関東インカレ2018 3000m障害 ~青木が連覇、荻野が3連覇と王者の貫禄~

関東インカレもあっという間に4日間が終わってしまいました。毎年激しい残留争いが繰り広げられますが、今回も明治の5000mの粘り、驚異的でした。今日は、1,2部の3000m障害について見ていきます。3000m障害(1部)3000m障害(2部)はこのようになっております。入賞した8人を中心に見ていきます~

 

~1部3000m障害~

順位 氏名 所属 記録
1 青木 涼真(3) 法大 8:42.11
2 小室  翼(3) 東洋大 8:43.62
3 三上 嵩斗(4) 東海大 8:47.46
4 阪口 竜平(3) 東海大 8:51.94
5 吉田  匠(2) 早大 8:54.33
6 足立 直哉(4) 東海大 8:59.20
7 小松 力歩(3) 日体大 8:59.63
8 岡田  望(4) 早大 8:59.87

 

前回の王者であり、箱根5区区間賞も獲得したエースの1人である法政の青木が見事に2連覇を達成しました。タイムも8分42秒と好タイム、自己ベストをマークしています。3部門の持ちタイムは平凡で、全くもって走力にいい意味で見合っていないですね。箱根5区だけでなく、3大駅伝全てでの活躍が期待されます。

 

2位に東洋の小室、こちらも日本選手権に出場するなど、活躍を続ける選手ですが、8分43秒と自己ベストを叩き出しての2位でした。長い距離はまだ難しいかもしれませんが、出雲にはエントリーされていますし、3大駅伝デビューも待たれるところ。

 

3位に東海の三上、4位に阪口、6位に足立とトリプル入賞ですね。まずは三上、前回も2位に入っていますが、今回も3位と2年連続の表彰台は素晴らしいですね。既に3大駅伝は4度出場して3度が2位以内と高いレベルでの安定感を披露、3年生が注目される東海ですが、頼もしい4年生の1人です。

 

阪口も3000m障害の経験は少ないですが、やはり5千で13分41秒のスピードは魅力的。今後、経験を積んでいけば出雲1区区間賞、箱根2区7位などエース区間での活躍も続けており、三上、阪口という二人は3000m障害でも駅伝でも力を見せていますね。

 

6位に足立が入ってきたのは正直ちょっとびっくりでした。最後の関東インカレで8分59秒の自己ベストをマークしての入賞は本当に素晴らしいですね。1年の箱根にエントリーされて以降、3大駅伝にはエントリーも無い状態が続いていますが、この活躍を糧に最終学年での活躍を見たいです。

 

5位に早稲田の吉田、8位に岡田と早稲田もダブル入賞を果たしました。吉田は前回も出場して予選落ちに終わりましたが、1年で見事に入賞を果たすことに。即戦力として期待された昨年度は全日本で不本意な走りとなっただけに、今年は飛躍の1年にして欲しいですね。

 

8位の岡田も3000m障害でもずっと苦戦してきましたが、最後の関東インカレ、ここで8分59秒の自己ベストを出しての入賞と有終の美を飾ることに。東海の足立といい、早稲田の岡田といい、1年時に活躍した一方、最後の関東インカレで自己ベストで入賞というのがカッコいいですね。

 

7位には日体大の小松が8分59秒の自己ベストで入ってきています。前回は予選落ちでしたが、持ちタイムを着実に伸ばしてきていますし、3年生となって駅伝でも活躍を見せてほしい選手ですね。9位には明治の東島、前回は5位入賞しており、残留争いに巻き込まれているチーム状況を考えると、少しでもポイントを獲得したいところでしたね。。。

 

~2部3000m障害~

順位 氏名 所属 記録
1 荻野 太成(3) 神奈川大 8:52.27
2 吉田 光汰(1) 中央学大 8:55.38
3 西方 大珠(1) 神奈川大 8:56.15
4 鈴木 天大(2) 東国大 8:57.20
5 髙橋 翔也(2) 中央学大 9:00.44
6 大西 峻平(1) 駒大 9:02.89
7 原田 和輝(2) 東国大 9:04.71
8 古川  舜(4) 亜大 9:05.78

 

神奈川の荻野が8分52秒で見事に3連覇を達成、やはり力は抜けていますよね。少なくとも2部で負ける姿は想像できない…3000m障害での活躍はもちろん、箱根5区では悔しすぎる走りとなっただけに、今年度は3大駅伝でのリベンジにも期待ですね。

 

さらに、ルーキーの西方も8分56秒の自己ベストで3位、神奈川大がダブル表彰台を果たしました。西方も高校時代から力のある選手ではありましたが、いきなりの表彰台とは素晴らしいですね。この種目だけで14ptを獲得することに。神奈川のルーキー、今年も楽しみですね。。。

 

そんな西方を上回り、2位に中央学院のルーキーである吉田が入ってきたのにも、正直びっくりしました。こちらも高校時代に実績のある選手、8分55秒の自己ベストをマークしての2位とは・・・中央学院のルーキーといえば栗原に注目が集まりますが、吉田も即戦力となってくれるかも…?

 

一方で前回3位だった高橋は5位で2年連続の入賞、中央学院としてもダブル入賞となりました。ただ、前回よりも順位を落とし、さらに後輩の吉田に負けたとなると本人としても納得のいく走りでは無かったでしょうね。

 

4位に東国大の鈴木天が8分57秒と自己ベストで入っています。前回も決勝には進んでいますが、そこでは11位に沈んでいただけに、そこからの4位はお見事ですね~東国大も同じ2年生の原田が9分4秒で7位に入り、神奈川、中央学院に続いて東国大もダブル入賞を果たしています。3大学がダブル入賞というのも珍しいですね。

 

6位には駒澤のルーキー大西、3000m障害の経験は少ないとのことですが、それでも自己ベストを大幅に更新する9分2秒で入賞を果たすのは、やはり力があるということですね。駒澤のルーキーは即戦力は苦しいと言われていますが…大西は期待したいところです。

 

8位に亜細亜の古川、前回も8位入賞を果たしており、2年連続の8位入賞となりました。亜細亜大も苦しい時代が続いていますが、2年連続でポイント獲得というのはさすがです~

 

9位以下では帝京の田村丈が9位、境が11位と2人が決勝に進みながら、0ポイントというのはちょっと寂しかったですね。特に田村丈は前回2位に入っており、その後も活躍著しい実力者なだけに、ちょっと意外かつ残念な結果でした。