東京国際大学 2017年 箱根予選結果 考察

続いては東京国際大学について、箱根予選の結果を振り返りつつ、箱根への展望も書いていきます。・・・箱根予選結果はこのようになっております。2年前に9位で箱根初出場を果たしたものの、前回はまさかの15位で予選落ち、今回は10位で2度目の予選通過を果たしました。

 

エースのスタンレイが25位、日本人エースの伊藤が28位とダブルエースが順当にチーム1,2番手を占めました。ただ、スタンレイは1,2年時に出場した際は7位、3位で走っていますから、それに比べるともう一歩だったかなあ。伊藤は前回166位だったのですが、そこからの成長はすさまじく、あっという間にエースへと飛躍を遂げました。

 

3番手の57位に濱登、前回の206位から大きく順位を上げてきました。2年前は81位で走っていますし、しっかりと合わせてきましたね。なんといっても2年前の箱根では5区7位で走っている選手、今回も5区起用が濃厚ですし、ダブルエースとともに計算できる選手です。

 

4番手の真船が89位、5番手の96位に堤が走っており、ここまでが100位以内となっています。真船は前回135位、堤は3大駅伝・予選会のエントリー自体が初めてだったことを考えると、ともに上出来の走りだったかなあと。

 

6番手の109位だった新田から相沢が122位、鈴木聖が129位、渡邉が139位と6~9番手がそれぞれ数秒差で続きました。新田は1年の箱根予選を143位で走って以来、エントリーも無くて厳しいかと思っていましたが、最後の箱根予選にはしっかりと合わせてくれましたね。

 

相沢は全日本予選に続いての出場でまずまずの走り、鈴木聖も3度の箱根予選出場では過去最高順位ですね。実業団で活躍したルーキーの渡邉は最低限の走りは見せてくれましたが、まだまだ期待したいですよねー。かつては1500mや5000mで日本トップクラスの力を誇った選手ですし。中堅どころが特に終盤崩れずに粘れたのが、予選通過に繋がりましたね。

 

10番手の浦馬場が159位、3年目にしてエントリーも初めての選手ですね。今回は経験者でエントリー漏れした選手が何人もいましたが、初出場の選手もしっかりと走ってくれました。11番手の176位に3年の河野、12番手の235位にルーキーの加藤ということで、今回はちょっと1,3年生がもう一歩だったかな。上位8人のうち、7人が2,4年生でしたからね。

 

箱根に向けては、前半から主力を固めてくることはまず間違いないでしょうし、1,2区に伊藤、留学生で5区に濱登ということになりますかね。となると、やはり大事になってくるのは3,4区ですよね。2年前に初出場した際は往路を12位で終え、びっくりさせられましたからね。

 

今回は監督も他の区間に自信を持っている様子で…箱根予選最下位通過と2度目の箱根出場ということを考えても、いきなりのシード獲得は厳しいかと思いますが、持ちタイムが良い選手も増え、着実に選手層も厚くなってきています。前回出場した時以上の驚きを与えるような走り、期待したいです!!

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