関東インカレ2017 2部3000m ~神奈川の荻野が順当に2連覇~
関東インカレの振り返り、最後は2部1万mについてです。公式結果はこのようになっております。予選は2組で5×2+2人がタイムで通過となります。入賞者は以下の通りです。
順位 | 氏名 | 大学 | タイム |
1 | 荻野 太成(2) | 神奈川大 | 08:51.16 |
2 | 田村 丈哉(2) | 帝京大 | 09:02.60 |
3 | 高橋 翔也(1) | 中央学大 | 09:02.87 |
4 | 上土井 雅大(2) | 亜大 | 09:05.21 |
5 | 鈴木 正樹(2) | 東国大 | 09:06.89 |
6 | 米井 翔也(3) | 亜大 | 09:07.37 |
7 | 藤崎 真伍(3) | 流経大 | 09:09.20 |
8 | 古川 舜(3) | 亜大 | 09:10.70 |
予選1組
2組がスローペースとなったこともあり、タイム通過はいずれも1組からで7人が予選通過を果たしています。トップ通過は神奈川の荻野が順当に唯一の8分台で通過、駒澤の海老澤が2位で続きました。今年度は転倒もあって3000m障害で苦戦していたので決勝も厳しいかと思っていたので、2位通過はちょっとびっくりでした。
3位に亜細亜の上土井、4位に流経大の藤崎、5位に東国大の鈴木正と2~5位が9分ジャストということで接戦でしたね。実力者が順当に順位で通過を果たしました。中央学院の杉谷、東国大の鈴木天が9分3秒、7秒でタイムによる予選通過を果たしています。
予選2組
トップが9分6秒と勝負に徹したレースになった2組、そんな中中央学院期待のルーキー高橋が見事にトップ通過を果たしました。2位に亜細亜の古川、3位に茨城の小野が来たのはびっくりしましたねー。4位に帝京の田村丈、5位に亜細亜の米井ということで亜細亜勢が3人そろって決勝進出を果たすことに。
決勝
前評判の高かった荻野が2位に11秒差をつける大差で優勝を果たしました。やはり、2部では敵はいないですよね。もはや、日本選手権でどこまで戦えるのかという選手ですし。まだ3大駅伝には出場出来ていないため、そろそろ駅伝でも見たいですねー。2位には田村丈、3位には高橋が入り、ちょっとびっくりしましたね。ともに入賞はともかく、表彰台は厳しいと思っていたので…特に高橋はルーキーながら表彰台、今回はルーキーが苦戦した大会でしたが、3000m障害もどこまで戦えるか楽しみ。
亜細亜勢は4位に上土井、6位に米井、8位に古川と見事にトリプル入賞を果たしましたね―。過去には箱根優勝を果たしながら、もう何年も箱根から遠ざかっていますが、新しい寮も出来て環境は魅力的なようなので、近いうちの箱根予選突破も期待したいところです。
5位には東国大の鈴木正が入ることに。東国大はこれでもかと鈴木姓が多いですが…鈴木正も1万mでトップ10に入るなど存在感を出し始めていますし、鈴木聖や鈴木博といった箱根予選経験者に負けずに3大駅伝・予選会にも出場していってほしいところ。7位には流経大の藤崎が入りました。1部でも活躍していましたから、2部ならばもう少し上位入賞を果たしたかったところかなあ。それでも、きっちりと入賞してくるところはさすがですけどねー。