青山学院大学 【2018年度 戦力分析】 ~4連覇の王者、時代はどこまで続くのか~
続いては、青山学院大学について、新年度の戦力を見ていきます。3冠王者として臨んだ3大駅伝でしたが、出雲で2位、全日本では3位と苦戦を強いられましたが、箱根では6~8区の3連続区間賞で後続を一気に突き放して見事に4連覇を達成しました。登録している選手一覧はこのようになっております。
名前 | 学年 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
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梶谷 瑠哉 | 4年 | 13:55.69 | 28:43.76 | 01:03:19 |
森田 歩希 | 4年 | 13:58.18 | 28:44.62 | 01:02:46 |
橋詰 大慧 | 4年 | 13:49.47 | 28:56.06 | 01:02:46 |
小野田 勇次 | 4年 | 13:46.93 | 28:57.30 | 01:03:42 |
林 奎介 | 4年 | 14:18.24 | 29:05.97 | 01:03:28 |
橋間 貴弥 | 4年 | 14:11.48 | 29:08.85 | 01:03:59 |
富田 浩之 | 4年 | 13:58.17 | 29:11.75 | 01:03:24 |
山田 滉介 | 4年 | 14:14.42 | 29:21.74 | 01:03:45 |
鈴木 塁人 | 3年 | 13:53.20 | 28:31.66 | 01:02:55 |
吉田 祐也 | 3年 | 14:13.78 | 29:17.48 | 01:03:55 |
竹石 尚人 | 3年 | 14:05.40 | 29:22.79 | 01:04:10 |
生方 敦也 | 3年 | 14:10.10 | 29:24.73 | 01:06:09 |
中村 友哉 | 3年 | 13:56.81 | 29:51.51 | 01:07:45 |
中根 滉稀 | 3年 | 14:14.10 | 30:39.14 | 01:05:46 |
吉田 圭太 | 2年 | 13:50.67 | 29:25.80 | 01:04:31 |
岩見 秀哉 | 2年 | 14:06.39 | 29:27.78 | 01:03:36 |
神林 勇太 | 2年 | 13:59.14 | 01:04:35 |
4年生・・・チームの中心となるのは4年生、箱根2区で区間賞を獲得した森田、箱根6区区間賞の小野田、7区で区間新記録を叩き出した林、箱根4区に出場後、学生ハーフ優勝、自己ベスト更新と好調を続ける梶谷らまさにチームを支える選手が揃っています。やはり、他の大学の4年生を見ても頭1つ抜ける強力な布陣であることは間違いなさそう。
他にも、箱根で10区で2位、4連覇のゴールテープを切った橋間、出雲では最長の6区を任され、関東インカレでも入賞している橋詰やともにハーフ63分台の富田、山田らもいますし、エース級が揃い、選手層もずば抜けています。4年生の走りがチームが3大駅伝優勝を続けていけるかの鍵を握ることとなるでしょう。
3年生・・・1年時から台頭、全日本8区4位、箱根では1区5位と安定した走りを見せる鈴木、全日本で6区4位、箱根では5区5位と上々の走りを見せた竹石の二人がこの学年の中心ですかね。特に鈴木はエース格の1人として期待が集まります。
ただ、3番手以降となると、それぞれ特徴のある選手はいるものの、3大駅伝出場となるとまだ力不足は否めないか・・・ハーフで63分台、箱根にもエントリーされている吉田祐、関東インカレ1500mで入賞している生方、中村友はともに抜群のスピードはあるものの、ハーフの距離となると苦戦しています。他にも中根が箱根16人に入るなど台頭してきていますね。今年は誰が3大駅伝デビューを飾るのか楽しみです。
2年生・・・3大駅伝に唯一出場したのは神林、出雲では5区3位と上々の走りを披露、全日本・箱根ともにメンバー入りを果たしています。さらに、5千で13分50秒、1万mで29分25秒を持ち、出雲、全日本でメンバー入りを果たした吉田圭、ハーフで63分36秒をマークした岩見ら実力者が揃います。
いずれも今年度3大駅伝に出場してきてもおかしくない選手たちですよね。他には、14分8秒のベストを持つ市川、新号、森川あたりがタイムを伸ばしてきていますね。特に4年生の選手層が厚く、メンバー争いは熾烈ですが、そこに1人でも多く絡んできてほしいところ。
1年生・・・即戦力が加わることが多い青学にしては、ちょっとここ最近のスカウトに比べると、やや劣る気もしますが・・・14分9秒の湯原、14分14秒の飯田、14分22秒の高橋らが持ちタイム上位、その中でも湯原の実績が一番ですかね。湯原、飯田ともい都道府県対抗でも好走しているのが心強く、高橋はインターハイ1500mで入賞するスピードがあります。
例年ほどではないとはいえ、14分30秒切りは6人もいるんですよねー。これは、全大学を見渡してもトップクラスですし、1年目からまた活躍する選手が出てきますかねえ?楽しみです。
5月1日に大学駅伝春号が発売されますね。私も毎年発売日に購入しており、今回も購入する予定です。やはり、新年度の戦力というのは気になるところですし・・・