関東インカレ2018 エントリー考察(國學院、神大、創価、青学)

2018年5月22日

関東インカレのエントリーについて考察していきます。エントリーは公式エントリーを参照してください。今日は、2部に属する國學院大學、神奈川大学、創価大学、青山学院の4校を取り上げます。

 

國學院大學

1500m(添田③、河上②)

3分52秒の資格タイムを持つ添田、3分50秒の河上と二人がエントリー。ともに5千や1万mで着実にベストを伸ばしている二人ですね。添田は前回、0.5秒届かずに決勝進出を逃し、河上はエントリーされるも棄権してしまいましたからね。ともに、前回の悔しさを晴らす走りを見せてくれれば。

 

5000m(青木③、浦野③、臼井②)

今年度エースとして君臨するであろう浦野、5千でベスト連発で13分54秒まで伸ばしている青木と順当なエース格の2人がエントリー。特に浦野は前回はともに1桁順位で走っており、ダブル入賞も期待されますね。臼井は14分20秒のベストとちょっとタイムを見ても実績を見ても厳しそうかなあ。

 

1万m(土方③、江島④、小中④)

28分44秒のベストを今年度叩き出し、エース格の1人である土方がやはり中心ですかね。ロードでの実績は豊富なだけに、トラックでの勝負レースにも期待大。江島も箱根10区5位と好走している選手、小中は3大駅伝・予選会は未経験も今年度1万mで29分38秒を出している選手、どこまで戦えるか。

 

ハーフ(中山④、稲毛③、茂原③)

ハーフで64分12秒のベストを持つ中山、64分45秒の稲毛、65分39秒の茂原の3人がエントリー。3人とも3大駅伝・予選会の経験がありません。ただ、中山、茂原はともに1万m、ハーフを昨年度の11月以降にベスト更新、稲毛もハーフでベストを更新と伸びてきている選手たちですね。

 

3000m障害(菅家④)

9分16秒の資格タイムを持つ菅家が唯一のエントリー。前回も出場していますが、9分20秒台、下位で予選落ちとなっており、今回も予選突破は厳しそうかなあ。

 

神奈川大学

1500m(鈴木健④)

3分55秒の資格タイムを持つ鈴木健太が唯一のエントリー。タイム上は厳しいですが、最上級生の意地を見せてほしいですね。

 

5000m(山藤④、越川③、成瀬②)

前回は1万mで入賞を果たしているエースの山藤、新エースとして期待が高まる越川の二人は5千、1万mともにダブルエントリーと今年度の中心はこの二人というのがエントリーからも分かります。ともに入賞争いに絡んで欲しいところ。成瀬は今年5千で14分10秒とベストを更新しているのが楽しみです。

 

1万m(山藤④、越川③、多和田④)

山藤、越川のダブルエースにはやはり期待せずにはいられませんね。山藤は2年連続の入賞も期待されますし、越川もさらに一皮むけて欲しい選手です。多和田も29分4秒のベストと1万mの持ちタイムトップ3が順当にエントリーされました。多和田はなかなか勝負レースに出場出来ていないませんが、最後の関東インカレでの走りにも注目ですね。

 

ハーフ(安田③、北崎②、佐久間④)

3人のうち最もハーフのベストが良いのが64分46秒の安田で北崎、佐久間はともに65分台とちょっと持ちタイムとしては物足りないエントリーとなっています。ただ、北崎は1万mで29分40秒と今年度ベストを出していますし、安田も全日本、箱根でともに一桁で走っている選手、佐久間も2年の箱根予選に出場しています。関東インカレハーフでどこまで戦えるか?

 

3000m障害(荻野③、西方①)

優勝候補筆頭として臨むのは荻野、3000m障害では2年連続の優勝、前回も2位に11秒差をつける圧勝でしたからね。今回もやはり実力は抜けていますよね~3連覇、期待大です。西方がルーキーながら8分57秒のタイムを持ち、インターハイも4位、日本人2位に入っている実力者ですからね。いきなりのポイント獲得も期待されます。

 

創価大学

1500m(上田③)

3分54秒の資格タイムを持つ上田が唯一のエントリー。ハーフで63分台を持ち、どちらかと言えば長い距離に強い選手という印象なのですが、1500mとハーフのダブルエントリーとは珍しいですね。5千も14分10秒台のベストを持ちますし、1500mもひそかに期待…

 

5000m(鈴木大②、米満③、大澤②)

ともに14分9秒のベストを持つ鈴木大、米満に1年時に14分51→14分18秒と31秒もベストを伸ばした大澤がエントリー。創価もエースのムイルが関東インカレのメンバーから外れてしまったのは残念…米満は日本人エース格の1人ですし、鈴木大、大澤はベスト連発と勢いのある選手ですからね。日本人の主力の走りに注目です。

 

1万m(作田④、古場④、嶋津①)

28分44秒のベストを持つ作田、高校ベストは15分台ながら13分台、28分台ランナーとなりました。たたき上げの選手の活躍にまずは期待ですよね。古場は1万mで29分25秒までベストを伸ばしていますが、ちょっと勝負レースでは結果を残せていないのが気になるところ…嶋津はルーキーながら29分48秒のベストを持ち、抜擢されました。いきなりの大舞台での走り、楽しみです。

 

ハーフ(上田③、右田②、郷④)

1500mに続いてのダブルエントリーとなった上田、箱根予選ではチーム最下位に沈んでしまいましたが、ハーフ63分48秒のベストはやはり魅力ですし、期待したいですね。右田はまだハーフの経験は無かったかな…?郷も3大駅伝・予選会のエントリーはまだ未経験…ちょっとハーフは苦戦しそうかなあ?

 

3000m障害(大澤②、麻生①)

9分13秒の資格タイムを持つ大澤、9分21秒を持つ麻生と二人がエントリーとなっています。大澤は前回もエントリーされながらと棄権となってしまいました。関東インカレで成長した姿を見せてくれれば。麻生は、インターハイには進んだものの、9分35秒で下位に沈んでおり、タイムを見てもさすがに厳しそうかな。

 

青山学院大学

1500m(松田④、湯原①、生方③)

前回4位入賞を果たしている生方がやはり中心となりますかね。今回は表彰台も期待したいところ。松田は3分49秒、ルーキーの湯原は3分48秒と3人とも3分50秒切りの資格タイムを持つのは心強く、またトリプル入賞も期待したくなる選手が揃っています。

 

5000m(橋詰④、小野田④、吉田圭②)

13分46秒のベストを持つ小野田、49秒の橋詰、50秒の吉田圭というチームでも持ちタイム上位の3人が入ってきましたね。特に箱根6区で好走を続ける小野田、前回1万mで入賞を果たしている橋詰はともに入賞候補となってくるかな。唯一の2年エントリーとなった吉田圭の活躍にも期待。

 

1万m(梶谷④、鈴木③、橋間④)

学生ハーフで優勝、今年度も1万mでベスト更新と勢いのある梶谷、2年連続5000mで入賞、1万mでチームトップの28分31秒を持つ鈴木、1万mで29分8秒のベストを持ち、箱根でも10区2位で走っている橋間と実力者が揃いました。鈴木には3年連続の入賞が期待されますし、梶谷も上り調子ですからね~複数入賞を目指したいところですね。

 

ハーフ(林④、吉田祐③、竹石③)

やはり、注目は林ですね。箱根での7区区間新記録は衝撃的でした。その後、30kmでも快走を見せていますし、関東インカレではいきなりの優勝候補となってくるか?竹石は箱根5区での好走がインパクト大、1万mのベストも今年度更新している選手、吉田祐もハーフで安定した走りを見せていますからね。林以外の二人にも注目です。

 

3000m障害(なし)

かつては優勝を果たすなど、力のある選手も出場していた3000m障害ですが、今回はエントリー無なんですよね。。。

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