第94回箱根駅伝 国士舘大学 区間配置予想 ~最下位からの脱出、そしてシード争いへ~

続いては、国士舘大学について、区間配置予想及び戦力分析をしていきます。前回の箱根では、1区で19位と出遅れると、8区まで19以下という厳しすぎる結果でダントツの最下位に沈んでしまうことに。今年度は、箱根予選を7位通過、見事に2年連続の箱根出場を果たしました。エントリーメンバー箱根成績(直近5年)はHPをご覧ください。

 

4年:三田 眞司、八巻 雄飛、辻田 拓真、近藤 航、守屋 太貴

3年:住吉 秀昭、高田 直也、多喜端 夕貴、

   藤江 千紘、戸澤 奨、工藤 海良

2年:鼡田 章宏、石川 智康、杉本 恭吾、大西 彰、福田 有馬

1年:無し

 

前回の箱根経験者では4年の本多が外れていますが、今年度姿をあまり見せなかったことを考えればしょうがないか…箱根予選を走った選手では、3年の内山、そして留学生のギトンガが外れてしまいました。ギトンガには来年度以降、本領を発揮していってくれれば。そんな国士舘大学の区間配置予想は以下の通りです。

 

住吉(3)ー八巻(4)ー戸澤(3)ー多喜端(3)ー藤江(3)

福田(2)ー三田(4)ー鼡田(2)ー高田(3)ー辻田(4)

 

エースの住吉を1,2区のどちらに起用するかですが…1区と予想しました。過去2度の出場はいずれも最下位ということを考えても、1区からエースを起用していくしかないかなと…最も計算の出来る選手ですしね。2区は八巻、箱根予選で34位と上々の走り、3台駅伝でも主要区間を任されていますし、2区を走ってほしいかなあと。

 

3区は戸澤、箱根予選ではチーム9番手と奮いませんでしたが、実力はチームトップクラスですし、往路を走ってほしい選手かなあということで、3区としました。4~6区は前回と同様に多喜端、藤江、福田としました。多喜端は箱根予選でチーム3番手で走っていますし、全日本予選でも好走と安定感があります。前回とは違う走りを見せてくれれば。

 

藤江は箱根予選で77位とまずまずの走り、5区の経験を今回に活かしてくれれば。山は経験が大事と言われますしねえ。6区の福田は悩ましいところ。。。前回はまさかの66分台で最下位に沈みましたが、今回の箱根予選はチーム5番手の走り。これはびっくりでしたし、むしろ6区がもったいなく感じてしまうほど。6区希望の選手は多いみたいなので、例えば工藤あたりが6区を走って福田は平地というのもあるかもしれません。

 

7区は三田、こちらも悩むところなのですが…4年連続で箱根予選を走っている三田に走ってほしいという思いも込めて…なかなか結果を残すことは出来ませんでしたが、最後に一花咲かせてほしいです。8区は鼡田、本人も希望しているようですし、今年度大きく伸びてきた選手ですよね。箱根予選78位はびっくりしました。箱根出場の可能性も高そうです。

 

9区は高田、箱根予選は45位と好走、自己ベストも連発と最も勢いのある選手ですね。正直、往路を任されてもおかしくない選手だと思います。6区希望ということで下りは得意かなあというのもあって9区としましたが、往路なら3区とかも面白そう。10区は辻田、本人が希望している&4年生ということで最後は4年生に締めて欲しいかなと。箱根予選でも58位と好走している選手です。

 

前回と比べると、期待値は高くなってはいますよね。エースの住吉の成長だけではなく、主力や中堅どころの成長も目立ちます。2年生は福田、鼡田が良かったですし、3年ならば高田、多喜端、4年ならば八巻や辻田がぐっと伸びてきたでしょうか。1年生がいないのは残念ですが、その分2年生以上は選手が揃っています。

 

2大会連続の最下位、それもブービーに大差をつけられてという結果を見ると、今回の箱根ももちろん楽観視できないとは思いますが、まずは前回を1つでも上回る走りを見せてほしいですね。シード争いに加われれば良いですが、さすがにそこまでは厳しいか?また、前評判を上回るような走りを本選でも見せてくれれば!!

 

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