インターハイ2017 1500m決勝 ~0.01秒差で半澤が制し、学法石川勢3連覇~
インターハイ1500mの決勝が本日行われました。予選から好タイム連発で決勝も好タイムが期待されましたが…凄かったですね。詳細は1500m決勝結果を御覧ください。
見事に優勝を果たしたのが学法石川の半澤、予選トップ通過に続いての制覇、タイムも3分44秒57というのが凄いですよね―。今回は3分40秒台が7人、今年の日本選手権の参加標準である3分47秒も5人、日本人選手4人が突破していることになります。今日は30度を超えず、そこまで暑くなかったのも良かったですかねー。
学法石川勢、2年前は今は中央の田母神が、1年前は住友電工に進んだ遠藤が制覇していましたので、半澤が続き学法石川が3連覇ということになります。ただ、中長距離で高校トップクラスランナーだった田母神や高校No.1ランナーだった遠藤の優勝はある意味妥当でしたが、半澤が優勝したのはさすがに意外でした。5千にもエントリーされていますし、こちらも楽しみですね。
写真を見る限りは田母神や遠藤と同じゴールのポーズをしていたようですが…2位と0.01秒差ですから、危なかったですよね(笑)同じ学法石川の久納も3分45秒69という好タイムで4位入賞を果たしています。前回の都大路はまさかの42位、さらに主力卒業で戦力ダウンも懸念されましたが、今年の学法石川は面白そうです。
後一歩届かなかったのは大分東明のモゲニ、ずっとラップはモゲニがとっていて先頭を引っ張っていましたが、あと一歩届きませんでした。こちらも5000mでは優勝候補の1人、リベンジに期待ですね。3位には兵庫の高橋佑が入り、ここまでが表彰台、3位でも3分45秒10の好タイムです。ちょっと脚に痛みがあって万全ではないというは何しでしたが、それでもこのタイム、順位で走ってしまうのが凄まじいですね。
そして5位に入ってきたのが瓊浦のルーキー林田、予選の走りにもびっくりしましたが、決勝はそれ以上の驚きでした。まさかここで3分46秒17をマークし、5位入賞を果たすとは…末恐ろしい選手ですね。5000mにもエントリーされていますが、こちらも大幅に自己ベスト更新となるのか?スーパールーキーから目が離せません。
6位には長野日大の高橋勇、3分47秒18で入っています。このタイムで6位というのがこれまた恐ろしい…長野と言えば佐久長聖が圧倒的な強さを誇っていますが、長野日大もチョコチョコ良い選手が出てきますよね。7位に成田の笹谷が3分48秒、8位に東北の小野で3分50秒、ここまでが入賞という近年稀にみる好タイムなレースとなりました。
2年生以下の日本人で入賞したのは、結局林田だけでしたねー。他の2年生は12位だった舟入の伊豫田が最高順位、13位に水城の山谷、14位に愛知の中倉という結果でした。来年に期待ですね~
いよいよ明日は5000mの予選、そして明後日に決勝ですね。1500m同様にハイレベルなレースを期待したいです!!