2017年 駅伝シーズンに向けて ~明治大学~
駅伝シーズンに向けての各大学ごとの戦力分析、今日は明治大学を取り上げます~ 過去5年間の3大駅伝・予選会の結果、選手一覧はこのようになっています。箱根での7年連続シード獲得の後、2年連続のシード落ち、それも前回は18位に沈み、苦しい時を過ごしています。
箱根は先述のとおり、18位と大惨敗、今年度の全日本予選は苦しんだ2年生を3年生がカバー、何とか7位で通過を果たしました。続いては、箱根でのリベンジを果たすため、箱根予選会突破を目指すこととなります。箱根予選にエントリーされる14人候補、怪我などを考慮しなければ、現時点では大体以下のような感じでしょうか?
4年・・・末次、磯口、皆浦
3年・・・坂口、田中、東島、竹山、角出
2年・・・阿部、三輪、中島、岸
1年・・・酒井、前田
箱根経験者は7人(青色)おり、いずれもエントリーされることでしょう。何度も書いているとおり、エース坂口の復活がとにかく大きく、日本人トップ候補の1人ですね。全日本予選は誰一人走らなかった4年生、末次と磯口には是非とも駅伝シーズンで存在感を示して欲しいところ。箱根経験者には最低でも二桁順位、少しでも多く貯金を稼ぐことが期待されます。
箱根予選経験者は3人おり(橙色)こちらも全員エントリーされそうかなあ。皆浦は前回75位で走っていますし、竹山は夏合宿でも評価が高かったようで、前回チーム最下位からの躍進に期待。中島は全日本予選でも最終組を任されるほどですし、主力の1人としてチーム上位で走って欲しいところ。ここまで挙げた選手で10人、いずれもハーフの持ちタイムが良かったり、勝負レースで結果を残している選手ばかりというのは心強いところ。
残る4人ですが…まずは今年度の全日本予選に出場した選手が2人(赤色)おり、こちらもエントリーされそう。ともにハーフベストが65分台というのが気にはなりますが…角出は全日本予選1組5位の走りは素晴らしかったですし、岸も1組20位ではまとめていますからね。こういった選手がしっかりと走ってくれると、前回同様に上位通過も狙えますね。
ここまでで12人、残る二人はともに1年生と予想しました。1万mで29分30秒をマークした酒井、都大路4区区間賞の前田の二人としましたが、他にも期待の1年生が何人もいますからね。高校ベストが14分10秒台が5人いるというのはやはり魅力的、何人メンバーに入ってくるのか楽しみです。故障中だった前田も夏合宿前には既に記録会にでていましたし、問題無さそうかなあと。
各選手のこれまでの実績を考えれば、前回同様に上位通過が期待できるだけの選手が揃っていますよね。ただ、同じく上位通過も期待された全日本予選が7位と下位通過だったのが気になります。2年生があそこまで揃って奮わないとは。。。本来であれば、チームの中心になって欲しい学年ですからね。箱根予選にはしっかりと合わせてきてくれれば!!
さすがに予選落ちすることは無いでしょうが、全日本、そして箱根に繋げるためにもまずはきっちりと上位通過、出来ればトップ通過を果たしたいところですよねー。そして、2年連続で屈辱を味わった箱根で、シード返り咲きを果たして欲しいところです!!