順天堂大学 2017年 出雲&全日本結果 考察

いよいよ、箱根のエントリーも2日後に迫ってきました。ようやく最後になります、順天堂大学について、出雲、全日本の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。出雲・全日本結果はこのようになっております。うーん、だいぶ間が空いてしまうので、来年度はもう少し別の記事を考えねば…

 

出雲では、1区に抜擢されたルーキーの清水が区間15位、関東勢最下位と苦しいスタートに。ロードでの強さには定評があるのですが…2区もルーキーの野口でしたが、ここでも区間11位、2区連続で関東勢最下位という状況。。。ともに大学駅伝の洗礼を浴びる結果となりました。

 

そんな中、3区を走るエースの塩尻が区間賞の走りで総合14→8位と6つ順位アップ。さすがは大学長距離界を代表する選手ですね。もう一人のエース、栃木は4区6位ともう一歩でしたが、総合では8→6位と2つ順位アップ、そして5,6区が良かったですね。

 

前回5区6位で走っている野田が2年連続の5区で区間3位と好走、アンカーに抜擢された橋本が区間4位の快走、総合でも7→4位と3つ順位を上げてのフィニッシュとなりました。1区15位と出遅れたことを考えると、よくぞ4位まで順位を上げましたよね。順大の強さを感じました。

 

一方の全日本、出雲で好走した橋本が1区を任されましたが、まさかの区間23位、トップと2分55秒差をつけられてしまうことに…いくら塩尻がいるとはいえ、やはり1区で出遅れてしまうのは厳しいですよね。。。箱根に向けて不安の残る結果に。

 

2区塩尻は区間3位ですが、塩尻とすれば物足りない結果に感じてしまいますよね。総合では22→12位と10個順位を上げています。3区の清水は区間7位、出雲では苦しい走りでしたが、全日本ではしっかりと立て直してきました。計算できる選手になってくれれば。

 

4区の栃木は区間4位とまずまずの走り、出雲からは上げてきていますし、箱根では2年連続の区間賞も期待したいですねー。5区の野田は区間15位…出雲・全日本ともに好走した選手というのが、塩尻くらいしかいなかったのが残念ですねー。逆に両方悪かった選手もいなかったですねー。

 

6区からは出雲未出場組でしたが、3大駅伝・予選会通じて初出場だった吉岡も区間15位、ほろ苦いデビュー戦となりました。箱根5区で前回好走した山田攻は7区9位とまずまずの走り、高島平20kmで好走して8区に抜擢された難波は区間8位、区間3位と30秒差と上出来と言えるのでは。難波が主要区間を任せられるようになると大きいですね。

 

箱根に向けては、先ほども述べたように1区の人選ですよねー。2区はまず塩尻が走るであろうだけに、ここで好位置で来れれば、2区でさらに上位に、さらに栃木がいて、5区を任されるであろう山田攻がいるとなると、相当いい位置で往路を終えることも期待できるわけで…順大の命運を握る区間となるかもしれません。

 

復路に向けては、選手層という点ではまだ薄い状況かなあ。個人的には花澤が走る姿を見たいのですが…箱根経験者は6人だけですが、3大駅伝経験者となると、倍近い11人まで増えます。全日本を走った吉岡や昨年度の出雲を走った金原あたりが箱根でもしっかりと走れるようだと面白いのですが…

 

エースは大学トップクラスを誇り、5区も計算できる順大、過去2大会は6位、4位と結果を残していますし、今回の箱根も過去2大会と同じかそれを上回るような結果を期待したいです!!

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