第94回箱根駅伝 國學院大學 区間配置予想 ~6年ぶりのシード獲得へ頼もしいエースの台頭~

いよいよ本日、区間エントリー発表ですね。その前に、最後の大学になります、國學院大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根では、往路で19位と出遅れると、復路でも16位に戻すのが精いっぱいでした。今年度は、箱根予選を6位通過、全日本も序盤1桁を守りながらの総合11位、主要区間へも希望が見えてきました。エントリーメンバー箱根成績(直近5年)はHPをご覧ください。

 

4年:向 晃平、熊耳 智貴、國澤 優志、松永 拓馬

   渡邊 貴、内田 健太、河野 敢太、花沢 拓己

3年:江島 崚太、中山 貴裕、長谷 勇汰

2年:浦野 雄平、土方 英和、青木 祐人

1年:臼井 健太、田川 良昌

 

4年生が大量8人のエントリー。箱根予選でチーム11位の田代、12位の軸屋が外れてしまいました。前回の全日本で好走して蜂屋も間に合わず…それでも、前回の箱根、今回の全日本に出場した選手は揃っていますし、順当なエントリーと言えるのでは。そんな國學院大学の区間配置予想は以下の通りです。

 

浦野(2)ー向(4)ー江島(3)ー土方(2)ー松永(4)

臼井(1)ー河野(4)ー熊耳(4)ー國澤(4)ー内田(4)

 

1、2区は全日本と一緒、ダブルエースの起用が濃厚ですね。1区の浦野は全日本も1区8位と好走、箱根予選チームトップと最も計算できる選手の1人、向も4年になってさらに飛躍を遂げていましたし、ここで何とかくらいついていきたいところ。3区は江島、6区候補ともいわれていましたが、やはり江島が6区だと平地が薄くなってしまうので、往路の下り基調である3区を任されるのが良いかと。

 

4区は土方、前回の往路を唯一経験している選手、箱根予選も浦野に次ぐ31位、全日本も主要区間の4区を任されていますし、箱根も主要区間への起用が濃厚ということで4区としました。5区は松永、本人も希望しているようですし、箱根予選でチーム3番手、全日本8区を任される信頼度からも面白いのではないかと。

 

6区は臼井、江島でなければ臼井の可能性が高いということで臼井としています。田川が6区を希望しているということで、これまでの実績から考えても、6区候補なのかな?7区~10区はいずれも4年生としました。7区は河野、箱根予選も二桁では走っていますし、全日本も7区で出場していますからね。今年3大駅伝・予選会に初エントリーながら、全て出場していますし、箱根でも期待。

 

8区は熊耳、箱根予選、全日本はいずれもエントリーされていないのが懸念ではありますが、前回8区6位で走っている選手なだけに、万全であれば大きいですよね。シード争いをしていれば優位に立てるであろう選手です。9区は國澤、こちらも前回と一緒ですね。ハーフで63分5秒の持ちタイムと9区10位で走っている実績はやはり魅力的。前回好走した選手をあえてずらす必要は無さそうかなあと。

 

10区は内田、箱根予選ではチーム5番手だっただけに、主要区間への起用も十分あり得そう。10人にはまず入ってくるでしょう。ハーフも63分台を誇りますし、ベストメンバーが組めれば、10区まで持ちタイムの良い選手、実績のある選手を残せるであろう選手層も國學院の魅力ですね。

 

前回は往路で出遅れて勝負出来なかったのが敗因でした。今回のシード獲得のポイントとなってくるのも、往路の1~4区ということになりそうです。そんな状況の中で、浦野、向というダブルエースが台頭してきたのは、シードに向けて非常に大きいですね。さらに、箱根予選で50位以内が6人という主力たちの走りも好材料です。往路さえ凌げれば、復路は分厚い選手層で逃げ切りを図ることも十分可能でしょうから。

 

4年生が大量エントリーされており、箱根でも半分以上は4年生の起用が良そうされるほど中心となっている学年、4年生が強いチームは強いというのが箱根ではよくあることですし、エースがいる今回はシード獲得の好機、是非とも6年ぶりのシード権、確保して欲しいです!!

 

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