2018年度 新入生雑感(2017年12月9日時点)

いよいよ明日は箱根16人のエントリー…の前に、なぜか来年度新入生特集を…雑誌にて、今年度の新入生の速報が載っていました。今回は載っている選手が少なかったですね。これから徐々に公開されていくと思いますが…

 

元々、例年に比べると持ちタイムの良い選手が少なめというのもありますが、14分20秒切りを果たしている選手はわずかに10人しかおらず、14分30秒切りまで広げても30人弱。。。というわけで、今回は14分30秒切りのベスト(雑誌掲載時点)を持つ選手に注目してみていきます。

 

まず、持ちタイムでも実績でもずば抜けているのが佐久長聖の中谷、13分47秒&都大路3区の日本人最高タイムを持つ逸材は早稲田に進学することとなります。13分58秒&1500mインターハイ覇者の半澤(学法石川)、14分3秒のベスト&トラックにロードに活躍する千明(東農大二)も早稲田と有力選手がずらっと加わることに。

 

さらに14分23秒を持つ浜松日台の太田もおり、早稲田の新入生は非常に強力です。スカウトの枠が少なく、戦力が苦しくなりつつある早稲田なだけに、これだけの選手たちが一度に加わるのは大きいですね。イメージとしては、八木・三田・中山・矢澤らの世代に近いでしょうか。

 

13分58秒をもつ佐久長聖の本間、さらに14分5秒を持つ小林の田中が加わるのが東海大学、毎年しっかりと有力選手を確保していますね。本間は持ちタイムに比べるとややロードで苦戦気味ですが、田中はロードでも強い印象かなあ。それでも、今の東海の選手層に割って入っていくのは厳しそうです。

 

14分10秒を持つ仙台育英の小島は順大へ。14分26秒を持つ富山商の榎本もですね。順大も毎年確実に世代上位の選手が入ってきますね。こうした点も安定した強さに繋がっていきいます。

 

同じく14分10秒を持つ國學院久我山の佐久間、14分14秒を持つ佐久長聖の丸山は明治へ。箱根予選でまさかの悲劇に見舞われた明治ですが、有力選手が入ってきます。14分29秒を持つ倉敷の名合もいますし、スカウトは毎年良いですよね。早い段階でまた上位争いをするチームに戻していきたいところ。

 

同じ倉敷で14分12秒を持つ北野は日大ですね。こちらも残念ながら箱根予選落ちとなってしまいましたが、楽しみな選手が加わることに。続くのは14分33秒を持つ中越の鈴木となっています。日大も昨年度は有力選手が複数入りましたし、早く復活を果たしたいところですね。

 

14分15秒のベストを持ち、実績も豊富な愛知の蝦夷森は東洋大学へ。やはり、東洋も毎年良い選手が加わりますね。さらには14分26秒を持つ那須拓陽の石川も14分30秒切りの選手。まだ判明してない選手は多いですが、昨年度ほどのインパクトは無さそうかなあ…?

 

14分16秒を持つ八千代松陰の飯田が入るのが青山学院大、他には14分28秒を持つ加藤学園の渡辺、14分29秒を持つ愛知の野川もですね。すでに14分30秒切りが3人いるとはいえ、こちらも例年に比べるともう一歩という気が…久保田世代以降は毎年のように世代トップクラスが入っていましたからね。

 

14分18秒を持つ國學院久我山の手島が入るのは中央大学。予選落ちした状況でのスカウトだったと思うのですが、さらに14分28秒で仙台育英の齋藤、横浜市立金沢の谷沢、14分30秒で福岡大附属大濠の森としっかりと選手を揃えています。

 

先日、中央の新入生が全て判明し、13分57秒を持つ西脇工業の三浦、14分8秒を持つ須磨学園の井上、14分15秒を持つ鳥栖工業の森など有力選手がずらっと揃いました。9番手で14分31秒というのが凄い…舟津世代、畝世代と2年連続でスカウトも良いですし、また中央も強くなっていきそう。

 

他に14分30秒切りでは、14分23秒を持つ古川工業の遠藤が帝京、14分25秒を持つ八千代松陰の守角、14分28秒を持つ法政二の鎌田が法政、14分27秒を持つ倉敷の小野、14分28秒を持つ拓大紅陵の吉田が中央学院ですねえ。箱根シード校&箱根予選トップ通過校もきっちりと14分30秒切りを確保しています。

 

14分28秒を持つ富山商業の花崎が駒澤でここまでが14分30秒切りですね。有力選手が入ることの多い駒澤は今回苦戦のようで、既に8名が判明していますが、14分30秒台は3人いるものの、14分30秒切りは1人だけです。全体的には、今年もやはり箱根シード校、伝統校に有力選手が多く集まったのかなあという印象です。

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