイント化しております。更新した順位と人数(1,2位・・・5pt、3,4位・・・4pt、、、9,10位・・・1pt)から算出され、各部門ごとに30点満点になります。

 

5000m:2点(9位、10位)

ポイント化するとわずかに2点、チーム9,10番手がベストを更新しただけ…一見するとあまり良く無かったように思えますが…中島が13分53秒で9番手、松尾が13分54秒で10番手のベストをマークしたとなると、東海の恐ろしさが分かります。中島は今年度13分台を複数マークしていますし、ロードに強い選手ですが、トラックも結果を残してきていますね。

 

松尾も着実にタイムを縮めてきており、13分台も28分台も複数出している一方、ハーフも62分17秒を誇りますし、ともにさらなるスピードを身に着けてくることに。トップ10圏外では、高田が13分57秒でチーム13番手、セカンドベストも13分台で今年度マークするなど好調です。

 

他には、1万mで28分35秒を誇る小松が13分59秒でチーム16番手のタイムで走っています。ついに13分台が16人にまで増えました。うち11人が3年生ですね。いくら史上最強と言われる学年とはいえ、1学年で11人が13分台をマークするのは本当に驚異的です。同学年に強い選手が多々いることが、学年全体としての力も高めているのでしょうか。

 

10000m:0点(無し)

5000mのポイントも低めでしたが、1万mではさらに低い0点、トップ10では誰もベストを更新出来ませんでしたね。13分台が16人揃う5000mに比べれば、1万mhが28分台が8人ということでまだ更新はしやすそうですが…そもそも、今年度はあまり1万mで記録を狙うチャンスが少な目だったかな。

 

また、今のトップ10はいずれも9月~12月にベストを更新しており、駅伝シーズンに期待かな。トップ10圏外では西田が29分7秒でベストを29秒更新、11番手にランクイン。今年度、最も目立った選手の1人だったかな。関東インカレハーフでも4位入賞を果たしていますし、ロードでの強さはすでに折り紙付き、3大駅伝デビューの可能性が高そう。

 

他には、5千で13分台のベストをマークした高田が29分16秒でセカンドベスト、関東インカレハーフで2位と表彰台に上った湯澤が29分19秒でこちらもセカンドベストかなあ。自己ベストやセカンドベストを出してくる選手は、勝負レースや他の種目でも結果を残してきていますね。

 

自己ベストという点から見ればやや物足りなかった東海のトラックシーズンでしたが、関東インカレハーフでは湯澤2位、西田4位、湊谷7位のトリプル入賞、3000m障害では三上3位、阪口が4位、足立が6位とこちらもトリプル入賞を果たすなど盛況でした。1500mでも館澤が関東インカレ、日本選手権のいずれも連覇を果たしていますし、まさに最速軍団。。。

 

そして迎える駅伝シーズン、戦力的には3冠を果たしてもおかしくは無いですよね。特に出雲の連覇は最も可能性が高そう。關、鬼塚らややトラックシーズンで苦戦したエースたちが万全の状態で臨めればさらに高まりますね。距離が変わった全日本はまだ未知数な部分がありますが、それでも優勝候補筆頭に名を連ねることになるでしょう。

 

気になるのはやはり箱根ですよね~昨年度の走りを見ても、どうしてもトラックや短い距離に比べると圧倒的な強さを見せることが出来ない選手が多い。。。現3年生がいるうちに何とか箱根初優勝を果たしたいところで、そのチャンスは最大でも2回しか無いわけですからね。今年度を逃すわけにはいかないですし、全大学を見渡しても圧倒的な選手層、3冠に向けての走り、期待せずにはいられません~