2018年 全日本予選戦力分析 上武大学 ~エントリータイム最下位からの逆襲は?~

本日は上武大学の全日本予選における考察を行っていきます。選手一覧はこのようになっております。前回は組35位以下が4人出てしまった一方、組20位以内は1人だけという状況、総合19位に沈んでしまいました。4年前に全日本予選を4位通過して以降、苦しい走りが続いています。

 

エントリー上位8人の平均持ちタイム(1万m)は私が把握している予選会出場校18校中18位と最下位ですね。8番手こそ30分15秒ですが、29分台が3人しかいないというのはさすがに寂しすぎ…17位とも27秒もの差がついています。数値上は非常に厳しいものに。。。

 

最終組は、前回も走っているエースの太田黒はまず確定的かなあ。4組31位という走りでしたが、箱根予選では2年連続で好走していますし、全日本でもエースの走りに期待。もう一人は、大森が候補に挙がってくるか。前回2組16位と上々の走りを見せている以上に、関東インカレ2部ハーフで4位の走りは衝撃的でした。持ちタイムもチーム2番手ですし、やはり太田黒、大森の4年生コンビが楽しみですね~

 

ただ、続く選手となると、ちょっと悩ましいところ…前回3組を走っている松下、橋立は今回もエントリーされているのですが、松下が38位、橋立は40位ですからね…ともに箱根予選ではまずまずの走りを見せているだけに、全日本予選でも活躍を期待したいですね。ただ、ともに30分台のベストということを考えても、3組となると厳しそうかなあ。

 

4年生では、熊倉が29分45秒で3番手の持ちタイムを有してはいますが、前回は1組40位だったんですよね。。。前回の経験者で好走と言えるのが大森くらいしかいないのが正直不安です。他にも箱根8区を走った石井、全日本予選で2組を走った淵らがおり、4年生6人は全員走ってもおかしくは無いですよね~

 

3年生では、前回の全日本予選では1組24位でまとめた岡山がおり、箱根で10区12位と上々の走りを見せた佐々木もいますね。勝負レースで上々の走りを見せている選手には、やはり全日本予選でも期待が高まります。ともに1万mも30分1桁のベストですし。他にも箱根6区を走った鴨下や野上がいますが、ともに30分30秒オーバーの自己ベストを考えると出場は難しそうかなあ。

 

2年生で気になるのが坂本、1万mのベストは30分29秒ながら、関東インカレ2部ハーフで13位と上々の走りを見せているんですよね。いきなりの勝負レースで好走しているだけに、全日本予選でも見てみたい選手です。一方の岩崎は30分46秒のベストとこれまでの実績を考えてもまだ厳しいかなあ。1年生が0人となっており、2年生の躍進は大事になってきますね。

 

正直にいって、通過は厳しいでしょう。これまでも前評判が芳しくない状況で結果を残してきた上武ではありますが、さすがに今回は戦力的に厳しすぎるのではないかと。皆さんの順位予想でも、現時点では19位という予想。前回と同じ順位という位置ですねえ。個人的にはもう少し良かったとしても、13~18位くらいには収まってしまうのでは無いかなあと。

 

前回の箱根では惨敗し、厳しい状況が続く上武大ではありますが、本命としては箱根予選の連続突破が目標になってくるでしょうし、まずは全日本予選をいい形で終え、今後につなげていってほしいですね。全日本予選でも、1つでも上の順位を目指してほしいです!!

 

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