関東インカレ2017 2部5000m ~留学生が表彰台独占&日本人トップは神大の鈴木祐!!~

続いては、関東インカレ2部5000mについて振り返ります。公式結果はこのようになっております。力のある留学生が4人もいる中、日本人選手が表彰台に上るのは容易ではありませんね。1万mに続いて、表彰台は留学生選手が独占する結果となりました。入賞者は以下のとおりです。

 

順位 氏名 大学 タイム
1 M・ムイル(2) 創価大 13:43.20
2 T・ワンブア(2) 武蔵野学大 13:52.32
3 M・タイタス(2) 東国大 13:59.27
4 W・デレセ(3) 拓大 14:02.21
5 鈴木 祐希(4) 神奈川大 14:09.24
6 鈴木 塁人(2) 青学大 14:09.45
7 小山 直城(3) 東農大 14:10.57
8 工藤 有生(4) 駒大 14:12.26

 

出場した留学生4人が1~4位を占める結果となりました。優勝したのは前回、あと一歩で優勝を逃した創価のムイル、2位に9秒差をつける圧勝でした。2位に武蔵野学大のワンブアが1万mの3位に続いてダブル表彰台となりました。3位に東国大のタイタス、4位に拓殖のデレセと箱根予選校の留学生エースたちが順当に上位を占めました。タイムも13分43秒~14分2秒と厳しいコンディションの中、ハイレベルな争いでした。

 

そして、日本人トップがどんどん入れ替わる中、ラスト勝負を制したのはなんと神奈川の鈴木祐、13分台ランナーがズラッと揃う中、自己ベストが自己ベストが14分11秒の選手がここで14分9秒のベストを叩き出しました。1万mで神奈川の鈴木健が日本人トップは順当だと思いましたが、5千で神奈川の鈴木祐がトップになるとは正直予想していませんでした。本当に今年度の神奈川大、駅伝シーズンが楽しみでしょうがありません。

 

6位に入ったのは青学の鈴木、前回はルーキーながら3位と驚異的な走りを見せましたが、2年時もきっちりと6位入賞を果たしました。故障で箱根は出場出来ませんでしたが、今年度は3大駅伝全てで活躍が期待されます。7位には東農大の小山が入りました。1年時の5000m5位に続いて2度目の入賞、東農大の他の選手がなかなか入賞争いにも絡めない中、やはりこのエースは強いです。他の選手も小山に続いて伸びてきてくれると良いのですが…

 

8位入賞を果たしたのは駒澤の小山、0.11秒差で入賞を勝ち取りました。より得意だと思っていた1万mで入賞出来ず、5千で入賞したのはさすがですが、エースが2種目出場して1ptというのはやはり寂しい…その分、駅伝シーズンでエースとしての走りを見せてくれれば。

 

後一歩入賞に届かなかったのは國學院の浦野、1万mで8位、そして5000mで9位という結果は素晴らしいですね。持ちタイム先行かと思っていましたがとんでもない。。。駅伝シーズンには、國學院待望のエースは浦野と呼ばれているかも。勝負レースで続けて結果を残す強さがありますからね。

 

10位、11位、14位には中央学院の廣、高砂、新井が入り、いずれも入賞には届きませんでしたが誰も崩れない走りを見せたのはさすがですね。ハーフのトリプル入賞と合わせ、やはり力のある選手が揃っています。1年生は今回5人出場していますが、最も良かったのが青学の神林で19位、14分29秒ということで大学長距離の洗礼を浴びることに…今回の長距離、全体的に1年生は奮わなかった感じですかねえ。。。

 

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