中央学院大学 【2018年度 戦力分析】 ~充実の選手層で上位進出を~

続いては、中央学院大学について、新年度の戦力を見ていきます。前年度は全日本こそ6位で見事に連続シードを獲得したものの、出雲では8位、箱根ではぎりぎりシードの10位と近年の活躍からするとやや苦戦しました。現在、登録している選手一覧はこのようになっております。

 

 

4年生・・・最も充実しているのが、この学年ということになるでしょうか。怪我が多いものの、出場すれば好走を続ける樋口、3大駅伝を全て2度出場している廣を始め、福岡、森田、市山と3大駅伝経験者が揃っています。市山は箱根2区にも起用されましたからね~経験者が豊富というのは魅力ですよね。

 

さらに、3大駅伝未経験者でも1万mで29分20秒の光武、29分34秒の釜谷、29分40秒の實政らがおり、1万mで28分台こそいませんが、29分台がずらっと揃っています。中央学院の選手層を厚くしてくれています。

 

3年生・・・エース級が揃うのは3年ということになるでしょうか。1万mで28分29秒の横川、28分54秒の高砂とチームに2人しかいない28分台ランナーはいずれも3年生です。ただ、ともに1年時に比べると2年時がやや目立たなかったのもまた事実…安定感のあるダブルエースへと成長して欲しいところ。

 

他にも、川村、有馬、大濱といった29分30秒切りが3人おり、有馬は全日本、箱根も出場している選手ですし、藤田も3度の3大駅伝経験者です。やはり、持ちタイムを見ても、実績を見ても、3,4年生が中心となるチームですよね。

 

2年生・・・1年時、唯一の3大駅伝出場、それもフル出場を果たしたのが高橋、出雲、全日本は6位、箱根は10位とルーキーらしからぬ安定感は魅力的でした。2年となり、今年は主要区間を安心して任せられる存在となってくれれば。

 

他には、1万mで29分32秒を出した石綿、29分43秒を持つ戸口らがメンバー争いに入っていそうかなあ。育成力のある中央学院なだけに、今年に入って一気に伸びてくる選手にも期待。

 

1年生・・・持ちタイムでチーム上位に入ってくる東農大二の栗原がやはり即戦力として期待されますよね。高校時代の勝負レースでの実績も豊富ですし…ほかにも、14分19秒を持つ小野、14分21秒の松井、14分23秒の糸井、14分28秒の吉田と14分30秒切りが5人もいますからね。

 

ここ数年、着実にスカウトも向上し、下級生からどんどん台頭してくる選手がいる一方、上級生になって活躍するたたき上げの選手もいますし、チームとしても良い方向に向かっているように思えます。楽しみなルーキーたちがまずは1年目でどれだけメンバー争いに加わっていけるか?

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