2018年 全日本予選戦力分析 拓殖大学 ~2年ぶりの全日本へ選手は揃う~

本日は拓殖大学の全日本予選における考察を行っていきます。選手一覧はこのようになっております。前回は1,2組がすべて組27位以下と大きく出遅れてしまったのが響き、3、4組でもなかなか巻き返せずに総合15位という結果に終わりました。前々回は4位通過だったんですけどね~

 

エントリー上位8人の平均持ちタイム(1万m)は私が把握している予選会出場校18校中7位となっており、タイム上は通過圏内なんですよね~持ちタイム以上に合わない強さがあると言われ続けている拓殖ですが、タイムもグッと上がってきましたよね。28分14秒のデレセを筆頭に28分台が2人、8番手も29分44秒となっています。

 

前回の全日本予選経験者は5人、その成績は2組27位の戸部、29位の中井、3組9位の馬場、36位の清水、4組10位のデレセとなっています。1組28位だった鈴見だけは今回エントリー漏れとなっていますね。

 

まずは最終組ですが、主将のデレセは4年連続の最終組が確定的でしょう。これまでの安定した走り、今年度自己ベストをマークしていることを考えれば、悪くても組10位では走ってくれそう。となると、大事になってくるのが、相棒ですがここも馬場の可能性が高そうかなあ。

 

勝負レースで結果を残している選手は何人もいますが、全日本予選で好走しているとなると、デレセと馬場くらいなんですよね~馬場は3年連続で3組を任され、過去2回は10位以内と安定しています。4年連続の3組も見てみたいですが、最終組を任せるにふさわしい日本人選手となると、馬場が最適かなあと。

 

全日本予選ではまだ結果は残せていませんが、3組を任せるのはやはり残る4本柱の2人、戸部と赤崎が有力候補になってくるでしょうか。戸部は2年前は3組20位で走っていますし、箱根でも2年連続5区11位で走っている頼れる選手。赤崎は昨年度は全日本予選にこそ出場していませんが、箱根予選で19位、箱根で3区10位と続けて快走を見せています。

 

全日本予選において、計算出来るエースクラスが4人いるのは非常に大きいですね。タイム差が大きくなる3,4組を任せられるわけですから。もちろん、他にも実力者はいます。勝負レースでの実績では、箱根で6区7位の硴野、1万mで29分22秒のベストを持ち、箱根も7区9位で走っている石川、箱根で9区7位で走っている中井らが魅力的。3人とも箱根で一桁順位で走っていますからね。いずれも3組を任されてもおかしくはないほどです。

 

前回、3組を走っているのは清水ですが、36位に終わり、箱根予選も184位と苦しい走りを続けているのが気がかりです。他には、箱根予選に2度出場している藤井もいますね。エース格揃い、箱根で好走している選手も揃っているのは非常に心強いです。

 

前回は苦戦したとはいえ、これだけ選手が揃っているとなると、全日本予選の通過も期待したくなりますよね~今回はボーダーを争う1校ということになりそうかなあ。前回同様に前半の組が大事になってきそうですね。ここを崩れることなく凌げれば、予選突破もグッと近づきます。

 

現時点での順位予想では、9位となっており、今回は8校通過ですから、投票されている方もまさにボーダーを争うという大学という位置づけのようですね~今回は予選突破を狙える戦力だと思いますし、4年生に主力が揃うことからも大きなチャンス、2年ぶりの全日本出場、是非ともつかみ取ってほしいです!!

 

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