2017年度 4年生特集 ~拓殖大学~
本日は拓殖大学の4年生について、在学中での走りを振り返っていきます。全部で6人となっていますね。箱根では3年間14~16位止まりでしたが、4年時に見事にシードを獲得し、後輩に残していくことに。全日本では3年時に出場しての8位が印象的でした。選手個人では、西がエースとして学年を、チームをけん引してくれましたね~
名前 | 5千ベスト | 1万ベスト | ハーフ換算 |
---|---|---|---|
西 智也 | 14:12.70 | 28:45.44 | 01:03:08* |
苅田 広野 | 14:25.77 | 29:34.85 | 01:04:21* |
土師 悠作 | 14:24.42 | 29:38.68 | 01:04:31* |
脇本 将 | 14:37.17 | 30:21.59 | 1:07:56 |
山本 和希 | 14:48.89 | 30:54.06 | 1:05:35 |
出口 祐大 | 14:34.67 |
西 智也・・・高校ベストは14分55秒、ほとんど実績のない状況ながら、1年の箱根にいきなり出場して4区11位で走ったのにはびっくりしました。その後は主力になると思いきや、故障に悩まされることに…復活したのは3年の箱根予選で71位で走っています。その後、全日本で8区7位と好走すると、箱根でも1区14位とまずまずの走り、一気に主要区間を任されるまでに。
さらなる飛躍を遂げた4年時、1万mは28分45秒まで伸ばし、全日本予選こそ4組24位でしたが、箱根予選ではチーム2番手の18位と快走、箱根でも準エース区間の4区を6位と好走を見せ、チームの4年ぶりのシード獲得に大きく貢献しました。西が3年になって復活&成長を遂げたのはチームにとっても非常に大きかったですね。
苅田 広野・・・高校ベストは14分56秒、2年の箱根予選に出場していますが、ここでは11番手の225位と苦しい走りに…しかし、3年時には全日本予選で2組26位で走ると、箱根予選はチーム3番手の54位と好走、箱根でも7区14位で走っています。
4年時には1万mで29分34秒までタイムを縮めたものの、全日本予選、箱根予選はともに出場出来ず…それでも、最後の箱根ではアンカーを任されて区間10位、シード獲得のゴールテープを切りました。最後の箱根も厳しいかと思っていましたが、しっかりと合わせてきてくれました。
土師 悠作・・・高校ベストは14分54秒、14分50秒台が続き、拓殖の育成力が伺えます。全日本予選は2年時から3年連続で1組を任されたものの、39位→23位→37位で3年以外は下位に沈むことに…一方で箱根予選は3,4年時に出場して98位→102位といずれも100位前後でまとめてくれました。
3大駅伝の出場は3年時、全日本では3区9位とまずまずの走りを見せたものの、箱根では復路のエース区間9区で19位に沈んでしまいました。。。4年の箱根はエントリーこそされたものの、残念ながら走ることは叶わず、リベンジできなかったのは残念でしたね。
脇本 将・・・高校ベストは14分37秒で6人の中では最も良い高校ベストを持っていました。ただ、4年間でこのベストは更新出来ず…3大駅伝・予選会では2年の箱根予選と3年の箱根にエントリーを果たしていますね。ただ、いずれも出場することは出来ませんでした。1万mは3年時に30分21秒をマークするも、ハーフは67分56秒止まりだったのが痛かったですかね…
山本 和希・・・高校ベストは14分48秒、このベストは4年間更新出来なかったかなあ。ハーフは2年時にマークした65分35秒、1万mのベストも2年時の30分54秒となっています。それでも、2年時に箱根4区を任されると、区間12位で走っているんですよね。
まさに、1年の西と同じような状況でした。それだけに、その後の活躍も期待されたのですが…4年間を通じて3大駅伝・予選会は出場だけではなく、エントリーまで広げても2年の箱根ただ1度だけとなってしまったのは残念でした。
出口 祐大・・・高校ベストは14分46秒、3年時には14分34秒まで伸ばしてきており、5千ではトップ10にまで入ってきたはず。しかし、1万mもハーフも私の知る限りは走っておらず、3大駅伝・予選会へのエントリーも残念ながら果たすことは出来ませんでした。