2017年 全日本予選戦力分析 明治大学 ~10年連続出場へ立て直しを図る~

本日は明治大学の全日本予選における考察を行っていきます。選手一覧は私のHPを参照してください。前回の全日本では、1区17位と出遅れると、そこから浮上のきっかけを掴めずに総合11位、2011年以来のシード落ちとなってしまいました。久しぶりの全日本予選ですが、前回の箱根予選同様にまずはきっちりと予選塚を果たしたいところです。エントリーは以下の通りです。

 

1組 岸哲也 村上純大
2組 酒井耀史 東島清純
3組 阿部弘輝 三輪軌道
4組 坂口裕之 中島大就
補欠 田中龍太 角出龍哉

 

 

エントリー上位8人の平均持ちタイム(1万m)は私が把握している予選会出場校18校中8位となっており、ギリギリ通過圏内といった状況ですね。チーム2番手で28分台のベストを持つ末次、6番手で29分25秒を持つ磯口といった4年生が外れてしまったのが痛いですね。ともに前回の全日本、箱根に出場している中心選手であり、その影響が結果に響かなければ良いのですが…

 

1組は30分1秒を持つ岸に30分16秒の村上という組み合わせ。岸は3大駅伝・予選会通じて初のエントリーですね。そこまで目立つタイムを出していたわけでも無いので、ちょっと意外でした。一方の村上は高校時代の実績もある期待のルーキーの1人。大学でもまずまずの結果を残しています。ただ、ともに30分台のベストというのは気になるところで、4組の中では最も不安かも…

 

となると、どちらか当日変更の可能性はありますかね。田中は1万mで29分8秒のベストを持ち、さらに5千も先日13分台をマークしていますからね。1組に入るのはもったいないくらいですが、2組以降は順当なエントリーなんですよね。角出は1万mで30分23秒というベストやこれまでの実績を考えると、補欠のままということになりそうかなあ。。。

 

 

2組は29分30秒を持つ酒井に29分33秒の東島という組み合わせ。酒井はルーキーながらいきなり29分30秒をマークしてトップ10入り、高校時代もクロカンなど勝負レースで安定した強さを見せていますし、ここでもしっかりと結果を残してくれるのでは?東島は3000m障害で結果を残している選手ですが、年々タイムも伸ばし戦力となってきた選手です。2組に29分30秒台を揃って起用出来るのは大きいですし、ここはともに組上位といきたいところですね。

 

 

3組は29分3秒の阿部に29分11秒の三輪という2年生コンビ。阿部はエース格の1人で関東インカレでも上々の走りを見せていますし、心配はいらないでしょう。最終組出ないのであれば、しっかりと貯金を作って欲しいところ。三輪も持ちタイムは良いですし、箱根も3区13位で走っている選手ですが、関東インカレハーフで途中棄権をしているのがちょっと気になるかなあ。万全であれば十分組上位での走りも期待出来るんですけどねえ。

 

4組は完全復活を遂げたエースの坂口に1万mで29分36秒を持つ中島という二人。坂口は関東インカレで4位に入り、待望のエースが帰ってきてくれました。最終組でも日本人トップが期待される選手の1人ですね。最も計算出来る選手です。中島は持ちタイムこそ9番手ですが、全日本5区3位などいざ勝負レースに出場すれば好走してきた選手です。最終組であっても十分に戦える選手ですし、崩れることのない安心感がありますね。

 

やはり絶対的エース坂口の復活が大きく、4年生が1人もいないという布陣ながら大きな穴は無さそうです。3,4組は実績のある選手が揃っていますし、1年生も2人入ってきましたが、ともに大学に入ってから結果を残している選手ですからね。どん底からの復活を期す今年度、全日本予選で落ちるわけにもいかないですし、通過は最低限、上位通過を果たしたいところです。

 

障害があり、受付停止していた全日本予選の順位予想ですが、ようやく原因が解明し、受付再開しました!!本業でも本番障害は恐怖ですが…自分1人で構築しているまったり駅伝での障害も、別の意味で焦りますね…後1週間しか無くて申し訳ないですが、一人でも多くの方に投票していただけると嬉しいです!!

箱根の順位予想区間配置予想の投票を受けてけています。投票をお待ちしております~

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